コンテンツにスキップ

故郷 (1972年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Usagito (会話 | 投稿記録) による 2015年2月15日 (日) 11:42個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (リンク文字列を修正した。)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

故郷
監督 山田洋次
脚本 山田洋次、宮崎晃
原作 山田洋次
製作 島津清
出演者 倍賞千恵子
井川比佐志
笠智衆
渥美清
音楽 佐藤勝
撮影 高羽哲夫
編集 石井巖
配給 松竹
公開 1972年10月28日
上映時間 96分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作家族
次作遥かなる山の呼び声
テンプレートを表示

故郷』(ふるさと)は、1972年に、松竹が制作、公開した山田洋次監督の作品。いわゆる民子三部作(1970年の『家族』、1972年の『故郷』、1980年の『遙かなる山の呼び声』)の第二作。

解説

瀬戸内海の小島で石の運搬をしている一家が工業化の波に押され、島を出て新天地で暮らすことを決断するまでを描いた作品。舞台となった広島県倉橋島に長期滞在し、島の住民を多く登場させるなど、『家族』同様ドキュメンタリーの手法も交えて撮った。

物語

瀬戸内海の小島、倉橋島に住む精一、民子の夫婦は小さな古い砂利運搬船で石を運び、生計を立てていた。しかし、船のエンジンの調子が悪く、さらに荒れた海に出た日に船体も壊れてしまう。すでに耐用期間も過ぎた船体の修理には精一にとっては多額の費用が必要であった。今後の生活を悩む中、尾道市にある鉄工所を見て、故郷を捨てる決心をする。

スタッフ

出演

関連項目