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言語権

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言語権(げんごけん)とは、ある領域言語話者の民族性国籍・規模に関わらず、公私の領域で意思疎通を図るために、言語を選択する 人権市民権に関する個別的・総体的な権利のことである。

言語権は、それらの当事者たちによって理解されて自由に選ばれる言語による立法行政司法の行為、教育メディアに対する権利を含む。特に、少数民族先住民保護という文脈で、言語権は強制的な文化的同化言語帝国主義に抵抗する手段になりうる。

国際法における言語権は、通例、文化的・教育的な権利よりもより幅広い枠組みで取り扱われる。

言語権に関連する重要な文書には、en:Universal Declaration of Linguistic Rightsヨーロッパ地方言語・少数言語憲章en:Framework Convention for the Protection of National Minoritiesがある。

参考文献