【鳥取】三朝温泉の日帰り温泉おすすめ7選!2022年版


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更新日:2022年9月7日

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むう

銭湯のとなりに住むほどの温泉好きで、温泉はまさにライフスタイルの一部。休日は宿自慢の料理でお腹も満たせ、気軽に旅気分が味わえる温泉旅館の食事付き日帰りプランがお気に入りでよく利用しています。チョイスの決め手は露天風呂で、大自然や街並みを眺めながら心ゆくまで湯に浸かり、日々の疲れをリセットさせています。

鳥取県の中央に位置する「三朝(みささ)温泉」は、ノスタルジックな雰囲気が漂う温泉街です。約850年前に、白狼(はくろう)が難を逃れたお礼にと侍に源泉のありかを告げたのが始まりといわれています。泉質は含放射能・ナトリウム・塩化物泉(単純泉)で、効能は、慢性関節リウマチや五十肩、高血圧症などです。高濃度ラドンを含む世界屈指のラジウム泉としても有名な三朝温泉で、日帰り温泉が楽しめる温泉施設・宿7選をご紹介します。

ゆっくりくつろげるよう配慮された露天風呂「かがり火の宿 有楽」

民家の中に静かに佇む「かがり火の宿 有楽(ゆうらく)」は、名称にもある入り口のかがり灯が目印です。

一歩足を踏み入れると、ほんのり灯る光と畳の香りに包まれた優しい雰囲気のロビーが出迎えてくれます。

温泉は、開放感のある一面ガラス張りの内湯と、季節の移ろいを感じられる露天風呂があり、露天風呂ではよりゆっくりくつろげるようにと、大浴場より少し湯温を低くする心配りがされています。

<施設詳細>
・施設名:かがり火の宿 有楽
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝642-1
・電話番号:0858-43-1121
・営業時間:15:00~21:00(最終受付20:30)
・定休日:不定休
・日帰り温泉の利用料:大人800円、子供(3歳~小学生)400円


かけ流しの3つの源泉を8つの湯で浸かり比べ「清流荘」

提供:清流荘

三徳川(みとくがわ)沿いに建つ「清流荘(せいりゅうそう)」は、清流のせせらぎに耳を傾けながら白狼伝説になぞらえた「白狼の湯」が楽しめる温泉です。

提供:清流荘

3つのかけ流しの源泉と8つの湯があり、源泉の違いを浸かり比べできるのが魅力。庭園の中でお湯に浸かっているような趣あふれる露天風呂は、冬は雪見温泉になる日もあり、季節の風情が堪能できます。

<施設詳細>
・施設名:清流荘
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝309
・電話番号:0858-43-0321
・営業時間:11:00~21:00(最終受付20:00)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:800円、小人(3歳以上小学生まで)400円


観光案内所の隣にあるシンプルな公衆浴場「たまわりの湯」

提供:三朝温泉観光協会

菩薩(ぼさつ)様からたまわった湯として名付けられた「たまわりの湯」は、観光案内所に隣接した温泉街の中心にある公衆浴場です。

 

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内湯のみのシンプルな造りで、温泉の熱を利用した熱気浴室に20分から30分入って体を温める「ラドン熱気浴」が人気です。新陳代謝を促すラドン熱気浴は、免疫力・治癒力の向上や、老化や生活習慣病の予防などの効能があります。体験希望の方は1ヶ月前の予約をおすすめします。

<施設詳細>
・施設名:たまわりの湯
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝910-7
・電話番号:0858-43-0017
・営業時間:10:30~21:45(最終受付21:15)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人550円、小人(小学生)330円


橋のたもとにある圧倒的な開放感の混浴露天風呂「河原風呂」

提供:三朝温泉観光協会

三徳川(みとくがわ)にかかる三朝橋のたもとにある「河原風呂(かわらぶろ)」は、圧倒的な開放感の三朝温泉を象徴する混浴露天風呂です。

浴槽は熱湯とぬる湯の二つに分かれており、好みの湯でくつろぐことができます。木の壁で外から見えないようになっているものの、橋を通る人や車などの姿が見え隠れするちょっとしたスリルがあります。

バスタオルや水着などを着用しての入浴はできないので注意しましょう。

<施設詳細>
・施設名:河原風呂
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝903‐1
・電話番号:
・営業時間:24時間
・定休日:なし ※奇数日の午前中は清掃のため入浴不可
・日帰り温泉の利用料:無料


飲泉もできる三朝温泉の起源の公衆浴場「株湯」

提供:三朝温泉観光協会

「株湯(かぶゆ)」は、三朝温泉の起源の湯とされ「元湯」の別名を持つ伝統のある公衆浴場です。木の根元から湯が沸いていたことから、「株湯」の名が付いたと言われています。

提供:三朝温泉観光協会

歴史的な趣のある内湯は、湯温が高めなので冷え性で悩む人におすすめです。飲泉場や足湯もあり、三朝温泉の湯をさまざまな方法で味わうことができます。

飲泉は無味無臭、無色透明で口当たりが良く、飲みやすいと評判です。

<施設詳細>
・施設名:株湯
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝634‐1
・電話番号:0858‐43‐3022
・営業時間:8:00~20:45(最終受付20:15) ※月曜日は10:00~21:45
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:300円


千坪の庭園の中の12の湯処で温泉三昧「三朝館」

 

 

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敷地内に3本の自家源泉を持ち、三朝随一の湯量を誇る天然温泉宿「三朝館」。千坪の庭園にある、風情あふれる「庭の湯」と源泉の滝を囲む「滝の湯」の2つのゾーンには、12の湯処があり温泉三昧が叶います。

毎日15:00から22:00の間には、檜(ひのき)造りの「こもれびの湯」に約200輪のバラが浮かび、香りに包まれながら優雅なひと時を過ごせます(女性限定)。

足湯に飲泉や、別途料金で貸切風呂も利用できます。

<施設詳細>
・施設名:三朝館
・住所:鳥取県東伯郡三朝町山田174
・電話番号:0858-43-0311
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:不定休
・日帰り温泉の利用料:大人1,000円、小人(3歳~小学生)500円


皇族や数多くの文人墨客に愛され続けてきた老舗「依山楼岩崎」

 

 

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大正9年(1920年)の創業以来、皇族や数多くの文人墨客(ぼっかく)に愛され続けてきた「依山楼岩崎(いざんろういわさき)」は、三朝温泉で最も歴史のある老舗旅館です。

庭園と温泉が調和する回遊式大庭園風呂が自慢で、庭園を中心にしつらえた、足湯・寝湯・蒸気風呂など野趣あふれるお風呂のある「左の湯」と、往年の湯治気分を味わえる昭和レトロな癒しのお風呂「右の湯」でたっぷり体を癒せます。

飲泉の他、別途料金で貸切風呂も利用でき、湯あがり処では飲み物の無料サービスも受けられます。

<施設詳細>
・施設名:依山楼岩崎
・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝365-1
・電話番号:0858-43-0111
・営業時間:(平⽇)14:00〜21:00(最終受付20:00)、(⼟・⽇・祝日)11:00〜15:00(最終受付14:00)
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:⼤⼈1,500円、 小人750円、2歳以下無料


効能豊かな三朝温泉の湯を堪能しに日帰り温泉の旅へ出かけませんか?

三朝温泉は、良質な温泉と郷愁を感じる街並みが魅力的な、日本遺産第1号に認定されている温泉地です。

三朝温泉のマスコット的存在である縁結びのカジカガエルや映画「恋谷橋」で有名な恋谷橋(こいたにばし)に三朝神社、ギャラリーや射的場など、古き良き日本の面影を残す三朝温泉の街歩きを楽しみながら、世界に誇る効能豊かな温泉に浸かってリラックスしてみてはいかがでしょうか。

三朝温泉ならではの楽しみ方を心ゆくまで堪能しましょう。