ラッシュ (カナダのバンド)
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ラッシュ (Rush) は、3人で結成されたカナダのプログレッシブ・ロック・バンド。
いずれもテクニシャンで、ゲディー・リー(Geddy Lee)は曲中ベースとキーボードを交互に弾き分け、ベースを弾きながらフットペダル(キーボード)を演奏しつつヴォーカルを担当するという1人3役ぶり。 ニール・パート(Neil Peart)は水平方向360度ドラムセットを縦横無尽にプレイする。細かくマリンバのように並んだドラムパッドから上下に並ぶカウベルまで寸分の違いなく叩き分け、ライブで見せる恒例のドラムソロは必見。 リードギター担当のアレックス・ライフソン(Alex Lifeson)は、コード音の積み重ねに特徴がある。Lerxst Soundと呼ばれる音の壁のような重厚なギターを奏でる。曲中のアコースティック・ギターとの持ち替えも充分に計算されたものとなっている。
アルバムでの楽曲がかなり高難度であるにも関わらず、一般に水物とされるライブ演奏においてもシーケンサーやテープとの同期を試み、完璧な演奏を実現する。また変拍子を自然に聞かせる点でも楽曲の完成度は高い。それでいてメロディアスである。
ディスコグラフィ
アルバム
- 閃光のラッシュ (RUSH)
- 夜間飛行 (FLY BY NIGHT)
- 銀の抱擁 (CARESS OF STEEL)
- 世界を翔けるロック (ALL THE WOLRD'S A STAGE (LIVE))
- 西暦2112年 (2112(TWENTY-ONE-TWELVE))
- フェアウェル・トゥ・キングス (A FAREWELL TO KINGS)
- 神々の戦い (HEMISPHERES)
- パーマネント・ウェイヴス (PERMANENT WAVES)
- ムーヴィング・ピクチャーズ (MOVING PICTURES)
- ラッシュ・ライヴ ~神話大全 (EXIT...STAGE LEFT(LIVE))
- シグナルズ (SIGNALS)
- グレイス・アンダー・プレッシャー (GRACE UNDER PRESSURE)
- パワー・ウィンドウズ (POWER WINDOWS)
- ホールド・ユア・ファイア (HOLD YOUR FIRE)
- ラッシュ・ライヴ ~新約・神話大全 (A SHOW OF HANDS (LIVE))
- プレスト (PREST)
- ロール・ザ・ボーンズ (ROLL THE BONES)
- カウンターパーツ (COUNTERPARTS)
- テスト・フォー・エコー (TEST FOR ECHO)
- ディファレント・ステージズ・ライヴ (DIFFERENT STAGES (LIVE))
- ヴェイパー・トレイルズ (VAPOR TRAILS)
- ラッシュ・イン・リオ (RUSH IN RIO (LIVE))
- フィード・バック (FEEDBACK)
ベストアルバム
- 「クロニクルス」CHRONICLES
- CD化に伴い前2作のライブアルバムからカットされた。「What You're Doing」ALL THE WOLRD'S A STAGE(LIVE)「A Passage To Bangkok」EXIT...STAGE LEFT(LIVE)の2曲を収録したベスト盤
- 「レトロスペクティブ I」RETROSPECTIVE I
- 「レトロスペクティブ II」RETROSPECTIVE II
- 「I」は1974から1980まで、「II」は1981から1987までの年代を分けた、2枚でひとつのベストアルバム
- 「ザ・スピリット・オブ・レイディオ」THE SPIRIT OF RADIO
- 1974から1987までのベスト/DVDが付属