【福島】高湯温泉の日帰り温泉おすすめ6選!2024年版


提供:高湯温泉観光協会
更新日:2024年4月22日

この記事を書いた人

たびこ

自分の時間が取れると、ついつい旅行に出掛けてしまいます。特に温泉地が好きで、温泉の泉質を選ぶ事から始まり、景色の良い宿や、地元のグルメ、観光スポット、お土産などをリサーチするのも楽しい時間です。さまざまな温泉街を旅した中で知り得た情報や歴史などを、これから旅を計画される方へお伝えできれば幸いです。

福島県福島市郊外の西部の吾妻山(あづまさん)連峰の中腹に位置する「高湯(たかゆ)温泉」は、慶長12年(1607年)に湯治を目的として開湯された、400年以上の歴史を持つ温泉です。かつては「奥州三高湯」と謳われた名湯で、泉質は、アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉で、高血圧症や動脈硬化、リウマチ、糖尿病、皮膚病などの効能があります。今回は、源泉掛け流しを堪能できる高湯温泉の、日帰り温泉おすすめ6選をご紹介します。

浴場はすべて露天風呂の高湯温泉共同浴場「あったか湯」

提供:高湯温泉観光協会

源泉から60mの近さにある、高湯温泉共同浴場「あったか湯」は、昔の湯治の湯屋をイメージした、静かな佇まいの建物です。

提供:高湯温泉観光協会

浴場は全て露天風呂で木の温もりを感じる露天風呂と岩を配した露天風呂の2種類の他、貸切露天風呂も利用できます(50分で1,000円)。

湯舟から溢れ出る白濁した源泉かけ流しの温泉を堪能できます。

露天風呂のみで洗い場がないため、石鹸やシャンプーは使用できません。

<施設詳細>
・施設名:あったか湯
・住所:福島県福島市町庭坂高湯25
・電話番号:024-591-1125
・営業時間:9:00~21:00(最終入館20:30)
・定休日:木曜日 ※祝日の場合は翌日休
・日帰り温泉の利用料:大人250円(中学生以上)、小人120円(1歳以上)

 

創業から150年余佇む萱ぶきの湯小屋「旅館 玉子湯」

提供:高湯温泉観光協会

敷地内に広々とした庭園を持つ「旅館 玉子湯(たまごゆ)」は、創業から150年余たった今でもそのままの形で佇む萱ぶきの湯小屋をはじめとする、7種の湯処のある温泉宿です。

自然を感じる野天岩風呂や川のせせらぎが聞こえる女性専用露天風呂、さらに大浴場、内湯、足湯と、それぞれに異なる趣の湯舟を湯めぐりできます。

美しい庭園には温泉神社もあり、ゆっくりと散策も楽しめます。

<施設詳細>
・施設名:旅館 玉子湯
・住所:福島県福島市町庭坂高湯7
・電話番号:024-591-1171
・営業時間:11:00~14:00(最終受付 13:30)
・定休日:水曜日
・日帰り温泉の利用料:大人1,000円、3歳~小学生600円、3歳未満無料

 

野趣あふれる回遊式大露天風呂が魅力「安達屋」

提供:高湯温泉観光協会

野趣あふれる回遊式大露天風呂が魅力の「安達屋」は、自家源泉を持つ温泉旅館です。

「まるで湯の川のようだ。」と、称される大露天風呂は、10:30から13:00までは混浴となっています。

ゆったりと浸かれる内湯が男女別にあり、内風呂の外に女性専用の露天風呂もあります。

追加料金で貸切露天風呂(1組、1,100円)も楽しめます。

<施設詳細>
・施設名:安達屋
・住所:福島県福島市町庭坂字高湯21
・電話番号:024-591-1155
・営業時間:10:30~13:00(最終受付)
・定休日:火・金曜日、その他不定休 ※混雑状況によって利用できない場合あり
・日帰り温泉の利用料:大人1,000円、小学生以下500円、貸切風呂(1組)日帰り利用料+1,100円

※2024年8月より約4ヶ月ほど、大露天風呂「大気の湯」は全面改修工事のため休止

 

吾妻連峰のダイナミックな眺め「花月ハイランドホテル」

提供:高湯温泉観光協会

客室から吾妻の大雲海が望める日もあるという「花月(かげつ)ハイランドホテル」は、高湯温泉で一番高台に位置する天空の温泉宿です。

自慢の空中露天風呂から望む吾妻連峰のダイナミックな眺めは圧巻。広々とした男女別の大浴場はガラス張りで、湯舟からも松林越しに尾根が見晴らせます。

追加料金で眺望の良い2種類の貸切風呂(50分1,650円)も利用できます。

<施設詳細>
・施設名:花月ハイランドホテル
・住所:福島県福島市町庭坂神の森1-20
・電話番号:024-591-1115
・営業時間:10:30~21:00(1~2時間の利用)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人900円、子供(小学生以下)450円、土・祝日・GW・お盆・年末年始 大人1,000円、子供(小学生以下)500円

 

湯溜りで気軽に手湯や足湯を愉しむ「あったか温泉公園」

提供:高湯温泉観光協会

共同浴場「あったか湯」から50mほど登ったところにある「あったか温泉公園」は、「湯溜り」と呼ばれる温泉の池がある公園です。

「湯溜り」には、 41度の白濁した天然温泉がかけ流し方式で毎分100L注ぎ込まれており、高湯の湯を手湯や足湯などで気軽に触れて愉しめます。

公園からは、あったか湯の源泉「滝の湯」を見下ろせ、温泉の湧き出す様子を眺められます。

<施設詳細>
・施設名:あったか温泉公園
・住所:福島県福島市町庭坂字湯花沢1-6
・電話番号:024-591-1125
・営業時間:9:00〜18:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:無料

 

日本ぬる湯番付で東の横綱の称号を与えられた「ぬる湯温泉 旅館二階堂」

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

ナオピー(@mitchy.love)がシェアした投稿

開湯300年の歴史を誇る「ぬる湯温泉 旅館二階堂」は、吾妻小富士の東麓標高920mに位置し、明治から昭和にかけて建築された木造の建物が印象的な一軒宿です。

内湯が男女1つずつあり、昭和49年(1974年)10月発行の機関誌「温泉」に掲載された「日本ぬる湯番付」で東の横綱の称号を与えられたという、湯温32度の含アルミニウム泉を楽しめます。

ぬる湯とは、微温浴ともいい体温とおなじくらい(不感温度)の温泉に長時間入浴する方法です。

豪雪地のため、営業期間は4月下旬から11月下旬までとなっているのでご注意ください。

<施設詳細>
・施設名:ぬる湯温泉 旅館二階堂
・住所:福島県福島市桜本温湯11
・電話番号:024-591-3173
・営業時間:9:00~17:00(最終受付16:00)
・定休日:要確認  ※11月~4月冬期休業
・日帰り温泉の利用料:入浴料500円、席料1時間500円

 

高湯温泉の効能あふれる白濁湯の日帰り温泉をゆっくりと愉しみませんか?

提供:高湯温泉観光協会

標高750mに位置し、春の芽吹きから、桜、新緑、紅葉、雪景色へと美しく彩りを変えていく高湯温泉は、古来より湯治に訪れる人々が絶えない温泉郷です。

現在も源泉からは効能あふれる白濁湯が変わらず湧き続けており、加水などの手を加えず自然のままに堪能できるのが大きな魅力です。

自然に包まれながら心と身体をゆったり癒す、温泉の旅はいかがですか。