尚寅
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尚寅(しょう いん、宜野湾王子朝広、同治5年11月16日(1866年12月22日) - 明治38年(1905年))は、琉球国尚泰王の次子。男爵。宜野湾御殿の元祖。童名・思樽金。
生涯
- 1866年(同治5年)11月16日に父・尚泰王の次子として生まれた。
- 1875年(光緒元年)宜野湾間切の按司地頭になる。
- 1879年(明治12年)の琉球処分後、東京移住の命令により、父ともに上京する。
- 1884年(明治17年)10月10日に元服。翌日、結婚。
- 1887年(明治20年)には尚順(松山王子)とともに沖縄に帰郷。その後公同会運動を展開した。
- 1896年(明治29年)に弟・尚順らと琉球新報を創刊。6月30日には、男爵を授かる。
家族
- 父・尚泰王
- 母・佐敷按司加那志
- 妻・大山按司加那志(童名・真鍋樽(和名・ナベ子)、伊江朝永娘)
墓
宜野湾御殿の墓は、沖縄県那覇市の史跡に指定されており、那覇市の末吉公園にある。