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Ritsuko Kawai

41年前にスティーブ・ジョブズが予見した未来:2024年8月に最も読まれた10本のストーリー

この8月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、パリ五輪で注目されたブレイキンのカナダ代表であるフィリップ・キムへのインタビューや、現実のものとなったスティーブ・ジョブズの未来予測など、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。

ハトの羽にヒント。気温の変化に合わせて断熱性を自動調整する服、香港の研究チームが開発

気温に合わせて構造を変化させるハトの羽の仕組みをヒントに、断熱効果を自動的に調整できる画期的な衣類を香港の研究者たちが開発した。より快適な耐熱防護服をはじめ、防寒着や断熱材の新たな仕組みとして活用される可能性を秘めている。

ユーモアは育児にも欠かせない。「笑い」がもたらす効果の重要性が研究で明らかに

ユーモアに富んだ親に育てられた子どもは、大人になってから親と良好な人間関係を維持する傾向にあることが、専門家による最新の研究で明らかになった。笑いには人間関係のストレスを緩和する効果があるからだ。

脳とコンピューターをつなぐ新たな技術で、ALS患者が自分の声を取り戻した

脳信号を高精度で音声に変換できる装置を米国の研究者たちが開発した。この技術によって、全身の筋肉が動かなくなる難病で発話できなくなった患者が再び自分の声を取り戻すなど、その成果が注目されている。

筋肉のように伸縮する柔らかいロボット部品が、“生物のように動く機械”の第一歩になる

伸縮によって力を伝達する筋肉の仕組みをヒントに、柔軟性をもちながらも硬化できるロボットの部品を米国の研究者たちが開発した。生物のように動くロボットの実現に向けた大きな一歩となる可能性を秘めている。

人間の眼球の仕組みを模倣したカメラ、米国の研究チームが開発

動く物体に対して人間の眼球が焦点を合わせ続ける仕組みをヒントに、従来の何百倍もの精度で撮影できるカメラを米国の研究者たちが開発した。ロボット工学をはじめ、カメラからの視覚情報に依存する多くの技術に革新をもたらす可能性を秘めている。

世界が混乱したWindowsの大規模障害:2024年7月に最も読まれた10本のストーリー

この7月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、世界規模のシステム障害に関する話題や、潜水艇「タイタン」の事故に関する独占取材に基づくレポートなど、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。

ドラゴンが炎を吐く仕組みを、生物学と化学の視点から妄想してみた

小説『氷と炎の歌』やドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」をはじめ、数多くのファンタジー作品に登場するドラゴンという架空の生物は、世界中の人々を魅了し続けてきた。そんなドラゴンはどうやって口から炎を吐き出すのか──。そんな疑問に真剣に向き合った科学者がいる。

アラスカの氷河が5倍速で融解している:研究結果

アラスカ南東部に広がるジュノー氷原が半世紀前と比べて5倍の速度で融解していることが、最新の研究で明らかになった。このままでは従来の予測よりも早い段階で後戻りできない臨界点に達する可能性がある。

ダンサーには社交的な人が多い:研究結果

日常的に人前で踊っているダンサーは、ダンスとは無縁の人よりも開放的で協調性があり、外向的な性格をもつ傾向にあることがわかった。さらに、神経質な人も少ないという。

新型コロナウイルスの新たな変異株「KP.3」について知っておくべきこと

新型コロナウイルスの新たな変異株「KP.3」の感染が急速に拡大している。オミクロン株の亜系統「JN.1」の子孫として誕生した「FLiRT」と呼ばれる変異株の一種で、これまで主流だった変異株よりも強い感染力をもち、ワクチンによる抗体を回避する能力も有している。

古代ローマの墓から発見された「謎の液体」は、世界最古のワインだった

2019年にスペインのカルモナで発見された古代ローマの霊廟から、謎の液体で満たされたガラスの骨壺が発見された。化学分析したところ、その正体が実は2000年前につくられた世界最古のワインであることが明らかになった。

「天井が高い部屋」では試験の成績が落ちる:研究結果

広々とした大教室や体育館で実施される試験になると、なぜか本来の実力を発揮できないと感じたことはないだろうか。最新の研究によると、その原因は天井の高さにあるという。

ウォーキングが腰痛の再発を防いでくれる:研究結果

腰痛の既往歴がある成人の7割は1年以内に再発を経験するとされている。最新の研究によると、定期的なウォーキングを続けるだけで、腰痛が再発するまでの期間を大幅に遅らせることができるという。

不健康な食生活が、うつ病や不安を引き起こす:研究結果

不健康な食生活が、うつ病や不安障害といった精神疾患を引き起こす可能性があることが、新たな研究で明らかになった。糖や飽和脂肪に偏った食事が脳の前頭前野における灰白質の体積を減少させ、神経伝達の不均衡を引き起こすというのだ。

Apple Intelligenceがもたらす新たなユーザー体験:2024年6月に最も読まれた10本のストーリー

この6月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、アップルの開発者向けカンファレンス「WWDC」で発表されたことや、バーチャル店舗で従業員を募集するイケアの試みに関する話題など、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。

『ジュラシック・パーク』にヒント。DNAやデータをガラス状ポリマーに長期保存する技術、米国の研究チームが開発

映画『ジュラシック・パーク』からヒントを得た研究者たちが、DNAを常温で長期保存できる琥珀のようなポリマーを開発した。データの保存に応用することも可能で、あらゆる情報を半永久的に保存できる未来のストレージとなる可能性を秘めている。

キリンの首が長い理由に新説、実はメスが「食欲旺盛」だからだった:研究結果

キリンの首が長く進化した理由についての従来の仮説に、進化遺伝学の研究者たちが異議を唱えている。新たな研究結果は、メスが妊娠期や授乳期を迎える際に生じる栄養への旺盛な需要が、著しい首の成長を促した可能性が高いことを示唆している。

AIを搭載した超小型衛星が、宇宙から山火事を見つけ出す

人工衛星にAIを搭載して画像解析とデータ圧縮を宇宙で実行させることで、従来より500倍も速く森林火災を検出できる技術をオーストラリアの科学者たちが開発した。山火事の早期発見だけでなく、他の自然災害の早期警戒システムとしても役立つことが期待されている。

アップルの新製品とOpenAIが目指す先:2024年5月に最も読まれた10本のストーリー

この5月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、アップルの新製品やOpenAIの最新AIモデル「GPT-4o」に関する話題など、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。