気高郡
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郡域
1896年(明治29年)に行政区画として発足した当時の郡域は、鳥取市の一部(河原町各町・用瀬町各町・佐治町各町を除く千代川以西、秋里・江津および松並町の一部)にあたる。
歴史
- 明治29年(1896年)
- 明治32年(1899年)3月20日 - 鹿野村が町制施行して鹿野町となる。(1町32村)
- 大正3年(1914年)
- 大正4年(1915年)6月1日 - 正条村・八束水村が合併し、改めて正条村が発足。(2町28村)
- 大正6年(1917年)
- 大正7年(1918年)1月1日 - 岩坪村・砂見村が合併して神戸村が発足。(2町25村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和10年(1935年)時点での当郡の面積は325.05平方km、人口は52,111人(男25,485人・女26,626人)[1]。
- 昭和12年(1937年)2月15日 - 賀露村が鳥取市に編入。(2町24村)
- 昭和23年(1948年)4月1日 - 正条村が町制施行・改称して浜村町となる。(3町23村)
- 昭和28年(1953年)7月1日(3町7村)
- 青谷町・勝部村・中郷村・日置谷村が合併し、改めて青谷町が発足。
- 神戸村・大和村・美穂村・大正村・東郷村・明治村・豊実村・松保村・大郷村・吉岡村・千代水村・湖山村・末恒村が鳥取市に編入。
- 昭和30年(1955年)
- 平成16年(2004年)11月1日 - 気高町・鹿野町・青谷町が鳥取市に編入。同日気高郡消滅。鳥取県では1896年の郡の再編以来、初の郡消滅となった。
変遷表
自治体の変遷
旧郡 | 明治22年以前 | 明治22年10月1日 | 明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和63年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
高草郡 | 賀露村 | 昭和12年2月15日 鳥取市に編入 |
鳥取市 | 鳥取市 | 鳥取市 | 鳥取市 | |
明治村 | 大正3年2月1日 明治村 |
昭和28年7月1日 鳥取市に編入 | |||||
穏治村 | |||||||
東郷村 | 大正6年9月1日 東郷村 | ||||||
福富村 | |||||||
蒲野部村 | 大正6年10月1日 大正村 | ||||||
海徳村 | |||||||
砂見村 | 大正7年1月1日 神戸村 | ||||||
岩坪村 | |||||||
大和村 | 大和村 | ||||||
美穂村 | 美穂村 | ||||||
豊実村 | 豊実村 | ||||||
湖山村 | 湖山村 | ||||||
松保村 | 松保村 | ||||||
千代水村 | 千代水村 | ||||||
吉岡村 | 吉岡村 | ||||||
大郷村 | 大郷村 | ||||||
末恒村 | 末恒村 | ||||||
気多郡 | 青谷村 | 大正3年4月1日 町制 青谷町 |
昭和28年7月1日 青谷町 |
青谷町 | 平成16年11月1日 鳥取市に編入 | ||
中郷村 | 中郷村 | ||||||
勝部村 | 勝部村 | ||||||
日置谷村 | 日置谷村 | ||||||
日置村 | 日置村 | 日置村 | 昭和30年3月31日 青谷町に編入 | ||||
鹿野村 | 明治32年3月20日 町制 鹿野町 |
鹿野町 | 昭和30年7月1日 鹿野町 | ||||
勝谷村 | 勝谷村 | 勝谷村 | |||||
小鷲河村 | 小鷲河村 | 小鷲河村 | |||||
宝木村 | 大正3年2月1日 宝木村 |
宝木村 | 昭和30年7月1日 気高町 | ||||
光元村 | |||||||
正条村 | 大正4年6月1日 正条村 |
昭和23年4月1日 町制 浜村町 | |||||
八束水村 | |||||||
酒津村 | 酒津村 | 酒津村 | |||||
瑞穂村 | 瑞穂村 | 瑞穂村 | |||||
逢坂村 | 逢坂村 | 逢坂村 |
脚注
参考文献
- 角川日本地名大辞典 31 鳥取県
関連文献
関連項目
先代 高草郡・気多郡 |
行政区の変遷 1896年 - 2004年 |
次代 (消滅) |