Wikipedia:コメント依頼/K-iczn
利用者:K-iczn(会話 / 投稿記録 / 記録)氏の編集姿勢について、コメント依頼を提出します。--あんまんイーター(会話) 2016年6月2日 (木) 21:08 (UTC)
依頼者からのコメント
依頼者は5月20日に同人サークル・FreakilyCharmingが作成した同人ゲーム『奴隷との生活 -Teaching Feeling-』(18歳未満販売禁止)の記事を作成・投稿しました(日本語版以外では中文版にも記事があります)。被依頼者は「この削除依頼がゲームそのものや作者様への誹謗中傷という意図があるかような誤解が主に外部で生じる可能性を抑えるため」として削除依頼でタイトルを秘匿していますが、依頼者としてはこのような措置に意味を見出せないためこのコメント依頼ではタイトルを公表します。
このゲームは昨年11月にダウンロード販売サイトのDLsite.comおよびDMM.R18で頒布を開始し、発売から3ヶ月でDLsiteで累計ランキング1位を10年ぶりに更新したのを始め5月末時点でDLsite・DMMの合計販売本数が約9万7000本に達する(6月中に10万本突破のアナウンスも予測されている)同人ゲームとしては記録的なヒット作となっている反面、公式には日本語版(作成者は日系アメリカ人ですが英語は不得手とのことです)のみが提供されているにも関わらずパッチによる翻訳版が日本国外でも出回っており、韓国で2月に児童青少年性保護法違反容疑による強制捜査が行われ5月に15名が摘発されると言う事態となっています。このうち、2月の捜査開始に関しては朝鮮日報の日本語版、5月の摘発に関しては朝日新聞が報じていることから、この2件の記事で少なくとも3ヶ月は報道が継属しており「一過性の事件」には当たらないと判断して作品記事を作成しました。事件化する以前に商業出版物で取り上げられた事例に関しては『週刊アスキー』(KADOKAWA、電子版のみ)1053号 ASIN B0181RLLT2 と『ゲームラボ』(三才ブックス)2016年1月号に紹介記事が掲載されていることを把握しましたが、直ちに現物を参照することが困難だったのと、プレイヤー数が多いゲームなので他の編集者からの出典追加に関して協力が得られやすいのではないかと思い投稿を優先しました。
これに対し、被依頼者は「この記事を認めたら、蟻の一穴から同人ゲーム記事の粗製乱造が始まりかねない」との強い危機感を抱いたとみられ、「一つの事件で知られる存在になったとしか」とのコメントを付して{{特筆性}}タグを貼付しました。このこと自体は商業作品の記事(ゲームに限らず漫画・小説でも)では特段に珍しいこととは言えないのと、そもそも初版から同人ゲームとしては極めて異例の販売本数を達成していることについて明記しているにも関わらず「一つの事件で知られる存在になったとしか」と言う論評はかなり的を外していると言う感想を抱いたので特段の対応は行いませんでした。
タグ貼付から1週間後、被依頼者は記事の削除依頼を提出しました。無出典や宣伝目的が明白なものならばいざ知らず、日本語のものに限るとは言え事件に関する出典を複数付している記事に対して三段飛ばしで削除依頼に進む被依頼者の姿勢は、依頼者からは余りにも性急で乱暴に過ぎると感じたので「存続票は入れない」と先に明言したうえで、少なくとも2点の商業出版物で取り上げられているが今すぐ参照することが困難なことと韓国の報道が出典として機能するならばもう少し掘り下げられるのではないかと意見を付けました。被依頼者は削除依頼提出時に
「 | ガジェット通信、おたぽる、GIGAZINE、ジェイ・キャスト、ロケットニュース、Amebaニュース、mixiニュース、ライブドアニュース、biglobeニュース(一般の人がまとめたtogetterやまとめサイトをリンクしたページはあり)、KAI-YOU、ねとらぼ、ネタとぴ、アキバBlog、秒刊SUNDAYと取り上げる可能性がありそうなニュースサイトをあたってみましたが些細ではない特集記事のような有意な記事を見つけることは出来ませんでした | 」 |
とサブカルチャー系のネットニュースを大量に列挙してあたかも自分が「誠実な調査」(WP:FAILN)を十分に行ったかのように主張していましたが、依頼者が週刊アスキーとゲームラボの記事の存在を指摘すると、週刊アスキーの方に対して現物を確認するでもなく以下のようなコメントで「出典としては使えない」と即断しました。
「 | 少なくとも週刊アスキーについてあくまでもAmazonのレビューコメントですが「全日本ギャルゲー研究所」という専門コーナーで複数のゲームの1作品として掲載されているようでもっと大々的に取り上げてほしいところです。 | 」 |
依頼者は被依頼者のこのような態度が「誠実な調査」に反しているのではないかと考え、また販売実績に関してはMMOsite.comに2月1日付で「売上ベースで1億円を突破した」と言う記事が掲載されていることを確認したので、このサイトが(明らかに出典無効として扱われる)個人ブログ等でなく企業の運営であること、英語版の複数の記事でこのサイトに掲載された記事が出典として使用されていることを確認して提示したところ、被依頼者は
「 | MMOSiteなるサイトにつきまして英語サイトにしてはウィキペディア英語版で項目が作成されておらずマイナーな印象を持ちますし記事を執筆している人はWriters Clubに登録して執筆しているようです。これについてどう思われますか? | 」 |
と「英語版に記事が作られていないサイトの出典は無効」「市民記者が書いた記事は無効」なる全く聞いたことも無いルールを持ち出して反論して来ました。前者が正しいとすれば記事が作成されていないサイトのニュースを複数の記事で有効な出典として使用している英語版の方に問題があることになりますし、後者についても被依頼者自身が冒頭で挙げた日本語ニュースサイトの大半は編集部の社員ではないフリーライターや市民記者が書いた記事を編集部が確認したうえで商業記事として公開しているものであり、被依頼者は「何が何でも同人ゲーム記事の粗製乱造を阻止する」と言う強迫観念じみた目的の為に酷い自己矛盾を引き起こしているように感じられました。また、依頼者が特筆性タグを貼った時点で特段の対応を取らなかったことを批判して来たので「タグを貼った際に出典を要求すれば先に挙げた2点の文献の存在を提示することが出来た」「現時点では出典が掲載されている資料をある程度特定出来ていてもすぐに用意出来ない場合、他の編集者から求められた際に出典となりうる文献の情報を提示するしか方法がない」と返信したところ、何故か13キロ程度しか進行しておらずログの肥大化にはほど遠い状態のサブページを他の議論参加者に事前に諮りもせず、ノートに移動しました。審議が長期化している案件でログが長大化するケースはそう珍しいものではなく、依頼者には被依頼者のこのような行為は「長くなりましたので」と言いながら何か別の意図があって独断でログをノートに移動したように思えてなりません。
被依頼者の編集姿勢の問題点をまとめると、以下のようになります。
- 「同人ゲーム記事の粗製乱造阻止」と言う強迫観念から、全ての編集者に求められる善意にとる姿勢を最初から放棄している
- ネットによる検索のみで「誠実な調査」の要件が充足されるかのような姿勢で、かつ記事作成者が文献の存在を提示した際も原資料を十分に吟味もせず価値を否定するなど方針を軽視している
- 他の議論参加者に諮らず独断で議論をサブページからノートに移動し、議論の経過を追いづらくしている
- 「商業媒体であってもサイト自体の記事が作られていないサイトの出典は無効」「市民記者が書いた記事は無効」と言う標準化していない独善的な価値観で出典の可否を判断する
依頼者には被依頼者が強い疑念を抱いているようなこの記事を「蟻の一穴」として同人ゲームの記事を粗製乱造する、もしくはそのような状態を誘発する意図は全くありませんし、検証可能性の向上に出来る範囲で協力しているつもりです。しかし、被依頼者がこのような姿勢を取り続ける限り状況の改善は不可能とみられるため、コメント依頼に諮ります。皆さまのご意見をお願いします。 --あんまんイーター(会話) 2016年6月2日 (木) 21:08 (UTC)