【愛媛】道後温泉の日帰り温泉おすすめ7選!2024年版


提供:道後プリンスホテル
更新日:2024年4月15日

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たけちゃん

普段はパソコンと向き合うデスクワーク、休日は疲労回復&リラックスのために温泉を訪れるのが定番の過ごし方。温泉情報には常にアンテナを張って、気になる温泉があるとちょっと遠くてもドライブがてら遠出します。山の中にある温泉や海の近くなど、自然の中にある温泉が好きです。温泉でリフレッシュした後は、近隣のおすすめグルメをチェックするのも恒例です。

愛媛県松山市にある「道後(どうご)温泉」は、日本書紀や源氏物語など様々な文献にも登場する、3000年の歴史を誇る日本最古の温泉地です。道後温泉の源泉は、20度から55度の温度で、源泉と源泉を混ぜ合わせて42度程度の適温にすることで、全国的にも珍しい無加温・無加水の「源泉かけ流し」を実現しています。アルカリ性単純泉の湯質は、肌に優しいなめらかなお湯で、刺激が少なく、湯治や美容に適していると言われます。今回は、そんな道後温泉の日帰り温泉おすすめ7選をご紹介します。


さまざまな趣が楽しめる「足湯めぐり」

提供:(一社)愛媛県観光物産協会

道後を訪れた人が気軽に温泉に触れられるようにと、道後温泉には街中の広場やホテルにさまざまな趣が楽しめる無料の足湯が設けられています。

中でも、道後温泉駅の目の前にある「放生園(ほうじょうえん)」の足湯(無料)は地元の方々から観光客まで集う、憩いの場として賑わっています。

足湯の湯釜は、明治24(1891)年から5年間、道後温泉の象徴とも呼ばれる「道後温泉本館」で実際に使用されていたもの。放生園の隣には夏目漱石の小説「坊っちゃん」をイメージしたからくり時計が設置されていて、足湯に浸かりながらお楽しみいただけます。

<スポット詳細>
・スポット名:放生園
・住所:愛媛県松山市道後湯之町6-7
・営業時間:6:00~23:00
・定休日:不定休

提供:道後温泉事務所

「道後温泉本館」の全景を眼下に眺める高台に位置している、遊歩道「空の散歩道」。

足湯でゆっくりと温まりながら、道後の美しい風景を眺めることができる絶好の無料スポットです。足湯の他に、休憩所(東屋)やベンチ、更衣ブースなども設けられています。

<スポット詳細>
・スポット名:空の散歩道
・住所:愛媛県松山市道後湯之町4-30
・営業時間:6:00~21:00
・定休日:なし ※12月に1日臨時休業あり


清々しい檜の香りを楽しみながらゆったりと「ふなや」

提供:ふなや

江戸時代から続く老舗旅館「ふなや」では、大浴場の檜湯と御影湯(みかげゆ)を日帰り入浴で利用できます。

檜湯の大小2つの湯船は、古代檜をふんだんに使用しており、湯気と共に立ちのぼる清々しい檜の香りを楽しみながらゆったりと浸かることができます。

御影湯には、石の貴婦人とも呼ばれる伊予(いよ)大島石を用いた美しい御影石の湯船が2つ。どちらの大浴場にも露天風呂とサウナが完備されており、ゆっくりと道後の湯を満喫できます。

提供:ふなや

広大な庭園の一角にある足湯は、宿泊客でなくても無料で利用することができます。

川の音と四季折々の景観に癒されながらゆったりと幸せなひとときを過ごしに、散策途中に立ち寄りませんか。

<施設詳細>
・施設名:ふなや
・住所:愛媛県松山市道後湯之町1-33
・電話番号:089-947-0278
・営業時間:11:30~22:00(札止め)、5:30~9:30
・定休日:不定休
・日帰り温泉の利用料:大人1,800円、足湯は無料(入湯料1,650円+入湯税150円)


道後温泉の象徴「道後温泉本館」

©TEZUKA PRODUCTIONS

「道後温泉本館」は、平成6年(1994年)に現役の公衆浴場で初めて国の重要文化財に指定された、建物そのものが歴史的価値ある建造物である日帰り温泉施設。文豪、夏目漱石が何度も訪れ、小説「坊っちゃん」にも登場している場所として今も昔も人気の高いスポットです。

提供:道後温泉本館

「霊の湯」と「神の湯」の2つの浴室があり、滑らかでやさしい肌あたりのお湯は、「美人の湯」としても親しまれています。

「道後温泉本館」は、平成21(2009)年に発行された、フランスで発売される日本の観光スポットを紹介する「ミシュラン・クリーンガイド・ジャポン」で、最高位三つ星を獲得しています。

<施設詳細>
・施設名:道後温泉本館
・住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
・電話番号:089-932-1126(道後温泉コンソーシアム)
・営業時間:6:00~23:00(札止22:30) 利用時間60分
・定休日:なし ※12月に1日臨時休館日 ※2021年7月15日以降は霊の湯のみの営業。工事期間中の休憩室利用はできません。2024年7月11日(木曜日)から全館営業を再開します。
・日帰り温泉の利用料:1階浴室入浴のみ:大人460円、小人(2〜12歳未満)160円。

 

愛媛の伝統工芸アートに刺激を受ける「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」

提供:道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

2017年9月に誕生した「道後温泉別館 飛鳥乃(あすかのゆ)湯泉」は、飛鳥時代をコンセプトとした建築様式を取り入れた建物。

加温も加水もしていない源泉かけ流しの「温泉の癒し」と、日本三大絣の一つ「伊予かすり」などをはじめとする愛媛の伝統工芸を使ったアートによる「感性の刺激」の両方を得られます。

提供:道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

1階には浴場、2階には大広間に加え、それぞれに個性的な愛媛の伝統工芸のアートが間近に見られる個室休憩室があります。また、古代の入浴が体験できる特別浴室もありますので、ぜひ試してみてください。

<施設詳細>
・施設名:道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
・住所:愛媛県松山市道後湯之町19-22
・電話番号:089-932-1126
・営業時間:6:00~23:00(札止22:30) ※個室は~22:00(札止21:00)、利用時間90分
・定休日:12月に1日休みあり
・日帰り温泉の利用料:1階浴室入浴のみ:大人610円、小人300円、2階大広間休憩(お茶・お茶菓子付き)大人1,280円、小人630円、2階個室(お茶・お茶菓子付き)大人1,690円、小人830円。特別浴室(お茶・お茶菓子付き)1組2,040円プラス大人1,690円、小人830円。

 

道後温泉特有の湯釜の由緒ある温泉「椿の湯」

道後温泉街の中心にある「椿の湯」は、「親しみの湯」の名でも知られる、地元の方に愛され続ける公衆浴場。蔵屋敷風の落ち着いた雰囲気が特徴です。

提供:椿の湯

花崗岩(かこうがん)が使われいる浴室は、天井が高く広々としています。道後温泉本館と同じ形の湯釜には松山出身の俳人・正岡子規の句が記されています。ゆったり休憩ができるロビーの広さも魅力の一つです。

<施設詳細>
・施設名:椿の湯
・住所:愛媛県松山市湯之町19-22
・電話番号:089-921-5141(道後温泉事務所)
・営業時間:6:30~23:00(札止22:30) 利用時間60分
・定休日:なし(12月に1日休館あり)
・日帰り温泉の利用料:大人450円、小人150円

 

松山市街や山々を一望できる最上階の展望風呂「花ゆづき」

 

 

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道後温泉本館の前に建つ、「花と湯と月を愛でる」がテーマのリゾートホテル風の湯宿「花ゆづき」。

最上階の展望露天風呂は、約100名を収容できる広さの大浴場。露天風呂からの眺めはまさに絶景。市街の大パノラマ・夕焼け・星空など、朝・夕・夜それぞれの景色が楽しめます。

内湯では、高濃度の炭酸ガスが血行を促進する炭酸泉の湯や、ジェットバスなど、多彩なマッサージ機能のあるお風呂でリラックスできます。

<施設詳細>
・施設名:花ゆづき
・住所:愛媛県松山市道後湯月町4-16
・電話番号:089-943-3333
・営業時間:15:00~21:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人1,500円、小人800円

 

道後有数の広い大浴場で22趣の湯めぐり「道後プリンスホテル」

提供:道後プリンスホテル

「道後プリンスホテル」は、22趣の湯めぐりが楽しめる大浴場のある、道後エリア最大の規模を誇る旅館です。

提供:道後プリンスホテル

大浴槽の他、ジェットバス、フィンランドに伝わるサウナ風呂、まるでシルクのような滑らかなお風呂、気泡の刺激と温熱効果で心地よい全身マッサージをしてくれるバイブラバスなど、特徴のあるお風呂が勢揃いしています。

水蒸気で40度から50度の室温にするスチームサウナは、体への負担が少ないので高齢者でも安心して利用できます。

<施設詳細>
・施設名:道後プリンスホテル
・住所:愛媛県松山市道後姫塚100
・電話番号:089-947-5111
・営業時間:15:00〜22:00
・定休日:なし
・日帰り温泉の利用料:大人1,650円、小人(2〜12歳)825円

 

道後温泉の日帰り温泉はバラエティ豊か。癒しの旅へ出かけませんか?

提供:ふなや

気軽に立ち寄れる無料の足湯や、絶景が楽しめる露天風呂など、道後温泉にはバラエティ豊かな日帰り温泉がたくさんあります。加温や加水をしていないため、源泉の効用を十分に感じることができる湯で、体も心もゆっくりほぐす癒しの旅をご堪能ください。