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David Gilbert head shot - WIRED.jp

David Gilbert

デイヴィッド・ギルバート|David Gilbert
『WIRED』記者。偽情報とオンライン上の過激主義というオンライントレンドが世界中の人々の生活にどのような影響をおよぼしうるか、2024年の米国大統領選挙に焦点を当てた取材を行う。『WIRED』に加わる前は『VICE News』に在籍。アイルランド在住。

トランプ前大統領、「スウィフティーズからの支持」を偽るAI画像を投稿

米前大統領のドナルド・トランプは先週末、テイラー・スウィフトのファンが彼を支持しているように見せかけるAI生成画像をソーシャルメディアに投稿した。これは、「ハリス陣営がAIで群衆を水増しした」という虚偽の主張に続くものだ。

TikTokに潜むネオナチの影

TikTokのアルゴリズムは、ネオナチ関連のコンテンツをユーザーに推奨していることが、『WIRED』が独自に入手した報告書により明らかになった。過激派組織はTikTokを使ってメンバーを勧誘しており、専門家は警鐘を鳴らしている。

トランプ銃撃事件をめぐる「陰謀論」が議員からも噴出、その根拠のない主張の中身

ドナルド・トランプ前大統領の銃撃事件に関連して「陰謀論」が拡散している。「バイデンが攻撃を命じた」「すべては演出だった」など、根拠のない主張はソーシャルメディアのみならず米国の連邦議員からも噴出している。

ゼレンスキー大統領の妻が「ブガッティを購入」という偽情報は、こうしてロシア発で一気に拡散された

ウクライナのゼレンスキー大統領の妻が米国からの支援金でブガッティの高級車を購入したという偽情報が、このほどロシア発で拡散された。無名のウェブサイトが偽の記事として発信した情報は、いかにして一気に世界中に広がったのだろうか。

背後にロシアの存在? 生成AIを用いたバイデン大統領の偽動画が大量拡散

2024年11月の米大統領選挙を前に、ジョー・バイデン大統領を揶揄したディープフェイク動画が大量に拡散している。背後にロシアの存在が見え隠れする一連の取り組みは、偽情報の拡散における人工知能(AI)の威力を改めて浮き彫りにしている。

過激派組織「イスラム国」が、CNNとアルジャジーラを模倣した偽ニュース動画を流している

過激派組織「イスラム国(IS)」が、大手ニュースメディアを模倣した偽ニュース動画を制作していることが明らかになった。標的にされたのは、CNNとアルジャジーラだ。

なぜ中国は偽情報キャンペーンが下手なのか

中国政府主導の大規模な偽情報キャンペーンが開始されてから7年が経過した。だが、生成AIの時代になってもまだ、その“成果”は上がっていないようだ。世界的な選挙イヤーである今年、そこへの介入や影響はどの程度となるだろうか。

再び“開いた”「ポータル」。ニューヨークとダブリン、両側に立ってみてわかったこと

ニューヨークとダブリンの街中に設置され、両都市をつなぐテクノロジー彫刻作品「ポータル」。訪れた人の「不適切な行動」により一時閉鎖されていたが、今週、再オープンした。集まった数百人とともに作品の両側に立った『WIRED』記者2人の体験レポート。

皆既日食にまつわる「陰謀論」が、米国で拡散し始めている

米国で現地時間の4月8日に皆既日食を控えるなか、特に極右の人々を中心に陰謀論が広がっている。日食を隠れみのにした「エリート」の集団が、国民に“新たな統制”を課している…といった荒唐無稽な主張だ。

キャサリン妃にまつわる陰謀論がインターネットを席巻した理由

キャサリン英皇太子妃の“加工された写真”の登場以来、インターネットではさまざまな憶測が広がり、普段は陰謀論に耳を貸さないような人たちも混乱の渦に飲み込まれてしまったようだ。これほど大ごとになってしまったのはなぜなのか──。

貨物船の衝突による橋の崩落事故で、ネット上に渦巻く「陰謀論」の正体

米東部のボルティモアで港湾にかかる橋に貨物船が衝突して橋が崩落した事故をめぐって、ネット上で「陰謀論」が渦巻いている。特定の人物や組織などを名指しにしており、「ブラックスワン・イベント」という言葉までトレンド入りしたほどだ。

AIで改変された「ヒトラーの演説」がXで波紋を広げている

アドルフ・ヒトラーによる1939年の国会演説の映像が人工知能(AI)で加工され、最近になってXで拡散して波紋を広げている。投稿者は、陰謀論の界隈で非常に大きな影響力をもつ人物だ。

トランプが圧勝した「スーパーチューズデー」の裏側で、早くもうごめく“陰謀論”の中身

米大統領選挙の候補者選びに向けた予備選挙が実施された「スーパーチューズデー」は、前大統領のドナルド・トランプの圧勝で終わった。ところがトランプを支持する“選挙否定派”たちは、不正投票に関する根拠のない陰謀論を早くも繰り広げている。

トランプが共和党候補指名争いの初戦で大勝も、支持者たちが広げる「陰謀論」の中身

米共和党の大統領候補指名争いの初戦となったアイオワ州党員集会で、元大統領のドナルド・トランプが圧倒的な得票率で勝利した。だが、熱狂的な支持者の一部が選挙における“不正”を訴え始めており、大統領選が「陰謀論」に満ちたものになる可能性も危惧される。

イスラエル・パレスチナ問題を解決する手がかりを求め、国連がAI企業の力を借りていた

国連開発計画の依頼を受けた米CulturePulse社は、イスラエル・パレスチナ地域の社会を再現するAIモデルを構築し、対立の根本的原因に迫ろうとしている。驚くべきことのように思えるが、紛争の解決のためにAI技術を活用することは最近始まったことではない。

イスラエル・ハマスの戦闘をネタに、Tiktok配信者が“投げ銭獲得”ライブを繰り広げている

イスラエルやパレスチナとは無関係にみえるTikTok配信者たちが、軍事衝突をネタに「TikTok LIVE」でライブ配信をし、投げ銭の「ギフト」機能で収益を得ている。TikTok運営側も、こうした収益の分け前を手にしている。

ガザ地区の病院爆発、ファクトチェック専門家を悩ませたソーシャルメディアの誤情報

パレスチナ自治区ガザ地区のアル・アハリ病院で爆発が起きたのは現地時間の10月17日のことだ。爆発を誰が引き起こしたのか、真相解明を目指すファクトチェックの専門家らは、ソーシャルメディアの情報を調べ始めた。しかし、そこには偏った見解や誤情報が溢れており、これまでになく難しい作業を強いられたという。

Xはイスラエル・ハマス衝突の「偽情報」を溢れさせている

イスラエルとハマスの戦闘について、最新情報を知ろうとX(旧Twitter)を開いた人たちは、数々のフェイク画像、いつ撮影されたか分からない動画、一見本物のように見えるゲーム画面のキャプチャなどを目にすることになった。こうした「偽情報」の氾濫は、かつてないほどのレベルに及んでいると専門家たちは指摘している。