ファッション / Fashion
SPACE
プラダが宇宙服を共同開発し、人類は月へ“帰還”する
NASAが主導する有人月探査計画「アルテミス」。2026年9月以降に予定されている「アルテミスⅢ」のミッションにおいて、月面や軌道上の船外活動で着用する宇宙服のデザインが公開された。米Axiom Spaceとプラダが共同で開発した「AxEMU」がそれ。当然、革新と洗練が宿り、着心地も快適(らしい)。
By Satoshi Taguchi
FASHION
「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」のひとつの衣装について、いま語ること
宇多田ヒカルの6年振りとなるツアー「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」が閉幕した。国内外で9カ所18公演、集ったファンは25万8,000人。デビューから25周年目を記念するビッグなステージで、彼女がまとったひとつの衣装について、わたしたちはもう少し知るべきなのだと思う。そう、あの虹のような色をした曲線のドレスについてだ。SpiberとA-POC ABLE ISSEY MIYAKE。当事者たちが、いま語ること。
By Satoshi Taguchi
Science
センサーとしても機能する“スマート”な布素材、カナダの研究チームが開発
センサーの役割を果たすことで健康状態のモニタリングや動作のトラッキングなどを可能にする布素材を、カナダの大学の研究チームが開発した。こうしたスマートファブリックと呼ばれる新素材は、ウェアラブル技術の革新に貢献する可能性がある。
By Ritsuko Kawai
FASHION
空間コンピューティング × ファッションの扉を開いたのも、やはりBALENCIAGAだった
この夏、バレンシアガは突如アプリのリリースをアナウンスした。「Balenciaga | Apple Vision Pro」だ。プレスリリースによれば、まったくユニークなランウェイショーの体験をもたらすことになるという。当然だ。誰もやったことがないのだから。
By Satoshi Taguchi
Culture
デジタルファッションの専門企業が提案する、新しいクラフトマンシップのかたち
シンガポールを拠点とするデジタルファッションの専門企業、ALTAVA。メタバースやNFTのプロジェクトでプラダやフェンディ、GENTLE MONSTERなど幅広いブランドの信頼を勝ち取ってきた次に見つめる分野は、AIと空間コンピューティングだ。
By Takuya Wada
SZ MEMBERSHIP
編集長からSZメンバーへ:「模倣の脱未来化」SZ Newsletter VOL.245
『WIRED』初のファッションイベント「WIRED Fashion with VOGUE」でインスピレーションを得たのは、「他人の欲望を欲望する」というルネ・ジラールの模倣理論とスタートアップの名著とのつながりだった。編集長からの週刊ニュースレター。
By Michiaki Matsushima
REPORT
ファッションの“複数形の未来”を探れ|「WIRED Fashion with VOGUE」レポート
渋谷PARCOで6月に開催されたイベント「WIRED Fashion with VOGUE」は、「Futures × Fashion」をテーマにした4つのトークセッションに加え、ミートアップ、さらにSNSコンテンツをミックスして行なわれた。立ち見が出るほど盛況となった会場からのレポートをお届けする。
By Takuya Wada
Culture
ミシンと新型クリスタルLEDディスプレイ──ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションが見据える未来のスキル
誰もが独学でファッションを学べる時代、大学の存在理由は何か? ロンドン芸術大学(UAL)傘下のロンドン・カレッジ・オブ・ファッションの答えは、めまぐるしく変わる最新技術と学生やファッション業界の間のギャップを埋めるという使命だった。
By Asuka Kawanabe
FUTURES X FASHION
WIRED FASHION with VOGUE:複数形の未来とファッションを語り、想像を拡張するイベントを6月22日(土)、渋谷PARCOにて開催!
複数形の未来=「Futures」におけるファッションとは何か? 雑誌『WIRED』日本版VOL.52「FASHION FUTURE AH!」の刊行を記念した、1日だけの公開収録イベントを渋谷PARCOにて開催することが決定した。抽選で計130名をトークセッション特別観覧席とミートアップにご招待する。
By WIRED STAFF
Business
“AIファッションモデル”で人間に服を売る──クリエイターに訊く舞台裏
生成AIがつくったモデルたちが服を着て、ECサイトでポーズをとる。それを見た実在の人間が服を購入する。この自然な“AIファッションモデル”たちはいかにして生成されるのか ── オランダの企業Lalaland.aiのクリエイティブディレクターに訊いた。
By Amanda Hoover
Business
モデルが衣服を“着用”している画像をAIで生成、グーグルの新しい広告ツールが目指していること
肌の色や体型が異なるモデルが衣服を“着用”している画像をAIが生成して検索結果に表示するツールを、グーグルが広告主向けに発表した。生成AIを広告に応用する取り組みの一環で、ショッピング分野においてアマゾンやTikTokに対抗する狙いがある。
By Louise Matsakis
Culture
華やかなセレブの“偽写真”が続々、「メットガラ」が生成AIの標的になったシンプルな理由
ファッションの祭典「メットガラ(MET GALA)」が開催された直後から、生成AIを用いたセレブたちの偽写真が次々にソーシャルメディアに投稿された。その理由は極めてシンプルだ。
By Chiara Crescenzi
Culture
わたしたちと衣服、社会のつながりに迫る5冊:WIRED BOOK GUIDE
ターニングポイントを迎えるファッションのいまを読み解き、その可能性について考察する『WIRED』最新号のファッション特集に合わせ、これからの産業のありかたや、衣服をめぐる見えにくい部分を明らかにする5冊を「読書室」主宰の三砂慶明がセレクト。
By Yoshiaki Misago
FASHION
なぜALL BLUESのジュエリーをわたしたちは身につけたいと思うのか:Fashion in Stockholm 3
気づけばこの都市からは、ユニークなファッションブランドが輩出され続けている。スウェーデンのストックホルム。決してファッション・キャピタルとはいえない街で、なぜそんなことができるのか。その理由を知るために、会いに行った。シンプルで力強く、倫理的な美しさを宿したオール ブルースのジュエリーとショップについて。
By Satoshi Taguchi
FASHION
服と仲間とファンをつなぐOUR LEGACYのグッドスピリットについて:Fashion in Stockholm 2
気づけばこの都市からは、ユニークなファッションブランドが輩出され続けている。スウェーデンのストックホルム。決してファッション・キャピタルとはいえない街で、なぜそんなことができるのか。その理由を知るために、会いに行った。ここ数年間で注目度がぐんぐん増しているアワー レガシーにも。
By Satoshi Taguchi
SZ MEMBERSHIP
編集長からSZメンバーへ:「ファッションの脱未来」SZ Newsletter VOL.231
わくわくするような創造性と、環境汚染産業として悪名高い産業構造が相まった「ファッション」において、その未来をいかに解体し、新たな未来を再生できるだろうか? 編集長からSZメンバーに向けた週末のニュースレター。
By Michiaki Matsushima
FASHION
生存のための装備を自らの手で縫うということ:ULハイキングの父祖 レイ・ジャーディン訪問記
1g単位で装備を極限まで軽量化し、大自然のロングトレイルを何カ月もかけて歩くウルトラライトハイキングの世界を切り拓いたレイ・ジャーディン。人間と衣服、そして自然との原初的な関係をめぐる思索のために、彼の住むニューメキシコの大地へと向かった。
By Michiaki Matsushima
FASHION
限定2名!ファッション特集号刊行記念:『WIRED』オリジナルグッズをプレゼント!
雑誌『WIRED』日本版の最新号「FASHION FUTURE AH! ファッションは未来をまとう」が好評発売中。その刊行を記念して、『WIRED』のオリジナルグッズ(3点セット!)をプレゼントするキャンペーンを実施する。ぜひご応募を!
By WIRED Staff
FASHION
材料エンジニアリング企業BIONICが体現する、海とリサイクル繊維をもっと透明にするビジネス
廃棄プラスチックをポリエステルにリサイクルすることは、もはや目新しくない。BIONICはその回収から担い、コミュニティの雇用創出にも貢献している。同社を誠実なビジネスに成長させたものは何か、共同創業者のティム・クームスが教えてくれた。
By Erina Anscomb
FASHION
More Transparency for the Ocean and Recycled Fibers : BIONIC
Recycling waste plastics into polyester is no longer a new idea. Material engineering company BIONIC is a company that has been doing just that, but with the crucial differences that it is also responsible for collecting the waste material and it contributes to creating jobs in the community. Tim Coombs, a co-founder of BIONIC, tells us what makes the company a business with integrity.
By Erina Anscomb