コンテンツにスキップ

金竜城杯世界囲碁団体選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

金竜城杯世界囲碁団体選手権(きんりゅうじょうはいせかいいごだんたいせんしゅけん、金龙城杯世界围棋团体锦标赛)は、囲碁世界団体戦。2013年に珠鋼杯世界囲碁団体選手権(珠钢杯世界围棋团体锦标赛)として広州市で第1回開催。2015年に金竜城杯として第2回開催。

  • 主催 中国囲棋協会、広州市体育総会(運営 広東棋文化促進会、広東東湖棋院、広州市囲棋協会)
  • 協賛 番禺珠江鋼管有限公司、(2回)広州珠鋼投資管理有限公司
  • 協力 広州市番禺区体育局、広州棋院、広州市、弈智投資顧問有限公司
  • 優勝賞金 200万元(アマチュア最高チームは10万元)

1チーム3人の団体戦で、中国、日本、韓国、中華台北から各1チームを招待、及び中国、日本、韓国の30歳以上の世界戦優勝者によるワイルドカード各1チーム、及び予選勝抜きチームが出場。

大会主題歌は「弈」(作曲・高翔、作詩・蘇虎、歌・蘇思蓉)。

2013年は12月19-26日に行われ、19か国・地域の22チームが参加した。

方式

[編集]
  • 予選トーナメントで15チーム中9チームが本戦出場。
  • 本戦はスイス式トーナメントで上位4チームが決勝トーナメントに出場。決勝戦は相談碁で行う。第2回以降は決勝トーナメントを相談碁で行う。
  • ルールは中国ルール。コミは7目半。
  • 持時間は、本戦は各1時間、使い切ると1分の秒読み5回。準決勝は各2時間45分、決勝戦は各4時間30分。

過去の優勝者と決勝戦

[編集]
  1. 2013年 韓国 - 中国
  2. 2015年 韓国 - 中国

第1期

[編集]

(*Wはワイルドカード)

本戦リーグ(12/21-23)

順位 国名・選手 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 勝数 勝星数
1 韓国 9○ 6○ 3○ 2○ 7○ 5 13
姜東潤
崔哲瀚
朴廷桓




×

×



2 中国 10○ 5○ 7○ 9○ 4 13
時越
周睿羊
陳耀燁







×
×


3 中国W 12○ 13○ 4○ 6○ 4 11
古力
常昊
孔傑


○ 



×
×


×


×
4 韓国W 11○ 8○ 10○ 3 11
曺薫鉉
劉昌赫
李昌鎬



×
×


×
×


5 日本W 15○ 10○ 12○ 3 10
武宮正樹
小林光一
趙治勲


×
×
×


×
×


6 日本 16○ 9○ 12○ 3 9
王銘琬
柳時熏
溝上知親


×
×
×


×

×
×
7 中華台北 8○ 4○ 5○ 3 7
林至涵
蕭正浩
王元均


×

×
×
×


×
×
×
×
8 香港 11○ 13○ 14○ 3 7
陳志軒
呉梓森
趙家鋭
×
×
×


×
×
×
×



×
9 タイ 16○ 11○ 2 6


×
×
×


×
×
×


×
×
×
10 アメリカ 15○ 14○ 2 6
江鳴久
殷明明
陳兆年
×
×
×


×
×
×


×
×
×
11 ドイツ 15○ 16○ 2 6


×
×
×
×
×

×
×
×
×


12 オーストラリア 14○ 13○ 2 5
黒嘉嘉
郭以明
韓相大
×
×
×

×


×

×
×
×
×
×
13 ウクライナ 14○ 12× 15○ 2 5


×

×
×
×
×
×
×
×
×
×

14 チェコ 13× 12× 16○ 10× 1 5



×
×
×

×
×

×
×
×
×

×
15 カナダ 10× 11× 16○ 13× 1 4


×
×
×
×
×
×
×

×

×

×
×
16 マカオ 14× 15× 11× 0 2
盧環球
陳国宏
姚建平
×
×
×
×
×
×

×
×
×

×
×
×
×

予選(12/20)

勝抜国:(3勝)ウクライナ、オーストラリア、(2勝)香港、アメリカ、ドイツ、チェコ、カナダ、タイ、(1勝)マカオ
敗退国:シンガポール、フランス、ロシア、ブルネイ、マレーシア、ルーマニア

第2期

[編集]

(*Wはワイルドカード)

本戦リーグ(12/17-19)

順位 国名・選手 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 勝数 GSS
1 中国 11○ 8○ 2○ 5○ 6○ 5 14
柯潔
時越
周睿羊








×


2 韓国 14○ 3○ 5○ 4○ 4 11
朴廷桓
金志錫
李東勲




×
×
×



×
3 日本 10○ 8○ 7○ 12○ 4 10
依田紀基
蘇耀国
余正麒


○ 
×
×
×
×

×



4 韓国W 14○ 4○ 5○ 3 10
李世乭
朴永訓
崔哲瀚






×
×
×
×

×
5 中国W 15○ 7○ 9○ 3 10
聶衛平
常昊
古力




×
×
×
×
×


6 オーストラリア 13○ 12○ 10○ 3 6
鄭弘
郭以明
蔡本平
×
×
×
×


×

×
×
×
×
7 中華台北 13○ 9○ 10○ 3 9
陳詩淵
林立祥
林君諺


×
×
×

×

×
×


8 香港 15○ ×○ 11○ 2 6
陳乃申
陳志軒
李卓良


×
×
×

×
×
×
×
×
×

9 日本W 12○ 8○ 2 7
小林光一
趙治勲
王立誠


×
×
×
×

×


×
×
×
10 ドイツ 14○ 15○ 2 6
Jonas WELTICKE
Johannes OBENAUS
Martin Andreas RUZICKA
×
×
×




×
×

×
×
×
×
11 ウクライナ 15× 14○ 13○ 2 6
Artem KACHANOVSKYI
Andrii KRAVETS
Dmytro BOGATSKYY
×
×
×
×

×

×
×


×
×
12 ロシア 16○ 15○ 2 5
Timur SANKIN
Grigorij FIONIN
Kim SHAKHOV
×
×
×
×

×

×
×

×
×
×
13 ポーランド 16○ 11× 14○ 2 6
Mateusz SURMA
Stanislaw FREJLAK
Marcin Kamil MAJKA
×
×
×

×
×

×

×
×


×
14 フランス 10× 11× 16○ 13× 1 5
Tanguy Le CALVÉ
Rémi CAMPAGNIE
Denis Alex KARADABAN
×
×
×
×
×
×
×

×


×
×
15 イスラエル 11○ 10× 12× 16× 1 5
Ali JABARIN
Jonathan LIDOR
Ofer ZIVONY
×
×
×

×
×
×

×
×
×

×
16 シンガポール 12× 13× 14× 15○ 1 4
陳嘉成
路勇
李信強
×
×
×

×
×
×

×
×
×
×

×

予選(12/16)

勝抜国:(3勝)香港、(2勝)オーストラリア、ウクライナ、ポーランド、イスラエル、シンガポール、ロシア、フランス、ドイツ
敗退国:(1勝)マカオ(CHEN Weicong、ZHANG Qingzhang、HUANG Runzhi)、(0勝)マレーシア(ZENG Fukang、LIU Zhuangqiu、ZHONG Junquan)

外部リンク

[編集]