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MBSミュージックマガジン(エムビーエスミュージックマガジン)は、1977年10月10日から1982年4月2日までの間のナイターオフ期間(毎年度の10月から3月まで)の平日20時台(21時台)に毎日放送(MBSラジオ)で放送されていたラジオ番組。
概要
ナイターシーズン中にこの時間で放送されているのは毎日放送ダイナミックナイター(現・MBSベースボールパーク)だが、これが放送されていない毎年度の10月から3月までのナイターオフ期間に、1977年度から1981年度まで5期連続で放送されていた。
パーソナリティ陣は年度を重ねるごとに有名アーティストを起用するようになっていった。当時としてもトップのアーティストを揃えたパーソナリティ陣について、毎日放送の社史では「東京キー局でも決してプロデュースできない番組」とされている[1]。その中で、中島みゆきは金曜日に1978年度から1980年度まで3期連続で金曜パーソナリティを務めていた。
放送時間
- 月曜日 - 金曜日 20:00 - 21:30 (1977年度)
- 月曜日 - 金曜日 20:00 - 21:00 (1978年度 - 1981年度)
パーソナリティ
(カッコ内は当時の各新聞ラジオ欄に掲載されていた各日の番組テーマ)
1977年度 (1977年10月 - 1978年3月)
- 月曜:奥山景三『フレッシュサウンド』
- 火曜:山本雄二『ニューミュージックスペシャル』
- 水曜:ばんばひろふみ『ヤング懐メロポップ』
- 木曜:小山乃里子『花のリクエスト決定版』
- 金曜:大塚善章 他『ミュージック・エバーグリーン』
1978年度 (1978年10月 - 1979年3月)
(パーソナリティ不明)
- 月曜:『フラッシュサウンド』
- 火曜:『ニューミュージックスペシャル』
- 水曜:『オールリクエスト』
- 木曜:『ヤング懐メロポップ』
- 金曜:中島みゆき『今晩は中島みゆきです』
1979年度 (1979年10月 - 1980年3月)
- 月曜:住出勝則(シグナル)『ニューヒットパーティー』
- スタジオにギターを持ち込み、ゲストと一緒に生で歌うコーナーあり[2]。
- 火曜:近田春夫『ニューミュージックスペシャル』
- 近田の関西レギュラー番組はこれが初めて[2]。ニューミュージックの歴史を紹介するコーナーなど[2]。
- 水曜:安部俊幸(チューリップ)『オールリクエスト』
- 木曜:桂文珍『懐かしのヒット特集』
- 各アーティストの、人間性を掘り下げるなどの特集コーナーなど[2]。
- 金曜:中島みゆき『みゆきスペシャル』
1980年度 (1980年10月 - 1981年3月)
- 月曜:桑名正博
- コーナー:『ミュージックパーティー』 - ディレクターが独自で選んだ5曲を聴いて桑名が解説。このコーナーでは、桑名が得意ではないアイドル歌手の曲も流れることがあった[3]。
- 桑名の仲間のバンド、ティアドロップス(東山光良ら)が番組に遊びに来ることもしばしばあった[3]。
- 火曜:安部俊幸、吉田和代
- コーナー:『博多弁講座』 - 安部が博多弁で、吉田が関西弁でクロストーク。リスナーから関西弁で書かれたはがきを博多弁に直して読んだり、関西弁の単語を博多弁に訳すなどしていた[3]。
- 『安部俊幸のワンマンコーナー』 - 時間の許す限りリスナーからのはがきを多く読み、これについての感想や意見などについて安部が応える[3]。
- かかる曲はニューミュージックやビートルズの曲が中心[3]。
- 水曜:武田鉄矢、滝ともはる、野村みき子
- 当時武田は『3年B組金八先生』に主演していた最中(この当時放送されていたのは第2シリーズ)ということもあって、放送二回に一回の割合で自分の“教え子”たち(田原俊彦、近藤真彦、野村義男、三原順子、沖田浩之、ひかる一平ら)を本番組に電話出演させてトークを展開していた[3]。
- コーナー:『滝ともはるのミュージックアベニュー』- 番組の中盤あたりで放送されていた滝メインのコーナー。有名アーティストだけでなく、無名のまま一線を退いた歌手のサウンドを残されたテープなどで紹介したこともあった[3]。
- 木曜:大久保一久、久保田早紀
- コーナー:『クボやんの春よ来い』 - リスナーの水着写真や、きわどい感じの雑誌グラビアなどを募集、これらを集めて眺めながらその感想を語る[3]。
- この他、社会問題など難しいテーマを取り上げて論じるコーナーなど[3]。
- 金曜:中島みゆき
- コーナー:『みゆき通信員』 - リスナーが自分の住んでいる所やその周囲、近所の風景や季節の移り変わりをはがきで知らせる。その中で特に変わっていると思ったものには、直接電話をかけて具体的に話を聞いたこともあった[3]。
- かかる曲はニューミュージックが中心だが、懐かしいポップスを交えて送ることも多かった[3]。
1981年度 (1981年10月 - 1982年3月)
脚注
- ^ 毎日放送40年史編纂室『毎日放送の40年 資料編』毎日放送、1991年、p.445
- ^ a b c d 明星(集英社)1980年1月号 p.160
- ^ a b c d e f g h i j k 明星 1981年4月号 p.156 - 157「MYOJO PAPER RADIO」
- ^ a b c d e 季刊ランラジオ(自由国民社)1981年No.4号(1981年11月)p.61、毎日放送番組表
MBSラジオ ナイターオフ期 月 - 金 20時台(21時台)ワイド番組 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
1976年度 ほんまか電話リクエスト (19:30 - 21:20)
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1977年度〜1981年度 MBSミュージックマガジン
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1982年度 MBS電話リクエスト ザ・ヒットナウ20
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- NAKAJIMA MIYUKI CRISTAL RAINBOW SINGLE COLLECTION
- 中島みゆき CD BOX 10
- 中島みゆき CD-BOX 1976~1983
- 中島みゆき CD-BOX 1984~1992
- 中島みゆき CD-BOX 1993~2002
- 中島みゆきBOX 私の声が聞こえますか〜臨月
- 完全保存版! 中島みゆき「お時間拝借」よりぬきラジオCD BOX
- 中島みゆきBOX2 寒水魚〜夜を往け
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- にっぽん
- にっぽんII〜通りゃんせ〜
- さだまさし 永六輔・中村八大を歌う
- 情継 こころをつぐ
- 永縁〜さだまさし 永六輔を歌う〜
- アオハル49.69
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