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Kyle Chayka

カイル・チャイカ
『The New Yorker』のコントリビューティング・ライター。『The New Republic』『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』などにも寄稿している。アイスランドの観光に関する記事が「The Best American Travel Writing 2020」に掲載。著書にミニマリズムの歴史をひも解いたノンフィクション『The Longing for Less』(2020年)。アルゴリズム技術が文化に与える影響を探る『Filterworld』を執筆している。

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次世代のデジタルカルチャーをつくりだす人間のキュレーターたち

アルゴリズムとAIで溢れ返るデジタル世界で、わたしたちは注目すべきコンテンツを“目利き”してくれる人間のガイドを必要としている。軽薄な“インフルエンサー”全盛の時代が退潮し、改めて注目される次世代のキュレーター像とは。
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デジタル社会を憂い、デジタル社会で愛される哲学者ビョンチョル・ハン

日本でも話題となった『疲労社会』や『情報支配社会』でデジタル時代の狂騒について書いてきたドイツのスター哲学者ビョンチョル・ハンは、最新作『The Crisis of Narration』で「ストーリーテリング」の衰退を指摘する。
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水に浮かぶ未来の水上都市を構想するオランダ人建築家コーエン・オルトゥイス

大雨や高潮など気候変動による激甚災害がますます拡がるなか、陸地を水から必死に守るよりも、水上に家を建てるほうが安全で、丈夫だとしたらどうだろう? 建築家オルトゥイスは、オランダは洪水の危機にさらされている土地を水に返すべきだと考えている。
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アップルによって「生成AIの日常化」がついに始まった

日本でシェアが7割に迫るといわれるiPhoneにApple Intelligenceが導入されれば、新たなテクノロジーの時代が確実に始まることになる。ひとたび個々の生活に入り込んだ技術を、スマートフォンと同様、わたしたちは決して手放さないだろう。
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ミームとアート:それがシェアされるとき、誰が得をして誰が損をするのか

オンラインのもつシェアラビリティ(共有可能性)を掘り下げ、クリエイションのあり方について新たな結論を提示する、アート分野の著者たちによる2冊の新刊『Disordered Attention』と『Black Meme』をひもとく。
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ホームページの逆襲

SNSがニュースの発信元としての信頼性を失いつつあるいま、デジタルジャーナリズムの有料購読者はオンライン世界に古くから存在するスタイルに注目し始めている。
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“ガラケー”ブームは本物だ

スクリーンの呪縛から逃れようと悪戦苦闘するスマートフォンユーザーたちの存在によって、米国で急成長している産業がある。インターネットはもはや楽しみですらなくなり、わたしたちはスマートフォンに疲れ果てているのだ。

「メタボリズム」を代表する建築、中銀カプセルタワービルの“生と死”

建築家の黒川紀章が設計した「中銀カプセルタワービル」の解体が進んでいる。戦後間もない世代の建築家たちが中心となって立ち上げた建築運動「メタボリズム」の一環として生み出されたこの建築物は、いかなるビジョンに基づいて設計されたのか。その思想をひも解く。