「カイロの紫のバラ」の版間の差分
m 廃止されたテンプレートの置換 BOTREQによる |
|||
78行目: | 78行目: | ||
* [http://film.guardian.co.uk/interview/interviewpages/0,6737,562682,00.html Woody Allen 2001 interview] at the National Film Theatre |
* [http://film.guardian.co.uk/interview/interviewpages/0,6737,562682,00.html Woody Allen 2001 interview] at the National Film Theatre |
||
* [http://www.crankycritic.com/qa/woodyallen.html Woody Allen interview] during the press junket for ''Small Time Crooks'' |
* [http://www.crankycritic.com/qa/woodyallen.html Woody Allen interview] during the press junket for ''Small Time Crooks'' |
||
* {{ |
* {{Allcinema title|4280|カイロの紫のバラ}} |
||
* {{ |
* {{Kinejun title|1753|カイロの紫のバラ}} |
||
* {{ |
* {{Amg movie|39712|The Purple Rose of Cairo}} |
||
* {{ |
* {{IMDb title|0089853|The Purple Rose of Cairo}} |
||
{{ウディ・アレン監督作品}} |
{{ウディ・アレン監督作品}} |
2016年4月21日 (木) 16:43時点における版
カイロの紫のバラ | |
---|---|
The Purple Rose of Cairo | |
監督 | ウディ・アレン |
脚本 | ウディ・アレン |
製作 | ロバート・グリーンハット |
製作総指揮 |
ジャック・ローリンズ チャールズ・H・ジョフィ |
出演者 |
ミア・ファロー ジェフ・ダニエルズ ダニー・アイエロ |
音楽 | ディック・ハイマン |
撮影 | ゴードン・ウィリス |
編集 | スーザン・E・モース |
配給 | オライオン・ピクチャーズ |
公開 |
1985年3月1日 1986年4月26日 |
上映時間 | 84分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $15,000,000 |
興行収入 | $10,631,333[1] |
『カイロの紫のバラ』(The Purple Rose of Cairo)は、1985年のアメリカ映画。監督はウディ・アレン。
あらすじ
舞台は1930年代のニュージャージー州。妻のセシリア(ミア・ファロー)はウェイトレスをして、失業中の夫モンク(ダニー・アイエロ)との生活を支えている。惨めな生活とモンクとの愛のない結婚から逃れるため、セシリアは映画館に通っているのだが、今上映されている「カイロの紫のバラ」という映画に彼女は夢中になっているのだった。「カイロの紫のバラ」の登場人物トムと、トム役を演じる俳優のギルの二役をジェフ・ダニエルズが演じている。トムは第四の壁を破り、白黒のスクリーンからカラフルな現実の世界へ現れる。「カイロの紫のバラ」の監督はトムが映画から逃げたのに気づき、ギルとともに事件が起こっているニュージャージーの映画館にやってくる。この映画はトムとギル、セシリアを巻き込んだ普通ではない三角関係を描いている。エンディングでは、ギルがセシリアを見捨てハリウッドに戻ってしまう。これまで恋人も仕事も家庭も持てなかったセシリアは、映画館の席について『トップ・ハット』のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのダンスを見つめている。自分の悲惨な状況を忘れ、映画に夢中になっているセシリアを映し映画は終わる。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
セシリア | ミア・ファロー | 高島雅羅 |
トム・バクスター / ギル・シェパード | ジェフ・ダニエルズ | 富山敬 |
モンク | ダニー・アイエロ | 島香裕 |
ヘンリー | エドワード・ハーマン | |
ジェイソン | ジョン・ウッド | |
リタ | デボラ・ラッシュ | |
伯爵夫人 | ゾーイ・コールドウェル | |
ラリー・ワイルド | ヴァン・ジョンソン | 塚田正昭 |
キティ・ハインズ | カレン・エイカーズ | さとうあい |
ドネリー神父 | ミロ・オーシャ | |
オルガ | カミーユ・サヴィオラ | 竹口安芸子 |
エマ | ダイアン・ウィースト | さとうあい |
映画館の客 | ジョージ・マーティン |
- 日本語吹替 - 初回放送1989年7月1日テレビ朝日「ウィークエンドシアター」(2015年9月2日発売の『吹替の名盤』シリーズ <テレビ吹替音声収録>DVDに収録。ノーカット)
トム・バクスター / ギル・シェパードには、当初は、アレンが出演作を気に入っていたマイケル・キートンがキャスティングされていた。アレンの監督作品ならと、割安な出演料で出演を引き受けたキートンだったが、後にアレンは、キートンがあまりにも現代的で、時代性を帯びた役に据えるのは難しいと思い始めた。10日間にわたって撮影を行なった末に、両者は友好的な合意の上で仕事を打ち切ることにし、キートンの代わりにダニエルズがこの役に据えられた[2]。
撮影現場
トムとセシリアのシーンの多くはバートランドアイランド・アミューズメントパークで撮影されている。この施設は映画製作の前に閉鎖されていた。ニュージャージー州サウス・アムボイのラリタン・ディナーでも撮影された。
受賞
本作は英国アカデミー賞とセザール賞最優秀外国映画賞を受賞した。また『タイム』の「ALL-TIME 100 best films」にも選ばれた。
参考文献
- ^ “The Thing Called Love”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年11月19日閲覧。
- ^ "Turner Classic Movies Film Article: The Purple Rose of Cairo" from tcm.com
外部リンク
- Roller coasters, Aristotle, and the films of Woody Allen. a 2001 article from the Literature Film Quarterly
- Woody Allen 2001 interview at the National Film Theatre
- Woody Allen interview during the press junket for Small Time Crooks
- カイロの紫のバラ - allcinema
- カイロの紫のバラ - KINENOTE
- The Purple Rose of Cairo - オールムービー
- The Purple Rose of Cairo - IMDb