事例

タイミー
新聞広告の掲載で信頼感を醸成
「モーメント」を生かした上場広告

新聞
【掲載日】2024年7月26日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
新聞広告の掲載で信頼感を醸成「モーメント」を生かした上場広告

【お話をお伺いした方】
BX部 部長、PR・ブランディング・ブランドエディター統括 木村 真依様
BX部 ブランディングチーム 北山 玲央菜様

――本広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)を教えてください。

今年7月に当社が東証グロース市場へ上場したのを機に、世の中に対して当社のメッセージを発信する全面広告を日経新聞に掲載しました。今回伝えたいメッセージとして、「創業以来、ワーカー(働き手)や事業者の皆さまと共に、働くという固定観念を変えてきた」という自負、そして「これからも働くという固定観念を変えていきたい」という思いがありました。これを広告に限らず、どのような方々に向けてブランドコミュニケーションをしていくのがよいかの戦略を描き経営陣含めて議論する中で、日経へ広告を掲載することについて比較的早い段階から検討を始めました。

――本広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えてください。

新聞広告では主に事業者様、お取引先様へメッセージを伝えることを目的にしていました。日経は経営層をはじめとしたビジネスパーソン、行政・自治体の方々を読者に持ち、事業決裁権のある方々へ訴求できること、投資家の読者も多く、これから当社の株主になり得る層にもリーチできることから、当社のメッセージを日経で発信したいと考えるようになりました。

また日経新聞が、公益性が高く信頼できるメディアであることから、上場というモーメントを活かして当社への信頼感をより高められるのではないかという期待もありました。上場できる規模の会社である、社会的に意義のある事業に取り組んでいる会社であるということは、安心して任せられる・信用のおける会社という企業イメージにつながります。当社のような比較的新しい会社にとって、そういった企業イメージを醸成していくことは経営の面においても重要なことだと考えています。

――今回の広告に込めた思い、制作でのエピソードを教えてください。

上場という機会は何度も訪れるものではありませんので、この機会を最大限に活用できるブランドコミュニケーションをしようという思いをもって広告制作に取り組みました。

まず広告の制作にあたっては、ワーカー様、事業者様の双方の「リアル」な声を反映したいと考えていました。広告で起用したコメントは今回の広告のために集めたものではなく、当社がサービス開始以来6年にわたって レビューやインタビューなどを通して集めたものから抜粋しています。実際に当社サービスを利用された方々の声を読んでいただくことで、当社が「『はたらく』ことの可能性を広げてきた」ことを読者の方に深く感じていただける内容に仕上げました。

新聞広告以外では渋谷駅に大型の交通広告を掲載したのですが、交通広告ではワーカー様をターゲットにした「ちがい探し」広告を掲載しこちらも話題にしていただきました。新聞広告も交通広告も伝えているメッセージの本質は同じですが、視点を変えることでご覧いただいた方々に当社のメッセージを自分事としてとらえていただけたのではないかと思います。

――広告掲載後の反響に関してお聞かせください。

お取引先様から従業員の家族の方まで多くの方から新聞広告についての反響をいただきました。新聞掲載当日に利用者様が新聞の写真とともに「上場おめでとう」とSNSに書き込んだり、従業員が新聞を購入したり、自身のSNSで「新聞に広告が掲載された」と能動的に拡散したりするような動きもありました。

広告の掲載後には、営業活動の際に「日経に広告を掲載した」という枕詞で事業者様に自社をご紹介させていただくケースも多いと聞いており、上場広告が当社とお取引先様をつなぐ役割を果たしていることを実感しています。

BX部みなさま、取材へのご対応ありがとうございました。

※取材にお答えいただいた方の所属・肩書などは取材当時のものです。

まずは
お問い合わせください

いくつかの情報をご入力いただければ
担当からご案内を差し上げます。