岡部亘
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岡部亘(岡部わたる)(おかべわたる、1962年1月30日 - )は、日本のマルチ・ミュージシャン、作曲家。ドラマー、ギタリスト他、幅広く活躍。
概要
京都産業大学に入学後、軽音楽部に在籍し、ドラムスをはじめる。
数々のバンドの正式メンバーとしてのみならず、自身のユニット展開、他アーティストのサポート、ミュージカル出演など、所属・ジャンルを超えた多彩な活動で知られる。
主な参加バンド・ユニット
- おかげ様ブラザーズ : 1986年にメジャーデビュー。「ブラッキー岡部」としてドラムス担当。
- b-flower :1991年加入。主にドラムス担当。作曲も手がける。
- Mother's Boy : 中島らものバンド。
- オーサカ・エグザイル :金子鉄心(おかげ様ブラザーズ)、押尾コータロー、ナガサカ憲道の計四人によるケルト音楽ユニット。ギター、パーカッション担当。いしだ壱成のアルバム『PUR』などにも参加。
- 月と蛙 : 2001年春に三線の清水彩月と結成したユニット。歌謡曲、民謡からロックまで多彩な演奏内容で知られる。ギター、鳴りもの、唄を担当。作曲、アレンジも手がける。これまでに、アルバム3枚をリリース(2002年『天真爛漫』、2004年『豪華絢爛』、2009年『花鳥風月』)。
- 鞴座(ふいござ): 金子鉄心と藤沢祥衣の3人組ユニット。イーリアン・パイプやアコーディオンなどの鞴系の楽器を駆使することから名付けられた。パリのミュゼットからケルトまで欧州の大衆音楽を特徴とする。リリースアルバムに『フイゴ座の怪人』など。
- Livingstone Daisy : b-flower の八野英史とアンビエント・ミュージシャンの細海魚の3人組ユニット。2010年11月16日にデビュー曲『どこにも行けないでいる』を、2011年2月8日にセカンドシングル『この悲しい世界』を配信リリースした。リリースノーツによると、春にアルバムの発売が予定されている。
- Humming Toad : ビートルズに代表される 60's ポップが基調のソロユニット。全作曲、ヴォーカルとすべての楽器をこなす。b-flower の八野が作詞、宮大がミックスとして参加。1999年『Love Wonderland』、2000年『Love Under The Lily Pad』 のアルバム2作をリリース。
その他、ヘキサクラズマ 、ワズラワズ、スースーハー、スーバーゼリー、鞴弦、WALRUS、等。
他アーティストのサポート
ナガオクミ(2009年アルバム『ケシキス』)、華乃家ケイ、原田博行、等多数。
ミュージカル出演
ロックミュージカル公演にドラマーとして出演。
他にも、おろちロックショー、等。
エピソード他
- 使用ドラムは、ラディック・ムッサー(Ludwig-Musser)。カホンはシュラングベルグ。
- 自他ともに認めるビートルズの大ファン。[1][2]
- 「バブルガムポップ(Bubblegum pop)もビートルズ以外のリバプールサウンドもモンキーズもエルレーベルもソフトロックもほとんど全く知らないのに、(こんな)曲が書けちゃう天然 60's メロディーメイカー」であるとは、b-flower メンバーの八野英史の弁。[2]
- 公式サイトに「怪奇生物図鑑」ページを設けているほどの生物図鑑マニア。また同サイトでは、犬のクー、鳥のプックル、亀のジョンが、各々のページを与えられている。
- b-flower の八野からは「オカベーロ」、他に「かえるさん」と呼ばれている。