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デュラセル

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デュラセル製単三乾電池(Copper Top)
デュラセル製CP1型リチウム電池(米国製)

デュラセル (DURACELL) はアメリカの大手電池メーカー。2005年平成17年)に親会社のジレットプロクター・アンド・ギャンブルに買収されたため、それ以降はP&Gのグループ企業となった。

アメリカでは、アルカリ電池ニッケル水素二次電池充電器などの乾電池だけでなく、懐中電灯メモリーカード自動車鉛蓄電池なども販売している。

電池の製品名のCopper Topとは電池の陽極側が色であることによるが、元々赤毛を指す俗称であることが由来である。

日本における営業活動

沿革

  • 1965年昭和40年)、松下電池工業(現在のパナソニックエナジー社)とマロリー(現在のデュラセル)が合弁会社「ナショナルマロリー電池」を設立。ナショナルのロゴマークの横に「MALLORY」と併記。後に合弁を解消。
  • 1982年昭和57年)、三洋電機とデュラセルが合弁会社「三洋デュラセル」(後の三洋エナジー鳥取、法人としては現在のFDK鳥取)を設立。1987年昭和62年)に合弁を解消。
  • 2002年平成14年)、その後も「デュラセルジャパン」によって営業が継続されていたが、一部の商品を除いて日本市場から撤退。

現在、出荷を継続している商品も市場でよく見かけるとは言いがたい状況である。その他に、アメリカ製の電気製品が内蔵する充電用電池として、また、乾電池駆動の電化製品に添付品として見られるほか、並行輸入品として見かけることもある。

コストコでは、現在でもプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンから正規に供給された製品が販売されている。

出荷中の製品

2007年現在、国内の一般市場向けとして販売している製品に以下のようなものがある。

TV CM

三洋デュラセル時代の日本も含めて過去のTV CMでは、電池本体の色が2色に分かれていることを利用してか「陽極の部分がガシャンと閉じる」という演出がなされていた。

外部リンク