滝山敏郎
滝山敏郎(たきやまとしろう)は、元予備校講師。英語を担当。現在は教師アカデミー主宰。
予備校講師引退後は瀧山敏郎と表記。
経歴
教師歴(学校)
講師歴(予備校)
予備校講師時代には爆発的な人気で、大教室で立ち見を出すこともあった。全盛期の代々木ゼミナールから東進ハイスクールへの移籍は大きな話題を呼び、テレビの特番でも取り上げられた。 そのため、予備校内では待遇が厚く、他の講師と異なり、個室を用意されることが多かった。
校舎へのの出講の他、衛星予備校の授業も担当(実際には校舎での講義がサテライト配信、もしくはビデオ録画される)。 「ピックアップ方式速読法」、「的中英文法」、「究極の語彙」、「入試に的中する全パターン」、「英作文4分の3得点法」、「長文恐怖症を吹き飛ばす速読即解法」、「あと20点取れる秘伝合格ストーリー」などの特設講義を担当し、テクニカルな学習メソッドを用いた指導は英語の苦手な受験生に勝機を見出させた。 読解は「ピックアップ方式」という速読法を用いた授業を行う。英文を前から、重要単語のみをピックアップしながら読んでいくというものである。 また、読解・文法ともテキストに「ここから出るシリーズ」というコーナーがまとめとしてあり、難関大学で狙われる癖のある問題を例文を用いて解説するものであった。
熱血的な指導で生徒のやる気を引き出すのがうまく、一部の受験生を信者化させ、講義の前には教卓にお菓子やジュース、お酒が供えられることも多かった。一部の受験生は、発言に従い、頭を丸坊主にするなどしており(「出家」と呼ばれた)、影響力の大きさをうかがわせる。
決まり文句は、「なんとかせえ!」で、指名されて問題が解けない場合などに扇子で生徒の頭を叩きながら発せられる。
しかし、一方で、「英語は暗記科目だ」などの発言から一部の講師や受験生から批判をあびた。
講義では、基本的に最前列(稀に2列目)のみ指名して問題を解かせていた。そのため、最前列には熱狂的な信者が座ることが多かった。
現役生よりも浪人生(中でも多浪生)を好む。理由は、一度底辺を見ているからとのこと。 また、首都圏の受験生よりも地方の受験生を好む。理由は、素朴で素直だからとのこと。 自分の似顔絵が印刷されたTシャツなどのグッズを作り、地方で頑張る受験生や信者などに配布していた。
成績の悪い生徒を合格させることに熱意を持っており、自らを「滝山再生工場」と呼ぶ。
阪神タイガースのファン。
出講(現在)
タキヤマグループ
タキヤマグループは滝山敏郎の所属する株式会社。 NAD (Next Academic Design)という事業部が中心となり、同名のブランドネームで各事業を行っている。 ホームページはhttp://www.nad.jp/
教師アカデミー
教師アカデミーは、NADブランドで行っているタキヤマグループの事業の一つで、教員研修、教育コンテンツ開発、講演会斡旋、経営指導、出版企画などを行っている。
学校内予備校
学校内予備校は、NADブランドで行っているタキヤマグループの事業の一つで、高等学校への学習コンテンツの提供、講師の派遣などを行っている。
学校内予備校導入校
- 高野山高等学校
- 京都大学文系進学特別コース
- 青森山田高等学校
- 東大コース
- 淀之水高等学校
- 特進コース