コンテンツにスキップ

The History of Shogo Hamada "Since1975"

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Shkyb123 (会話 | 投稿記録) による 2011年10月25日 (火) 18:59個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

『The History of Shogo Hamada "Since1975"』
浜田省吾ベスト・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル クリアウォーター
プロデュース 浜田省吾、鈴木幹治、高橋信彦
チャート最高順位
  • 週間最高順位1位(オリコン
  • 2000年度年間順位34位(オリコン)
  • 2001年度年間順位40位(オリコン)
  • 2006年再発盤週間18位(オリコン)
  • 2009年再発盤週間189位(オリコン)
ゴールドディスク
  • ミリオン(日本)
  • 浜田省吾 アルバム 年表
    初夏の頃 〜IN EARLY SUMMER〜
    1997年
    The History of Shogo Hamada "Since1975"
    2000年
    SAVE OUR SHIP
    2001年
    テンプレートを表示

    The History of Shogo Hamada "Since1975"』(ザ・ヒストリー・オブ・ショウゴハマダ・シンス1975)は、2000年11月8日に発売された日本ミュージシャン浜田省吾ベスト・アルバム

    概要

    1975年愛奴のメンバーとしてレコード・デビューして以来、ミュージシャンとしてのキャリア25周年を記念して発売された。これまでにもバラード集やコンピレーション・アルバムは発売していたが、ベスト・アルバムは25年目で初めての発売となる。

    「History」というタイトルが付いている通り、これまでの音楽活動を語る上でターニング・ポイントになった楽曲という基準で、ファンからのリクエスト投票などを踏まえて選曲されている。

    あえて2枚組にはせず、1枚にまとめて収録された。そのため収録時間の都合上、どうしても入れることができなかった楽曲もあり、本人は心が痛かったという。また、「悲しみは雪のように」のシングル・バージョンは、今回がアルバム初収録となる。

    浜田の音楽の原点でもあるザ・ビートルズのベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1』と発売週が重なり、チャート第1位の座を争ったが、本作がビートルズを抑え初登場1位を獲得した(翌週はビートルズが逆転)。発売6週目で100万枚を突破し、最終的には120万枚を超える売上を記録した。浜田のアルバムでは初めてのミリオンセールスとなった。

    なお、この作品の発売からおよそ1ヶ月間、日本のオリコンチャートはベスト・アルバムが常に首位を保っており、オリジナル・アルバムの首位獲得が一切無かった。

    2006年8月9日に『The Best of Shogo Hamada vol.1』と『同 vol.2』の発売と同時に、面紙ジャケット仕様セルフ・ライナーノート(オリジナル版発売当時の販促用パンフレットからの再録)付きで期間限定にて再発された。また、2009年9月2日にはBlu-spec CDにて限定発売で再発された。

    収録曲

    1. 二人の夏 by AIDO
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:愛奴
      1975年愛奴のデビュー・アルバム『AIDO』及び同時発売のシングルに収録された、ミュージシャンとしてのデビュー曲。本作に収録された曲の中では唯一、浜田がリード・ボーカルではない(リード・ボーカルは青山徹町支寛二)。
    2. 路地裏の少年
      (作詞・作曲・編曲:浜田省吾)
      1976年発表のソロ・デビュー曲。音源はスタジオで録音されたものだけでも3種類(リミックスも含めれば6種類[1])が存在するが、本作には1stアルバム『生まれたところを遠く離れて』のバージョンを収録。
    3. 片想い
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:水谷公生
      現在に至るまで長年の音楽パートナーである水谷公生と組んで初めて発表した1978年発表のアルバム『Illumination』に収録されたバラード。「愛を眠らせて」のB面としてシングル・カットされた。
    4. 終りなき疾走
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:水谷公生)
    5. 丘の上の愛
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:水谷公生)
      4〜5の2曲は1980年発表のアルバム『Home Bound』収録曲。ロサンゼルスでレコーディングされた。
    6. ラストショー
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:水谷公生)
    7. 陽のあたる場所
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:水谷公生)
      6〜7の2曲はアルバム1981年発表の『愛の世代の前に』収録曲。
    8. MONEY
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二
      1984年発表のアルバム『DOWN BY THE MAINSTREET』の収録曲。初めて浜田省吾自らがプロデュースしたアルバムの曲であり、現在でもライブで必ず演奏する曲である。1999年リミックスされたヴァージョンを収録
    9. AMERICA
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:町支寛二)
    10. J.BOY
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一、江澤宏明)
    11. もうひとつの土曜日
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:板倉雅一)
      9~11の3曲は1986年発表の2枚組アルバム『J.BOY』収録曲。「もうひとつの土曜日」は浜田省吾の代表的なバラードのひとつ。3曲ともアルバム収録バージョンを1999年にリミックスされたものが収録された。
    12. 悲しみは雪のように (Single Version)
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:星勝
      テレビドラマ愛という名のもとに』の主題歌として1992年に発売されたシングル・バージョン[2]。オリコン1位の大ヒットを記録した。原曲は1981年発表のアルバム『愛の世代の前に』に収録されている。なお、本作のためにリミックスが施されている。
    13. 星の指輪
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:星勝、梁邦彦
      • 1993年発表のアルバム『その永遠の一秒に』に収録されたバラード。アルバム発売後の1994年にシングル・カットされた。表記にはないが、本作に収録されているものは後奏のフェードアウト部分が若干エディットされている。
    14. さよならゲーム
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:水谷公生)
    15. 青空のゆくえ
      (作詞・作曲:浜田省吾、編曲:星勝)
      14〜15の2曲は1996年発表のアルバム『青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜』収録曲。

    脚注

    1. ^ 1stシングルヴァージョン、アルバム『生まれたところを遠く離れて』収録ヴァージョン、12インチシングルヴァージョン、アルバム『J.BOY』収録ヴァージョン(オリジナル盤、1999年リミックス盤の合わせて2ヴァージョン)、1996年公開映画『スーパースキャンダル』エンディングヴァージョン(シングル・アルバム共に未発表)がある。
    2. ^ レコードシングルとして発売されたバージョンが存在するため、厳密には"CDシングル・バージョン"