RKBアナスク

RKBアナウンサー

気象キャスター

スナッピー

茅野 正昌

連日の猛暑、寝苦しい夜、そしてノロノロ台風。今年の8月は、いつになくエネルギーの放出量が多く夏バテ気味だったのか、1カ月がやたらと長く感じられた。

「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うが、それにしてもまだまだ暑い。

お彼岸の風景とプロ野球

本田 奈也花

「ジャポン！チャ・チャ・チャ」。約3週間現地取材したパリ・オリンピック。一番驚いたのは日本を応援してくれるフランス人の姿だった。

パリで観戦した五輪

井口 謙

17日。JR小倉駅の改札を出るとすぐ、黄色のユニホームに袖を通した集団をそこかしこに見つけることができた。集団は一様に、ミクニワールドスタジアム北九州へと向かっていた。

小倉が熱気に包まれた夜

冨士原 圭希

若者の挑戦に一肌脱いでくださる、かっこういい大人たち。入社5年目の「サラリーマン」が強くなるとしたら、その出会いが鍵になるだろう。

私が企画・脚本・演出などを担当したラジオ・配信による音声ドラマ｢空想労働シリーズサラリーマン」が、放送業界で名誉とされる第61回ギャラクシー賞、さらに第50回放送文化基金賞のラジオ部門で優秀賞を受賞した。

帰りたいサラリーマン

池尻 和佳子

日本の酷暑から逃れるべく、早めに夏季休暇を取得し、南半球ニュージーランドへ出かけた。

私が訪れたタウポという北島の街は、青く澄んだ湖、緑豊かな山々に囲まれ、少し車を走らせれば茶色い牧草地と、絵画のような景色が広がっていた。日中、空を見上げるとスカイダイビングを楽しんでいる人がいて、夜は、満天の星空があたり一面を包み込む。

初めましてニュージーランド

田畑 竜介

心の故郷といえば、どこを思い浮かべますか？私は、鹿児島にある母方の祖父母の家です。子どもの頃、夏休みになると母と2人で帰省し､約1カ月間過ごしました｡いとこも集まり､昼は川や海､公園で一緒に遊び､夜は大人数で食卓を囲む｡一人っ子の私にとって､兄弟がいる感覚を疑似体験でき､鹿児島で過ごした日々は宝物です｡

実家じまいは突然に

下田 文代

「これでやっとＲＫＢアナウンス部に入部できた！」。受賞の一報を聞いて、安堵したというのが最初の感情でした。2023年度アノンシスト賞の「テレビの読み・ナレーション部門」で優秀賞をいただきました。6月末に行われた表彰式では賞状を受け取る手が震えました。

アナウンサーになれたと思った日

植草 峻

私が今までで最も難しいと思った仕事はインタビューだ。入社2年目に入りインタビューの仕事が増えた。対象者はプロ野球選手や芸能人だけではなく、事件を目撃した人、イベント会場で楽しむ子供などさまざまだ。

インタビューの基本は会話

宮脇 憲一

3年ぶりに実況します――と言っても、実際のスポーツ中継ではなく、朗読会での話です。8月3日に福岡市中央区の大濠公園能楽堂で、ＲＫＢアナウンサー朗読会が予定されています。

3年ぶりに実況します

橋本 由紀

｢ギャー！｣｡本来リポートすべきところで､私の絶叫が響き渡った｡4月から始まった､ＲＫＢテレビ｢タダイマ！｣の新コーナー｢ハシモトゆきます！｣の取材でのひとコマである｡私が各種スポーツを取材し､体験するという内容だ｡

ハシモトゆきます！

武田 早絵

先日、小学6年生の娘の運動会があった。小学校最後の運動会。胸に迫るものがあった。ここ数年、運動会は開催方法が多様化している。熱中症対策、教員児童の負担軽減などの理由で、午前中で終わる学校もある。

運動会の今、昔

坂田 周大

「うまい人は、話すように歌い、歌うように話すものだよ」。かつて先輩アナウンサーにそう教わった。正直、分かるようで分からない。

歌うように話す

早朝のラジオ生番組を担当して今年で9年目を迎えた。放送の日は午前3時半に起床するため、朝食は抜くことが多い。

そんな私のもとに、「朝ごはん」をテーマにした番組担当の話が舞い込んできた。ＲＫＢラジオの早朝番組「おなかがグーはしあわせのグー」（平日午前6時45分～）だ。

朝食はパン？ それともご飯？

空気を震わせるような歓声が響く。

1カ月前、北九州市で開催されたサッカーU23の日本対ウクライナの国際親善試合。チケットは完売、1万人超えの観客の一人として私はいた。ミクニワールドスタジアム北九州を本拠地とするJリーグクラブチーム「ギラヴァンツ北九州」の試合の実況を担当することも多い私にとっては、この日もなじみのある景色が目の前にあった。

生まれた新たな夢

「急いで！写真撮りますから！」。先日、県内の高校を取材中、一緒に昼食をとっていた女子生徒から急かされ、言われるがままピースをした。フランス発の「BeReal.」（ビー・リアル=ありのままに）という写真共有アプリで高校生の間で流行しているらしい。

ビー・リアル

「日本のサラリーマンでやる気のある人は少ない」。最近、そんなデータを目にした｡調査した145カ国で最下位。「働き方改革」ではなく「働きがい改革」が急務だという。モーレツ社員によって支えられた高度経済成長期、「24時間働けますか」がはやったバブル期を経て、日本のサラリーマンは良くも悪くも「変身」を続けている。

輝け！サラリーマン兄弟

父が亡くなってから、この春で2年がたつ。ちょうど満開の桜が散り始めた時期だった。父の死後、心にぽっかりと穴が開いた。これが喪失感というものかと受け止めながらも、時間がたてば穴は埋まるものと何となく思っていた。しかし、2年たっても埋まらない。別にいつまでも感傷に浸っているわけではないのだが、大きな穴は今も開いたままの状態だ。

心の穴

小学校の卒業式に取材でうかがい卒業生にマイクを向けると、一番の思い出は「修学旅行」との声が多く上がりました。その理由は、友達といっぱいしゃべることができたから。先生の目を盗んで夜更かしをしたり、「恋バナ」に花を咲かせたり、いろいろな意味でドキドキする時間を友達と共有したことでしょう。

「ありがとう」そして「大好き」

先日たまたま入ったスーパーのBGMにジャズが流れていた。心地よく弾むピアノの音につられ、買う予定のなかった品物まで調子に乗ってついつい買い物かごに入れてしまった。

大人になって響くジャズ

野球ファンにとってこんなにも楽しみな季節はないだろう。そう、プロ野球の2024年シーズンが29日に開幕する。私も一人の野球ファンとして開幕が待ち遠しい。しかし今年からただの野球ファンとしてではなく、試合を伝える実況アナウンサーとしてのワクワク感がある。開幕日は武者震いするだろう。