事例

双日
周年広告で伝える20周年の感謝
シリーズ広告掲載でターゲットに届ける

新聞
【掲載日】2024年3月28日、5月7日、8月22日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
周年広告で伝える20周年の感謝シリーズ広告掲載でターゲットに届ける

【お話をお伺いした方】
広報部 部長 富田 尚良様

――周年広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)を教えてください。

双日グループは、ニチメンと日商岩井が2004年4月に合併して誕生しました。今年20周年を迎えるにあたり経営陣を含むプロジェクトチームを結成し、まずどのような企画を行うかを検討しました。その過程で、より多くの人々に20周年の節目にふさわしいメッセージを届けるためには新聞広告が最適だという結論に至り、3月、5月、8月に全3回のシリーズ広告を実施しました。

3月の広告出稿の際には20周年の感謝をお伝えすることに加え、経営トップの交代を訴求。経営戦略上の重要なトピックを発信するにあたり、新聞広告の効果を最大化させるため、本社オフィスの最寄り駅に新聞広告のビジュアルをベースにした交通広告も掲示しました。

――周年広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えてください。

広告掲載に当たっては、新聞広告を通じてこれまでの20年間の感謝を主にステークホルダーの皆様にお伝えしたいという考えがまずありました。日経新聞がお客様をはじめとした当社の主要なステークホルダーが日々目にする媒体であることから、迷いなく広告掲載先として選定しました。これには社内で先輩社員から若手に「商社に入ったからには日経の一面に載るような仕事をせよ」といった教えがある文化も影響しているのかもしれません。

当社の思いをステークホルダーの方々に確実にお伝えするには、それぞれコンセプトやメッセージを明確にする必要があると考え、広告を3回にわたって掲載していく構成にしました。3月は経営トップ交代のタイミング、5月は役職員が参加した記念パーティー、8月は社員が家族をオフィスに招待するファミリーデーなど、それぞれの広告掲載のタイミングも当社のトピックやイベントに合わせています。また、8月掲載の広告には、あえて新入社員ではなく来春当社に入社予定の内々定者の方々と経営トップを撮影した写真を起用しました。

2024年3月28日(左)、5月7日(右)に日本経済新聞本紙朝刊に掲載した。

――広告に込めた思い、制作過程での印象的なエピソードをお聞かせください。

3回目の広告原稿で内々定者を広告に登場させた点はチャレンジングな要素でした。キャッチコピーに「挑むが、価値。」とあるように、常にチャレンジしていくという姿勢を大切にしています。双日が今後さらに成長していくためには、若い世代の活躍が重要であると考えており、当社に入社を決めたばかりの内々定者の方々にも「双日の意思」を受け継いでより良い事業を作っていってもらいたいというメッセージを込めています。

また、会長と社長の2人はあえて中心には配置しないということが社内の暗黙の了解として検討が進められました。これは、当社の「風通しの良さ」を象徴するものであり、経営トップが社員の皆さんと横並びで一緒に取り組んでいくとの姿勢を反映しています。

――広告掲載後の反響に関してお聞かせください。

広告掲載後には社内外から直接声をいただく機会がありました。例えば5月に行われた20周年記念の社内パーティーでは、取引先の代表の方からビデオメッセージで新聞広告について「双日らしい」という声をいただいています。広告に起用した内々定者には、そのご家族の方も含めて非常に喜んでいただきました。他にも当社OBから「良い広告だった」とお手紙をいただく事例もありました。広告を見ていただいただけでなく、そこから一歩踏み込んで具体的なコメントを寄せていただけたことをとても嬉しく感じました。

今回の一連の周年広告を掲載したことで、私たちがメッセージを伝えたい方にしっかりと思いが届いたと感じています。さらに社内でも、広告を模して撮った写真と合わせて組織内メッセージを発信する部署が現れるなど、社員のエンゲージメントも高まり広告の効果を実感しました。

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