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意識 / Consciousness

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編集長からSZメンバーへ:「意識の再未来化」SZ Newsletter VOL.243

「無知の知」を唱えたのは古代ギリシアのソクラテスだけれど、いまや哲学者ばかりか脳科学者やAI研究者までもが「意識のありか」を探求してる。今週、東京で開催された国際意識学会ASSC27からこの大問題の現在地を考えるSZ会員向けニュースレター。
SPATIAL × COMPUTING

空間にクオリアは宿るか?──意識とAIと空間コンピューティングをめぐる対話:金井良太 × 豊田啓介

人工知能の急激な発展によって、いまや「AIに意識が宿るか」といった議論が盛んになされている。では、空間コンピューティングにおいて鍵となる「空間AI」がわたしたちの日常を満たすとき、あらゆる“場”にも意識は生まれるのだろうか?
Culture

ストロボと電子音楽による幻覚体験がセラピーになる?

長い時間ストロボ光を浴びていると、サイケデリックな幻覚を見ることができる。この現象が解明されれば、将来的に光を使ったメンタルセラピーが開発されるかもしれない。
Business

どれだけ知性を獲得しても、AIは意識をもたない──特集「THE WORLD IN 2023」 

「AIが意識をもった!」と言える日は2023年も来ないだろう──たとえ、AIがどれだけ賢くなっても、知性と意識はまったくの別物なのだ。
Away from animals and machines

「コンピューターは意識をもちえない」意識研究の大家クリストフ・コッホは語る

『意識の探求』や『意識をめぐる冒険』などの著書で知られる意識研究の大家であるクリストフ・コッホ。彼は「コンピューターは意識をもちえない」と考える。なぜならば、重力の影響をシミュレートしても時空を曲げられる質量をつくれないのと同じように、AlexaやSiriが自然な返答ができたとしても、そこに意識が存在しないからだという。
Away from animals and machines

「20年後までに、人間の意識を機械にアップロードせよ」東大発スタートアップは「不死」の世界を目指す

2019年3月に設立された「MinD in a Device」は「20年後までに人間の意識を機械にアップロードする」というヴィジョンを掲げるスタートアップだ。その共同創業者である渡辺正峰(東京大学大学院准教授)は「機械に意識が宿る」と証明すべく、ラディカルな理論を打ち立てようとしている。
Away from animals and machines

急速なAI開発が「意識のようなもの」を生もうとしている

「賢いものをつくるにはどうすればいいのか?」AI研究を通じて、その問いを解き明かそうとすることが「意識」の解明につながる──。「意識をもつAI」を実現しようとするアラヤ代表の金井良太はこのように語る。国内外の研究者たちは、現代科学が解き明かせない難問である「意識」の謎を、いかにして解き明かそうとしているのだろうか?
Science

LSDなどの幻覚剤は、脳を「高次の意識状態」にする:英研究結果

LSDなどの幻覚剤を使うと、精神が開放されたり、感覚が研ぎ澄まされたりするといわれる。英大学の研究により、そうした体験が起きることが脳科学的に説明されたという。
Science

「夢はレム睡眠のときに見ている」はウソだった:研究結果

夢を見ているかどうかは、「レム睡眠」か「ノンレム睡眠」かを見ればわかる、という従来の定説を覆す研究が発表された。後部皮質領域の「ホットゾーン」の活動を観察することで、被験者が夢を見ているかどうか、さらには夢の内容までもが特定できるという。
Science

「植物状態の人間に意識があるか」を測定する装置

植物状態の患者や、外傷や脳卒中によって脳損傷を負った人などに、意識があるかどうかを10分間で測定できる装置が開発された。
Science

意識を「ラジオのダイヤル」のように切り替える実験の結果

ラットを使った実験で、高周波刺激が脳を覚醒させ、低周波刺激が半覚醒状態にすることがわかった。研究グループは、脳の感覚の「中継局」である視床を、「ラジオのダイヤルのようなもの」と説明している。
Science

植物状態の人にも意識がある:脳波解析で明らかに

植物状態等とされる人々であっても、健康な人に近い脳のネットワークを保持している場合があるという研究結果が発表された。「テニスをしているところを想像させる」試験や、脳波分析について紹介。