富士通カワサキレッドスピリッツ
富士通カワサキレッドスピリッツ | |
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原語表記 | 富士通カワサキレッドスピリッツ |
ホームタウン | 神奈川県川崎市 |
創設年 | 1979年 |
所属リーグ | V.LEAGUE DIVISION2 |
チーム所在地 | 神奈川県川崎市 |
体育館所在地 | 神奈川県川崎市 |
代表者 | 窪田隆一 |
監督 | 山本道彦 |
ホームページ | 公式サイト |
富士通カワサキレッドスピリッツ(ふじつうカワサキ レッドスピリッツ)は、神奈川県川崎市を本拠地とする富士通の男子バレーボールチームである。2020-21シーズンはV.LEAGUE DIVISION2(V2リーグ)に所属。チーム運営は富士通ビー・エス・シーが行っている[1]。
概要
1979年、神奈川県川崎市にある富士通川崎工場の9人制バレーボール部(全国タイトルを歴代最多35回獲得した強豪と知られる)から派生する形で6人制バレーボール部が誕生した[2]。
チーム名は、本拠地である川崎市に根付いたチームを目指すとしての「カワサキ」と、コーポレートカラーでもある「赤」を使って、燃え上がる様な熱い精神・魂・元気などを統合したものとしての「レッドスピリッツ」を合わせた[2]。チームエンブレムにはリスを起用し、中型で機動力のあるバレーボールを身上とするチームを、リスの愛らしくすばしっこい動きに喩えている[2]。
練習場は川崎工場の近くにある富士通川崎総合体育館であり、練習見学も可能である[3]。ホームゲームは川崎市内の体育館(カルッツかわさき(元川崎市体育館)、宮前スポーツセンター)などで開催される。
歴史
1979年、富士通川崎工場の9人制バレーボール部から派生する形で発足。口コミで集まった経験者を中心に活動を始めた[2]。
1984年より地域リーグに出場。初出場となる第4回大会から、しばらくは東部リーグ2位以内に入れず、プレーオフに進出できなかった。1998年の第18回大会で15シーズン目にして初めてプレーオフ進出を果たす。プレーオフでは上位2位に入れず、V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)昇格はならなかった。第20回、第21回大会でもプレーオフに進出したが、2位以内に入れなかった。2003年、第23回地域リーグプレーオフにて初優勝を果たし、初めてV1リーグ出場決定入替戦に出場となった。しかし、入替戦では敗れV1リーグ昇格はならず。続く第24回、第25回大会も入替戦出場を果たしたが、昇格はならなかった。そして、ちょうどV1リーグがV・チャレンジリーグに改称される時期であった2006年に、第26回地域リーグプレーオフで準優勝を果たし、入替戦でも勝って、遂に念願のV・チャレンジリーグ昇格を果たした。
初参戦となる2006/07V・チャレンジリーグでは5位、2007/08大会では6位に入り、中位の成績を残す。2008/09V・チャレンジリーグで、準優勝。遂に、V・プレミアリーグをかけて、V・チャレンジマッチ(入替戦)に出場する。NECブルーロケッツに連敗しプレミアリーグ昇格はならなかったが、2試合で1セットずつ取る健闘を見せた。2009/10V・チャレンジリーグでも準優勝を果たすが、V・チャレンジマッチで大分三好ヴァイセアドラーから1セットも取れずに連敗し、昇格ならず。
2010年、V・プレミアリーグ昇格に向けて、チーム名が「富士通カワサキレッドスピリッツ」となる。
2010/11V・チャレンジリーグでも2位で終えるが、東日本大震災の影響によるリーグ中断でV・チャレンジマッチも中止となり、そのまま残留となった。2011/12V・チャレンジリーグでは、上位リーグで4勝1敗の成績を挙げながらもセット率でつくばユナイテッドSun GAIAとジェイテクトSTINGSに競り負けて3位となり、V・チャレンジマッチ出場はならなかった。2012/13V・チャレンジリーグは、つくばとジェイテクトに加え、警視庁フォートファイターズにも苦戦し、4位で終える。
2015/16のV・チャレンジリーグIでは、大分三好を抑えて、悲願の初優勝を果たした[4]。V・チャレンジマッチではFC東京に0-3、1-3で連敗し、V・プレミアリーグ昇格はならなかった。2016/17シーズンは準優勝。V・チャレンジマッチ出場するが、JTサンダーズにまたも0-3、1-3で連敗し昇格ならず。
2017/18シーズン、翌シーズンより新たに始まる新生V.LEAGUEにて、S2ライセンスを取得し、2部のDIVISION2(V2)に編入されることとなった[5]。V・チャレンジリーグでは2シーズンぶりに優勝を果たした。
2018-19シーズン、初年度V2リーグを制覇し、前シーズンのV・チャレンジリーグに続き連覇。2019-20シーズンも優勝し3連覇を果たした[6](S2ライセンスのためV・チャレンジマッチには出場不可)。
成績
主な成績
- チャレンジリーグ、チャレンジリーグI、V.LEAGUE Division2
- 優勝 なし
- 準優勝 なし
年度別成績
V・プレミアリーグ / V・チャレンジリーグ
所属 | 年度 | 最終 順位 |
参加 チーム数 |
レギュラーラウンド | ポストシーズン | |||||
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順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 試合 | 勝 | 敗 | ||||
チャレンジ | 2006/07 | 5位 | 9チーム | 5位 | 16 | 7 | 9 | - | ||
2007/08 | 6位 | 10チーム | 5位 | 18 | 9 | 9 | - | |||
2008/09 | 準優勝 | 12チーム | 5位 | 11 | 7 | 4 | 7 | 5 | 2 | |
2009/10 | 準優勝 | 11チーム | 3位 | 10 | 7 | 3 | 5 | 4 | 1 | |
2010/11 | 準優勝 | 11チーム | 5位 | 17 | 15 | 2 | - | |||
2011/12 | 3位 | 11チーム | 5位 | 10 | 9 | 1 | 5 | 4 | 1 | |
2012/13 | 4位 | 11チーム | 5位 | 20 | 14 | 6 | - | |||
2013/14 | 4位 | 11チーム | 5位 | 20 | 15 | 5 | - | |||
2014/15 | 準優勝 | 12チーム | 5位 | 22 | 17 | 5 | - | |||
チャレンジI | 2015/16 | 優勝 | 8チーム | 5位 | 21 | 19 | 2 | - | ||
2016/17 | 準優勝 | 8チーム | 5位 | 21 | 17 | 4 | - | |||
2017/18 | 優勝 | 8チーム | 5位 | 21 | 17 | 4 | - |
V.LEAGUE
所属 | 年度 | 最終 順位 |
参加 チーム数 |
レギュラーラウンド | ポストシーズン | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 試合 | 勝 | 敗 | ||||
DIVISION2 | 2018-19 | 優勝 | 9チーム | 5位 | 24 | 21 | 3 | - | ||
2019-20 | 優勝 | 12チーム | 1位 | 20 | 19 | 1 | - | |||
2020-21 | 13チーム | - |
選手・スタッフ(2020-21)
選手
バレーボールの ポジション |
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背番号 | 名前 | シャツネーム | 国籍 | P | 備考 |
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1 | エバデダン・ジェフリー・宇意 | JEFFREY | 日本 | MB | 新人[7] |
2 | 松坂洸汰 | MATSUSAKA | 日本 | OH/MB | |
4 | 柳田百織 | YANAGIDA | 日本 | OP | 主将[8] |
5 | 吉田綜眞 | YOSHIDA | 日本 | OP | 新人[7] |
6 | 小林慎平 | KOBAYASHI | 日本 | L | |
7 | 加藤大雄 | KATO | 日本 | MB | |
8 | 後藤滉貴 | GOTO | 日本 | OP | |
9 | 手塚奨 | TEZUKA | 日本 | MB | 副主将[8] |
10 | 岡村義郎 | OKAMURA | 日本 | MB | |
11 | 浅野卓雅 | ASANO | 日本 | OH | |
13 | 兵頭佳樹 | HYODO | 日本 | OH | 新人[7] |
14 | 谷平拓海 | TANIHIRA | 日本 | OH | 新人[7] |
15 | 小野宙 | ONO | 日本 | S | 新入団[9] |
16 | 米澤寛武 | YONEZAWA | 日本 | OH | |
17 | 角大樹 | KADO | 日本 | OH | |
18 | 長谷山拓 | HASEYAMA | 日本 | S | |
19 | 尾木将 | OGI | 日本 | S/L | 副主将[8] |
20 | 志波京介 | SHIBA | 日本 | S | |
出典:チーム公式サイト[10] Vリーグ公式サイト[11] 更新:2020年10月28日 |
スタッフ
役職 | 名前 | 国籍 | 備考 |
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部長 | 窪田隆一 | 日本 | |
副部長兼GM兼監督 | 山本道彦 | 日本 | |
コーチ | 廣本遥 | 日本 | |
マネージャー | 中川睦美 | 日本 | |
マネージャー | 小山田明里 | 日本 | |
マネージャー | 藤吉真穂 | 日本 | 新任[8] |
アナリスト | 出町虎將 | 日本 | 新任[8] |
トレーナー | 清野良 | 日本 | |
総務 | 平澤徹 | 日本 | |
シニアアドバイザー | 勝田祥平 | 日本 | |
普及担当 | 中川剛 | 日本 | |
広報 | 三芳健斗 | 日本 | |
出典:チーム公式サイト[10] Vリーグ公式サイト[11] 更新:2020年7月7日 |
脚注
- ^ スポーツ活動
- ^ a b c d “富士通カワサキレッドスピリッツ(公式サイトトップページ)”. 富士通カワサキレッドスピリッツ. 2013年10月26日閲覧。
- ^ “練習場所”. 富士通カワサキレッドスピリッツ. 2013年10月26日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “2015/16V・チャレンジリーグⅠ男子,2015/16V・チャレンジリーグⅡ男子,全日程終了、最終結果のお知らせ”. 2016年2月28日閲覧。
- ^ "2018-19 V.LEAGUEの編成について" (Press release). Vリーグ機構. 24 March 2018. 2020年3月1日閲覧。
- ^ "2019-20 V.LEAGUE DIVISION2 MEN V・レギュラーラウンド最終結果・個人賞受賞選手決定のお知らせ" (Press release). Vリーグ機構. 28 February 2020. 2020年3月1日閲覧。
- ^ a b c d "[お知らせ]内定選手の加入について" (Press release). 富士通カワサキレッドスピリッツ. 25 October 2019. 2019年11月21日閲覧。
- ^ a b c d e "2020年度新体制について" (Press release). 富士通カワサキレッドスピリッツ. 4 July 2020. 2020年7月7日閲覧。
- ^ “追加登録選手・スタッフ(男子)リスト” (PDF). Vリーグ機構. 2020年10月28日閲覧。
- ^ a b “Team:選手・スタッフ”. 富士通カワサキレッドスピリッツ. 2020年7月7日閲覧。
- ^ a b “富士通カワサキレッドスピリッツ”. Vリーグ機構. 2020年10月28日閲覧。
関連項目
- 富士通カワサキレッドスピリッツの歴代選手・スタッフ一覧
- 川崎市ホームタウンスポーツ推進パートナー(現在は非加盟)
- 長野GaRons(富士通長野工場バレーボール部『富士通グループ長野』を前身とするクラブチーム)
- 以下富士通川崎工場が関与するスポーツクラブ
- 富士通レッドウルブズ(男子バスケットボール地域リーグ。当チーム同様富士通ビー・エス・シーが運営)
- 富士通レッドウェーブ(Wリーグ)
- 富士通フロンティアーズ(Xリーグ)
- 富士通サッカー部→川崎フロンターレ(J1リーグ)
外部リンク
- 富士通カワサキレッドスピリッツ - チーム公式サイト
- 富士通カワサキレッドスピリッツ (@redspirits1979) - X(旧Twitter)
- 富士通カワサキレッドスピリッツ (@fujitsuredspirits_volleyball) - Instagram
- 富士通カワサキレッドスピリッツ - Vリーグ公式サイトのチーム紹介