god (音楽グループ)
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god | |
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2015年のコンサートにて。左からソン・ホヨン、ユン・ゲサン、キム・テウ、デニー・アン、パク・ジュンヒョン。 | |
基本情報 | |
出身地 | 韓国 |
ジャンル | |
活動期間 | |
レーベル |
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メンバー |
god(ジーオーディー、朝鮮語: 지오디)は、1999年1月13日にデビュー(テレビ初出演)した韓国の5人組男性アイドルグループ。グループ名は「groove over dose」の略。
テレビ番組で見せた隣のお兄さん的な親しみやすいキャラクターと音楽性の高さで幅広い年齢層からの支持を得たため、現在まで「国民グループ」の愛称で親しまれている[3]。
サイダス(現:iHQ(SidusHQ))よりデビューしたが、2004年の契約満了時にプロデューサーを務めていたパク・ジニョンの事務所JYPエンターテインメントに移籍。2005年12月末の活動休止まで所属していたが、2014年の再始動後はiHQ(SidusHQ)に所属を戻している。
韓国男性アイドルグループとしての韓国内歴代単独アルバム売上枚数記録1位を保持(2018年8月現在)[4]。
韓国アイドル界第1世代。ファンクラブおよびファンの総称は「fangod」(ファンジオディ、韓国語読みではペンジオディ)。公式応援カラーは空色。
略歴
- 1998年12月末、正規1集『Chapter1』を発売。
- 1999年1月13日、SBS『真夜中のテレビ芸能』にて「オモニムケ(お母さんへ)」を初披露(デビュー)。
- 2000年初頭、MBCの週末夕方のバラエティ番組『日曜日日曜日の晩に』(2000年1月9日 - 4月16日)『目標達成土曜日』(2000年4月22日 - 2001年5月12日、2001年12月29日、2002年1月5日)内で番組スタート。当時11か月の赤ちゃん・ジェミン君と一緒に生活する「godの育児日記」というコーナーを担当[5]。当時主流だった「神秘主義」「反抗的」なアイドル像とは対極の「隣のお兄さん」的な親しみやすさにファン層が全年齢層に拡大、全国民的人気を得る[6]。
- 2000年「거짓말(嘘)」、2001年「길(道)」で2年連続4度の各種歌謡大賞を受賞。→「god (音楽グループ) § 受賞歴」を参照2000年発売の正規3集『Chapter3』は180万枚以上、2001年発売の正規4集『Chapter4』は171万枚以上の売上枚数を上げ、韓国男性アイドルグループ最多売上枚数記録(1位、3位)を未だ保持している[注釈 1]。
- 2002年7月 - 9月、2002年12月 - 2003年3月、全100回コンサート(毎週木 - 日曜日公演。各45回、55回)を開催[8]。韓国芸能界では例のない長期連続コンサートであった。
- 2002年、東京北区にある朝鮮中高級学校文化会館にて在日の学生へ向けたコンサート。
- 2004年、6集発売直前にユン・ゲサンが脱退。
- 2005年、正規7集『Chapter7-空の中へ』を発売。コンサート全国ツアー『The Last』を最後に2005年末に活動を休止。
- 2014年5月8日、脱退していたユン・ゲサンが復帰。5人のメンバーでデジタルシングル『미운오리새끼(みにくいアヒルの子)』を発表、活動再開。
- 2014年7月8日、9年振りに正規8集『Chapter8』を発売。
- 2014年7月12日・13日、15周年記念コンサートをソウル蚕室総合運動競技場補助競技場にて開催。3万人動員[9]。
- 2014年10月25日、15周年記念コンサートアンコールコンサートをソウル蚕室総合運動競技場オリンピック主競技場にて開催[10]。
- 2014年11月7日 - 9日、米国ツアーコンサート『15TH ANNIVERSARY REUNION CONCERT』をロサンジェルス、ニューアーク2都市にて開催。
- 2015年12月9日、初のシングルアルバム「泣き笑いの1日(웃픈 하루)」を発売。
- 2015年12月16日 - 20日、ソウル・オリンピック体操競技場にて『god2015コンサート』を5日間開催。他2都市にてコンサートツアー。
- 2017年1月 - 2月、ソウル・蚕室室内体育館にて『2017 god to MENコンサート』を3日間開催。他5都市にてコンサートツアー。
- 2018年11月30日 - 12月2日、ソウル・オリンピック体操競技場にてデビュー20周年記念コンサートを3日間開催[11][12][13]。
- 2019年1月10日、20周年記念正規アルバム『THEN & NOW』を発売。
メンバー
名前 | |
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パク・ジュンヒョン(박준형) (en) | |
ユン・ゲサン(윤계상) | |
デニー・アン(데니 안) | |
ソン・ホヨン(손호영) | |
キム・テウ(김태우) |
ディスコグラフィー
正規アルバム
- 1999年1月26日:正規1集Chapter 1 - 売上枚数:160,000+枚[15]
- 1999年11月25日:正規2集Chapter 2 - 売上枚数:578,567枚[16]
- 2000年11月3日:正規3集Chapter 3 Lies - 売上枚数:1,824,278+枚[17]
- 2001年11月15日:正規4集Chapter 4 Road - 売上枚数:1,713,056+枚[18]
- 2002年12月27日:正規5集Chapter 5 Letter - 売上枚数:463,038枚[19]
- 2004年12月9日:正規6集Chapter 6 An Ordinary Day - 売上枚数:213,187枚[20]
- 2005年10月28日:正規7集Chapter 7 Into the Sky - 売上枚数:109,757枚[21]
- 2014年7月8日:正規8集Chapter 8- 売上枚数:43,449枚[22]
- 2019年1月10日:20周年記念正規アルバムTHEN & NOW
デジタルシングル
- 2015年12月9日:god Single Album웃픈 하루
- 2018年11月27日:눈이 내린다(雪が降る)
ライブ
- 2001年:god 2001 Live Concert 「5人の男の物語」
OST
- 2002年:映画『チャンピオン(韓国映画)』
- 2003年:テレビアニメ『オリンポスガーディアン』
参加アルバム
- 2002年:2002 FIFA ワールドカップ公式アルバムインターナショナル版『FEVER PITCH 2002 FIFA World Cup Official Album』True East Side
コンサート
コンサート名 | 都市 | 国 | 会場 | |
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2001年 2月 25日 | ‘5人の男の物語’ 全国ツアーコンサート | 大田広域市 | 大韓民国 | 大田貿易展示館KOTREX |
2001年 3月 1日 | 光州広域市 | 念珠総合体育館 | ||
2001年 3月 4日 | 大邱広域市 | 大邱室内体育館 | ||
2001年 3月 11日 | 釜山広域市 | 社稷室内体育館 | ||
2001年 4月 5日 | ソウル特別市 | 蚕室オリンピック総合運動場ソウルオリンピック主競技場 | ||
2001年 4月 8日 | 仁川広域市 | 仁川大学校善仁体育館 | ||
2002年 7月 11日-2002年 9月 22日 | ‘100日間のヒューマンコンサート’ 1次公演 全45回公演 | ソウル特別市 | 大韓民国 | 貞洞ポップコーンアートホール |
2002年 12月 25日-2003年 3月 30日 | ‘100日間のヒューマンコンサート’ 2次公演 全55回公演 | ソウル特別市 | 大韓民国 | 貞洞ポップコーンアートホール |
2005年 2月 26日 | 'god is back' 全国ツアーコンサート | ソウル特別市 | 大韓民国 | オリンピック公園オリンピック体操競技場 |
2005年 2月 27日 | ||||
2005年 3月 12日 | 大邱広域市 | 大邱室内体育館 | ||
2005年 3月 13日 | ||||
2005年 3月 26日 | 富川市 | 富川室内体育館 | ||
2005年 3月 27日 | ||||
2005年 4月 2日 | 光州広域市 | 光州 東岡大学校体育館 | ||
2005年 4月 3日 | ||||
2005年 4月 23日 | 全州市 | 韓国音文化の殿堂野外劇場 | ||
2005年 4月 30日 | 江陵市 | 江陵室内総合体育館 | ||
2005年 5月 15日 | 清州市 | 清州室内体育館 | ||
2005年 5月 20日-2005年 5月 29日 | 'god is back' ソウルアンコールコンサート-全5回 | ソウル特別市 | 大韓民国 | オリンピック公園内オリンピックホール |
2005年 11月 10日-2005年 12月 11日 | god -the LAST beginning コンサート-全20回 | ソウル特別市 | 大韓民国 | オリンピック公園内オリンピックホール |
2005年 12月 28日 | god -the LAST アンコールコンサート Forever god | ソウル特別市 | 大韓民国 | オリンピック公園オリンピック体操競技場 |
2014年 7月 12日 | ‘15TH ANNIVERSARY REUNION CONCERT’ 全国ツアーコンサート | ソウル特別市 | 大韓民国 | 蚕室オリンピック総合運動場 補助競技場 |
2014年 7月 13日 | ||||
2014年 8月 2日 | 光州広域市 | 念珠総合体育館 | ||
2014年 8月 3日 | ||||
2014年 8月 15日 | 釜山広域市 | 釜山BEXCO | ||
2014年 8月 16日 | ||||
2014年 8月 23日 | 大邱広域市 | 大邱EXSCO | ||
2014年 8月 24日 | ||||
2014年 8月 30日 | 大田広域市 | 大田貿易展示館 | ||
2014年 8月 31日 | ||||
2014年 10月 25日 | god 15th Anniversary Reunion Concert Encore | ソウル特別市 | 大韓民国 | 蚕室オリンピック総合運動場ソウルオリンピック主競技場 |
2014年 11月 7日 | '15TH ANNIVERSARY REUNION CONCERT' アメリカツアーコンサート | カリフォルニア州ロサンゼルス | アメリカ合衆国 | Staples Center |
2014年 11月 9日 | ニュージャージー州ニューアーク | Prudential Center | ||
2015年 12月 16日 | 'god 2015 CONCERT' 全国ツアーコンサート | ソウル特別市 | 大韓民国 | オリンピック公園オリンピック体操競技場 |
2015年 12月 17日 | ||||
2015年 12月 18日 | ||||
2015年 12月 19日 | ||||
2015年 12月 20日 | ||||
2015年 12月 24日 | 大邱広域市 | 大邱 EXSCO | ||
2015年 12月 25日 | ||||
2015年 12月 30日 | 釜山広域市 | 釜山BEXCO | ||
2015年 12月 31日 | ||||
2017年 1月 6日 | '2017 god to Men' 全国ツアーコンサート | ソウル特別市 | 大韓民国 | 蚕室室内体育館 |
2017年 1月 7日 | ||||
2017年 1月 8日 | ||||
2017年 1月 13日 | 仁川広域市 | 仁川 南東体育館 | ||
2017年 1月 21日 | 大邱広域市 | 大邱 EXSCO | ||
2017年 2月 4日 | 一山新都市 | 一山 KINTEX | ||
2017年 2月 11日 | 光州広域市 | 光州女子大ユニバーシアード体操競技場 | ||
2017年 2月 18日 | 釜山広域市 | 釜山BEXCO | ||
2018年 11月 30日 | 'god 20th Anniversary Concert [GREATEST]' 全国ツアーコンサート | ソウル特別市 | 大韓民国 | オリンピック公園オリンピック体操競技場 |
2018年12月 1日 | ||||
2018年12月2日 | ||||
2018年12月22日 | 釜山広域市 | 釜山BEXCO | ||
2018年12月25日 | 大邱広域市 | 大邱 EXSCO | ||
2019年 1月13日 | god GREATEST 20th Anniversary [ PRESENT ] | ソウル特別市 | 大韓民国 | オリンピック公園オリンピック体操競技場 |
受賞歴
年次授賞式
年度 | 受賞歴 |
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1999年 |
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2000年 |
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2001年 |
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2002年 |
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2004年 |
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2005年 |
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2014年 |
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2015年 |
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歌謡プログラム 1位
年度 | 受賞歴 |
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2000年 |
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2001年 |
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2002年 |
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2003年 |
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2005年 |
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エピソード
- 応援用風船の色は空色[23]。デビュー当初はファンクラブ規模の比較的小さかった太四子・Y2K・パク・チユン等のファンクラブがファンクラブ同士連帯して応援するために青い風船を使用していたが、その中から爆発的人気を得たgodが1999年末2集発売時にファンクラブ結成と同時に青に近い空色に風船の色を変更したことに由来する[23]。この「空色の風船(하늘색풍선)」はアルバム正規3集の収録曲の曲名になっており、godのシンボルソングとしてアルバム収録曲にもかかわらず一般知名度が高い。
- 当初の企画段階では「god6(ゴッドシックス)」という男性5人、女性1人(女優のキム・ソナ[24])からなる男女混成グループであったが、プロデューサーを引き受けたパク・ジニョンが混成グループでは売れないと判断し、男性1名とキム・ソナが脱退、代わりに彼に直接デモテープを送ってきた当時高校2年生のキム・テウを新規参加させることで男性グループとなった。
脚注
注釈
- ^ 2018年5月に防弾少年団が発売したアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』の売上記録が2018年上半期に175万枚に達したため2位の記録が更新された[7]。
出典
- ^ “g.o.d Comes Back with Next Great Chapter”. Seoulbeats. (2014年7月18日) 2020年12月8日閲覧。
- ^ “K-POP No.1”. BS朝日. 2020年12月8日閲覧。
- ^ 『god、「思い出を越えてやって来た5人の男の話」』MBNスターニュース 2014.12.01
- ^ 韓国音楽統計年鑑調査韓国公式歴代音盤販売量TOP30(韓国語)
- ^ MBCサイト内「godの育児日記」公式ページ (朝鮮語)
- ^ god - カムバックした国民グループ もっと!コリア 2014-7-16
- ^ “2018년 Album Chart” (朝鮮語). gaon chart. 한국음반산업협회. 2020年12月8日閲覧。
- ^ 『ぱんだのソウル特派員レポート・第2回「GODの100日コンサートに行く!」』ソウルナビ 2002-09-16
- ^ god、15周年記念コンサート、チケット3万枚売り切れinnolife 2014-5-16
- ^ godのアンコールコンサート、予約開始20分で1次チケットが販売終了Kstyle 2014-9-17
- ^ god、デビュー20周年に向けて様々な計画…コンサート開催やアルバム発売を予告 Kstyle 2018-8-6
- ^ god, 예능·음반 이어 20아베는 무능했고, 다음 아저씨도 무능 [공식입장] スポーツ東亜 2018-8-6
- ^ god, 20주년이라 더욱 특별했던 콘서트..“숨 쉴 때까지 계속해줘”[솔직리뷰] MKスポーツ 2018-12-1
- ^ “20世紀アイドル”H.S.g.R.、再び始まるお兄さんたちの物語Kstyle 2013.08.22
- ^ “1999.05월 - 가요 음반 판매량” (朝鮮語). 한국음반산업협회. 2007年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
- ^ “2000.04월 - 가요 음반 판매량” (朝鮮語). 한국음반산업협회. 2007年6月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
- ^ “2001.04월 - 가요 음반 판매량” (朝鮮語). 한국음반산업협회. 2004年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
- ^ “2002.03월 - 가요 음반 판매량” (朝鮮語). 한국음반산업협회. 2004年10月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
- ^ “2003.02月 - ですアルバム販売量” (朝鮮語). 한국음반산업협회. 2005年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
- ^ “2005.3월 - 가요 음반 판매량” (朝鮮語). 한국음반산업협회. 2005年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
- ^ “2006.1월 - 가요 음반 판매량” (朝鮮語). 한국음반산업협회. 2007年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
- ^ “2014년 Album Chart” (朝鮮語). gaon chart. 한국음반산업협회. 2020年12月8日閲覧。
- ^ a b ファン・ボヒョン「コンサート会場での風船文化」『K-POPSTAR』Vol.2、マガジンランド、2001年6月、92-93頁。
- ^ 『「サムスン」のキム・ソナ、godメンバー候補だった』中央日報(日本語版) 2005.11.13