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バイオニック

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『バイオニック』
クリスティーナ・アギレラスタジオ・アルバム
リリース
録音 2008年 - 2010年
ジャンル ポップエレクトロ
レーベル アメリカ合衆国の旗RCAレコード
プロデュース クリスティーナ・アギレラ、リンダ・ペリー、ゴールドフラップ、レディトロン、シア、M.I.A.、ル・ティグラ、サンティゴールド、スイッチ、フォーカス...、ディプロ、ダン・キャリー、オスカー・ラミレス、ジョン・ヒル、サム・エンディコット、クラウド・ケリー、トリッキー・スチュワート、スティーブン・モラレス、ポロウ・ダ・ドン
チャート最高順位
  • 週間最高順位6位(全米3位)
クリスティーナ・アギレラ アルバム 年表
バック・トゥー・ベーシックス
(2008年)
バイオニック
(2010年)
『バイオニック』収録のシングル
  1. 「ノット・マイセルフ・トゥナイト」
    リリース: 2010年3月29日
  2. 「ユー・ロスト・ミー」
    リリース: 2010年夏/秋
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バイオニック』(Bionic,表記は『···{Bi~on~ic}』)は、アメリカ合衆国の歌手クリスティーナ・アギレラの4枚目のアルバム。オリジナル・アルバムとしては『バック・トゥー・ベーシックス』(Back to Basics)以来約4年振りの発売となる。発売元はRCAレコード(アメリカ)。

背景

2008年11月に自身初となるベスト盤『キープス・ゲッティン・ベター〜グレイテスト・ヒッツ』をリリースした彼女だが、実はその9ヶ月前から(同年2月)からビバリー・ヒルズにある自宅で今作のレコーディングを開始していた[1]ベスト盤リリース後のインタビューでは「全曲新曲を取り揃えているのよ。2009年の夏にはリリースできればと考えているわ。」と語っていた。そして、そのアルバムのコンセプトが「未来」である事もこの時点で明らかになっている[2]。2009年8月にはアルバムが最終調整に入っていることや、様々なアーティストとコラボレーションしている事が判明。インタビューではその中のひとりであるシア・ファーラーについて「今回のアルバムで一緒にたくさんの仕事をしたの。彼女は完璧な宝石よ。本当に侮れない才能のある存在なの。彼女との仕事をすごく楽しんだし、本当に超クレイジーなマジックを一緒に創ることができたように思うわ。」と語っている。 その他にもサンティゴールド、M.I.A.、レディトロンといった、彼女が尊敬するアーティスト達とのコラボレーションが実現している事も示唆した[3]

2009年10月、Rap-Up.comでプロデューサーであるトリッキー・スチュワートはアギレラの新作を「彼女の最高傑作の1つ」と称賛した。インタビューでは「彼女はまた、いろいろミックスしているんだ。再びR&Bもポップも歌っている。全てを網羅しているけど、その全てを中間で合わせることに成功しているんだ。あまりに様々な要素が入っているからね。」と語っている。また、ラッパーのフロー・ライダーが新作に関与していることも記されている[4]

2010年1月に雑誌『Marie Claire』にて、新作のタイトルが『Bionic』であることを公表。新作ではよりソフトな歌い方に挑戦したという。「"抑えた歌い方"は、過去には怖くてできなかったこと」だというが、「今の私は前よりももろく、同時に、前よりも強いの」と説明している[5]。同年3月25日に公式サイトにて、アルバムの発売日が6月8日に決定したことが公表された[6]

シングル

  1. "ノット・マイセルフ・トゥナイト"…2010年3月23日にアギレラのオフィシャルサイトにおいて、『バイオニック』からの先行シングルとして発表された楽曲。CDジャケットはモノクロ仕様で、アギレラが悪魔に扮してセクシーなポーズをとっている。プロデュースは世界的ヒット・メーカーPolow da Donが手がけている。[8]
  1. ユー・ロスト・ミー…6月18日にシングル・カットするとオフィシャルサイトで発表した。

収録曲

通常盤

#タイトル作詞・作曲プロデューサー時間
1.「バイオニック」クリスティーナ・アギレラ、カリーナ・ハーパー、ジョン・ヒル、スイッチジョン・ヒル、スイッチ
2.ノット・マイセルフ・トゥナイトジャマル・ジョーンズエスター・ディーンジェイソン・ペリー、グレッグ・カーティスポロウ・ダ・ドン
3.ウーフー(featuring ニッキー・ミナージュ)アギレラ、ミナージュ、クラウド・ケリー、ダン、ジョーンズポロウ・ダ・ドン
4.「エラスティック・ラヴ」アギレラ、M.I.A.、ヒル、テイラージョン・ヒル、スイッチ
5.「デスヌダテ」アギレラ、クリストファー・スチュワート、ケリークリストファー・スチュワート
6.「ラヴ&グラマー(イントロ)」  
7.「グラム」アギレラ、スチュワート、ケリートリッキー・スチュワート
8.「プリマドンナ」アギレラ、スチュワート、ケリートリッキー・スチュワート
9.「モーニング・デザート(イントロ)」フォーカス...フォーカス...
10.「セックス・フォー・ブレックファースト」アギレラ、ノエル・"ディテール"・フィッシャー・ジュニアフォーカス...
11.「リフト・ミー・アップ」リンダ・ペリーリンダ・ペリー
12.「マイ・ハート(イントロ)」  
13.「オール・アイ・ニード」アギレラ、シア・ファーラーサミュエル・ディクソンサミュエル・ディクソン
14.「アイ・アム」アギレラ、ファーラー、ディクソンサミュエル・ディクソン
15.「ユー・ロスト・ミー」アギレラ、ファーラー、ディクソンサミュエル・ディクソン
16.「アイ・ヘイト・ボーイズ」アギレラ、ジョーンズ、ディーン、ウィリアム・テイラー、ビル・ウィリングス、J・J・ハンターポロウ・ダ・ドン
17.「マイ・ガールズ」(featuring ピーチーズ)アギレラ、キャスリーン・ハンナ、ヨハンナ、JD・サムスン、ピーチーズル・ティグラ
18.「ヴァニティー」アギレラ、ディーン、ケリーエスター・ディーン

出典