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未来のモビリティの「インターフェイス」を、量子的アプローチで考えてみた──SFプロトタイピング小説「君住む世界で」by池澤春菜

2020年より、企業や研究機関、行政などに対し「SFプロトタイピング」のプログラムを提供しているWIRED Sci-Fiプロトタイピング研究所では、このたび自動車部品メーカー「東海理化」との約9か月間にわたるプログラムを実施。その過程で生まれた2本のSF短編小説を、ここに公開! 第一弾は、池澤春菜による「ひとりの女性と、すべての時間が並列的に見えている
量子AIとの間に育まれた信頼」をとらえた物語。
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AIは読書を再びセクシーで悲劇的なものにできるか

リバインドという謎めいたスタートアップによってAI読書仲間に加えられることに同意した文化批評家ローラ・キプニスによるインサイダーレポート。有名作家も名を連ねる試みは、AIによって偉大なる古典と挫折した読者を橋渡しすることを目指している。

「ニンテンドーミュージアム」は過去の“娯楽の体験”をどう残し、いかにアップデートしたのか

任天堂が2024年10月2日に京都に開業する「ニンテンドーミュージアム」の概要を発表した。過去に発売した製品の展示のほか、「任天堂がこれまで生み出してきたさまざまな娯楽をいまの技術で生まれ変わらせたらどうなるか?」を体験できるインタラクティブコンテンツのコーナーやカフェ、ショップなどが併設される。
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「バーニングマン」の歩き方(あるいは過酷な気候をサバイブする方法)

深刻化する気候危機の影響を受けた昨年の大惨事によって、ネバダ州の砂漠で毎夏開催される「バーニングマン」への参加に尻込みする人もいるだろう。そこで、今年も8月25日から1週間にわたり開催されるこのフェスのベテラン参加者にアドバイスをもらった。

発売前から世界が注目、謎に満ちたゲーム「Deadlock」の正体

Valve Corporationから発売されるとの噂が広まっている新作ゲーム「Deadlock」。まだ公式情報は発表されていないが、すでに10,000人以上がプレイしており、その正体が徐々に明らかになってきた。

生成AIでアートとサイエンスをつなぐ、奇妙なハイブリッド生物たち

映像アーティスト、マルコス・ケイの作品を一言で表すのは難しい。彼はテクノロジーと芸術を融合することで、生物科学や素粒子物理学の複雑怪奇な世界に果敢に分け入っていく。
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ガザやウクライナの“残虐行為”を捜査、世界有数のオープンソース・インテリジェンス集団Bellingcat

エリオット・ヒギンズと、Bellingcatの28,000人に及ぶデジタル・フォレンジック探偵たちは、真実に対する奇跡のような嗅覚を、そしてその限界についての確かな感覚をもち続けている。ガザでもウクライナでも、そして残虐行為がオンラインで隠蔽されているどこででも──

最も美しいアンビルト建築7選

ザハ・ハディド、ダニエル・リベスキンド、トム・メインといったスター建築家たちが思い描いた、そして実現することのなかったクリエイティビティの結晶を振り返る。
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ザ・大統領戦2024:怒涛の7月を辛くも生き残りアメリカは大変貌を遂げた!

「奇跡の一枚」のインパクトもありトランプの勝利がほぼ決まったかに思われたものの、バイデンが撤退を決意したことで、構図は一気に逆転した。「白人男性」で、アメリカを男性本位の権威主義社会に戻そうと叫ぶトランプに対し、「黒人女性」のカマラ・ハリスが挑戦するという構図だ。攻守が入れ替わった怒濤の7月、民主党内では何が起きていたのか。デザインシンカー・池田純一が分析する。
BOOK REVIEW

池谷和浩『フルトラッキング・プリンセサイザ』レビュー:2次元的3次元と仮想的3次元が重なる日常

「第5回ことばと新人賞」受賞の表題作を含む池谷和浩の『フルトラッキング・プリンセサイザ』は、主人公の日常とVR世界、つまりふたつの虚構内“現実”を改行もせず自然に移行するその文体によって、読者を2次元とも3次元とも異なる世界へと連れて行く。