コンテンツにスキップ

三枝の結婚ゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Dr jimmy (会話 | 投稿記録) による 2012年7月21日 (土) 15:11個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (概要)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

メナードスターマッチ
三枝の大マジメ!?結婚ゲーム

メナード
三枝の結婚ゲーム
番組の公開収録が行われていたABCホール
(写真は2008年のもの)
ジャンル クイズ番組
出演者 桂三枝(現・六代桂文枝)
製作
制作 朝日放送
放送
放送国・地域日本の旗 日本
三枝の大マジメ!?結婚ゲーム
放送期間1976年4月3日 - 1977年4月2日
放送時間土曜 19:00 - 19:30
放送分30分
三枝の結婚ゲーム
放送期間1977年4月10日 - 1977年9月25日
放送時間日曜 19:00 - 19:30
放送分30分

特記事項:
メナード化粧品の一社提供。
テンプレートを表示

メナード 三枝の結婚ゲーム』(メナード さんしのけっこんゲーム)は、1976年4月3日から1977年9月25日までテレビ朝日系列局(1977年3月まではNET系列局)で放送された朝日放送ABCテレビ)製作のクイズ番組である。メナード化粧品の一社提供。

概要

  • 番組は一般の視聴者と芸能人が男女カップルのコンビを組んで、クイズやマルチビジョンを使ったゲームを行い、得点を競い合うというものだった。
  • トップ賞のチームには即席で結婚式を挙げることができ、そこで行われる絵めくりゲーム(後期ではマルチビジョンを使ったジャンケン)でハワイ旅行をかけたというものだった。
    • 「芸能人と一般視聴者が模擬結婚式を挙げる」という企画は、まだ朝日放送がTBSネットだった時代の1966年2月 - 同年11月に、『今週の花嫁花婿』(司会:Wけんじ、提供:タイガー魔法瓶)という番組があり、この番組の源流といえる(ただし『今週の花嫁花婿』は、毎回30名の一般参加者が生き残りゲームをやり、最後に残った1名が模擬結婚式を挙げるルールだった)。
  • スタート当時は『メナードスターマッチ 三枝の大マジメ!?結婚ゲーム』(メナードスターマッチ さんしのおおまじめけっこんゲーム)という題名で、内容も男性芸能人と女性芸能人の相性診断(ある行動などに対する三択問題)による得点争いだったが、半年で前述の内容に変更。日曜日19:00枠へと移動した1977年4月10日からは、「大マジメ!?」を外すが、結果的に1年半で打ち切りとなった。
  • 原則としてABCホール(2代目)での公開収録だが、年に数回は地方での公開収録も行なわれた。
  • なお、この番組の後継企画に当たるのが『三枝の国盗りゲーム』(こちらは当初関西・関東ローカルで始まり、後から全国ネット番組)である。

クイズ&ゲーム

まず全チームに持ち点5点が与えられ(賞金は1点につき5000円)、次の3つのゲームに挑戦する。

絵めくりゲーム

マルチビジョン

1 2 3 4
5 6 7 8
9 10 11 12
13 14 15 16
  • マルチビジョンの16枚のパネルを1枚ずつめくっていき、その裏に隠されたイラストや写真を早押しで当てる。正解すれば2点獲得。誤答は1点減点。
  • 問題は3問有り、めくる担当は1問目(物語、童話の1シーン)は芸能人、2問目(物)は視聴者、3、4問目(芸能人の顔。4問目は顔のパーツを変えて出題していた)は三枝が自ら行う。
  • 芸能人や視聴者がめくる時は、画面向って左から行う。

クイズコーナー

マルチビジョン

       
A B C D
E F G H
       
  • 出題者が出す問題に、早押しで答える。問題は、イントロ当てなど。誤答は1点減点。正解したら、8枚のパネル(マルチビジョンの2段目と3段目に設けられている)のどれかをめくり、出た点数が獲得される(「2点」は4枚、「3点」は3枚、「5点」は1枚)。6枚めくれたら終了。

坊主めくり

マルチビジョン

1 2 3 4
5 6 7 8
9 10 11 12
13 14 15 16
  • 出場者は向かって左から順番に、「1」を除く15枚のパネルをめくっていく。「殿様」が出たら、パネルはそのままで1点獲得。「姫」が出たら、「殿様の枚数」+1点が獲得(その後「殿様」パネルは消される)。「坊主」が出たら、全得点は没収(「殿様」はそのまま)。
  • マルチビジョンの「1」を残して全部めくり終わったら、4チームのうちどれかが「1」パネル(「姫」か「坊主」のどれか)を開く。順番は、得点の多いチームからだが、パスも可能。しかし必ず1チームが参加しなければならない。

こうして、最終的に一番点数を稼いだチームが模擬結婚式を挙げられる。なお、衣装は和・洋2種類有るが、どちらかは視聴者が決める。

結婚式&チャレンジゲーム

結婚式は、神主に扮装した三枝の元、「入場」「祝詞」「三々九度(ただし、酒ではなく水)」を行う。それが済んだ後、ハワイ旅行をかけたチャレンジゲームに挑戦する(どちらも成功すると天井から紙吹雪が降る)。

前期

  • 16枚のパネルの中に、アトランダムに4枚「ハワイ」パネルが有る(残りは全て「ハズレ」)。ペアは、16枚のうち2枚を指定。その2枚が「ハワイ」パネルだったら、ハワイ旅行獲得。
  • 指定された2枚をめくる前に、残りの2枚の「ハワイ」パネルをオープンし、その様子を見て、1枚だけ変更することもできる。

後期

  • マルチビジョンに「大王A」「大王B」「大王C」「大王D」のイラストが映し出される。ペアは、4人の大王の中から1人選んで相手にし、更に出された「グー棒」「チョキ棒」「パー棒」から1つ選んで、自分の出し目にする。そして選んだ棒を選んだ大王のイラストに近づけ、「ジャンケンポン!!」のかけ声で選んだ大王の出し目を公開して勝負する。ペアが勝てばハワイ旅行獲得。
  • もしあいこだったら、自分の出し目はそのままに、別の大王を選んで勝負する。

補足

  • スポンサーはメナード化粧品だったが、あまりの低視聴率にメナード側がABC側に激怒したというエピソードがある[要出典]
  • 前期のチャレンジゲームで、最初にめくったパネルが「ハワイ」だった時は、2枚目をめくる時には、三枝が「ハワイのカメハメハ大王よォ!!」と叫びながらめくるのがお約束だった。
  • 「坊主めくりゲーム」は後番組『三枝の国盗りゲーム』でも行われた。
  • 現在(2012年4月時点)は『新婚さんいらっしゃい!』以外に三枝司会のABCテレビ製作・テレビ朝日系全国ネット番組は存在しない(冠番組に至っては、やはり2012年4月時点で1本も無い)。
  • 土曜時代のオープニングは、出場者全員を紹介してから、同局で放送されていた『霊感ヤマカン第六感』と同様にテーマ曲(作曲:南安雄)に合わせて全パネルで出演者やスタッフを紹介する演出だったが、日曜時代は、紹介した後、向かって一番右の出場者である歌手が持ち歌を披露しながら、画面右にワイプされたマルチビジョンの一番右端(4・8・12・16番)で紹介する演出だった。
  • 解答席は、芸能人ペア時代は上下に別れており、視聴者と芸能人ペア制になっても使われていたが、枠移動後は一つにまとめられた。

関連項目

朝日放送製作・テレビ朝日系列 土曜19時台前半枠
前番組 番組名 次番組
三枝の大マジメ!?結婚ゲーム
(1976年4月 - 1977年4月)
朝日放送製作・テレビ朝日系列 日曜19時台前半枠
三枝の結婚ゲーム
(1977年4月 - 1977年9月)
朝日放送製作・テレビ朝日系列 メナード化粧品一社提供
無し
三枝の大マジメ!?結婚ゲーム

三枝の結婚ゲーム
(1976年4月 - 1977年9月)
メロディアタック

Template:桂三枝は廃止されました。Template:桂文枝 (6代目)を使用してください。