コンテンツにスキップ

「日本郵船歴史博物館」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Kottanda (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
33行目: 33行目:
|URL = https://museum.nyk.com/
|URL = https://museum.nyk.com/
}}
}}
'''日本郵船歴史博物館'''(にっぽんゆうせんれきしはくぶつかん)は、神奈川県[[横浜市]][[中区 (横浜市)|中区]][[海岸通 (横浜市)|海岸通]]にある[[日本郵船]]の[[企業博物館]]である。
'''日本郵船歴史博物館'''(にっぽんゆうせんれきしはくぶつかん)は、[[神奈川県]][[横浜市]][[中区 (横浜市)|中区]][[海岸通 (横浜市)|海岸通]]にある[[日本郵船]]の[[企業博物館]]である。


== 概要 ==
== 概要 ==

2022年12月9日 (金) 14:57時点における版

日本郵船歴史博物館
NYK MARITIME MUSEUM
横浜郵船ビル 地図
日本郵船歴史博物館の位置(横浜市内)
日本郵船歴史博物館
横浜市内の位置
施設情報
前身 日本郵船歴史資料館
専門分野 日本海運
館長 清水繁
管理運営 日本郵船
建物設計 和田順顕建築事務所[1]
開館 1993年12月
所在地 231-0002
神奈川県横浜市中区海岸通3-9
位置 北緯35度27分1.13秒 東経139度38分21.85秒 / 北緯35.4503139度 東経139.6394028度 / 35.4503139; 139.6394028座標: 北緯35度27分1.13秒 東経139度38分21.85秒 / 北緯35.4503139度 東経139.6394028度 / 35.4503139; 139.6394028
アクセス みなとみらい線馬車道駅」徒歩2分
JR根岸線関内駅」北口または市営地下鉄「関内駅」3番、4番出口から徒歩8分
JR根岸線桜木町駅」から徒歩12分
バスで「警察本部前」下車すぐ
外部リンク https://museum.nyk.com/
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

日本郵船歴史博物館(にっぽんゆうせんれきしはくぶつかん)は、神奈川県横浜市中区海岸通にある日本郵船企業博物館である。

概要

1993年に日本郵船グループが所有する横浜市中区の日本郵船横浜海岸通倉庫内にて「日本郵船歴史資料館」として開館し[2]、2003年に隣接する横浜郵船ビルの1階オフィススペースを改装した上で移転して「日本郵船歴史博物館」として再開館した。

日本郵船の社史を通して日本の海運の歴史を後世に伝える内容で常設展では明治維新から現在の日本郵船までの歴史を展示をしており、そのほかに企画展やイベントを行っている。

  • 開館時間 - 10:00~17:00(入館は16:30まで)[3]
  • 入館料 - 一般・大学生/400円、シニア(65歳以上)・中学生・高校生/250円、小学生以下/無料[3]
  • 休館日 - 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始、臨時休館日[3]

開発計画

2021年5月の発表によると2023年に建物は隣接の横濱ビルと同じく日本郵船三菱地所が解体する。2027年に跡地は外観を部分保存したうえで高さ110メートル22階建てのオフィスビルが竣工する計画であった。

2021年10月に横浜市へ提出した計画によると横浜郵船ビルは保存され解体されないこととなった。隣接するビルの解体は行われオフィスビルが建設される予定。

横浜郵船ビル

1936年に竣工したギリシャコリント式のビルである。2003年には博物館とするため大規模な改修を行った。そのために1階部分を竣工時通りにするために天井照明などを変えるなどをした。そのことが評価されて第15回BELCA賞ベストリフォーム部門で受賞をしている[4]。また、経済産業省近代化産業遺産にも認定されている。

撮影・ロケ

  • 華麗なる一族」第3回(2007年放映TBSテレビドラマ) - 劇中に主人公が訪問する銀行の外観として[5]

施設

常設展示
  1. 日本をひらく - 「郵便汽船三菱会社」の創業を紹介
  2. 日本郵船誕生秘話 - 「共同運輸会社」との競争から日本郵船への一本化を紹介
  3. 世界にひらく - 海外航路開拓の時代を紹介
  4. 豪華客船時代の到来 - 浅間丸に代表される昭和初期の客船黄金期を紹介
  5. 戦争と壊滅 - 太平洋戦争時の被害を紹介
  6. 復興への道 - 戦後復興期の航路回復を紹介
  7. 総合海運会社への変革 - 高度経済成長を背景とした多角化戦略を紹介
  8. 安定成長への対応 - オイルショックと海運不況以降の新たな試みを紹介
  9. NYKコーナー - 博物館本館と氷川丸の施設、日本郵船グループの事業を紹介(入館無料)
その他施設
  • オリエンテーションコーナー - 海運関係図書約1500冊を所蔵(一部有料コピー可)[3]
  • 企画展示
  • 客船コーナー - 歴代の日本郵船の客船を紹介
  • ティーコーナー
  • ミュージアムショップ - 収蔵しているポスター、パンフレットの図柄をあしらった一筆箋やポストカードなどのオリジナルグッズを販売(16:30まで営業)[3]
  • 中庭

脚注

  1. ^ 横浜郵船ビル”. HITNET(ヒットネット)産業技術史資料共通データベース. 2014年2月10日閲覧。
  2. ^ 海や船の魅力伝え25年 日本郵船歴史博物館で企画展|神奈川新聞2019年4月1日 2022年2月16日閲覧。
  3. ^ a b c d e 「日本郵船歴史博物館 NYK MARITIME MUSEUM」リーフレット
  4. ^ 第15回BELCA賞”. 2020年11月3日閲覧。
  5. ^ 『全国映画ドラマロケ地事典』p349 日外アソシエーツ編集(2011年)全国書誌番号:21946393


関連項目

外部リンク