「淡海国造」の版間の差分
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2021年9月22日 (水) 08:00時点における版
淡海国造 | |
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本姓 | 淡海臣 |
家祖 | 天押帯日子命 |
種別 | 皇別 |
出身地 | 大和国 |
主な根拠地 | 近江国滋賀郡 |
凡例 / Category:日本の氏族 |
淡海国造(おうみのくにのみやつこ・おうみこくぞう)は淡海国を支配した国造。
概要
表記
『先代旧事本紀』「国造本紀」に近江国造とある他、近淡海国造とも。
祖先
- 『古事記』によると、祖は天押帯日子命で、和邇氏、春日氏、小野氏、額田国造、武社国造と同系。
- 同書孝元天皇段では、波多八代宿禰の後裔として淡海臣が記されている。
- 『先代旧事本紀』「国造本紀」によると、成務朝に彦坐王3世孫の大陀牟夜別が淡海国造に任じられたという。
氏族
淡海氏(おうみうじ、姓は臣)で、和珥氏や小野氏と同族。なお淡海三船らは大友皇子の子孫なので別系。
「国造本紀」では安国造と同一の国造であるかのように受け取られるが、淡海国造と安国造は別系と見られ[1] [2]、「国造本紀」の記事は「近」と「安」が脱落したものと考えられる[3]。
本拠
近江国滋賀郡で、現在の瀬田川以西の大津市と高島市の一部に当たる。後には琵琶湖東岸の淡海安国造を併合し、近江全体を支配したともいう。
氏神
不明。