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'''鈴木 勝忠'''(すずき かつただ、[[1923年]][[9月15日]]<ref>『現代日本人名録』</ref>- [[2012年]][[6月3日]])は、[[日本]]の日本近世文学研究者、[[岐阜大学]]名誉教授。

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[[愛知県]][[岡崎市]]生まれ。[[1952年]][[東京大学]]文学部国文科卒。[[愛知学芸大学]]講師、岐阜大学助教授、教授。[[1987年]]定年退官、名誉教授、[[中京大学]]教授。[[1993年]]芭蕉祭奨励賞受賞。[[2000年]][[勲三等]][[旭日中綬章]]叙勲。没後[[正四位]]。


[[川柳]]・[[雑俳]]研究の第一人者で、『雑俳集成』を24巻のほか多く私家版を刊行した。
[[川柳]]・[[雑俳]]研究の第一人者で、『雑俳集成』を24巻のほか多く私家版を刊行した。
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*『東海の言葉辞典』泰文堂 1969
*『東海の言葉辞典』泰文堂 1969
*『俳諧史要』明治書院 1973
*『俳諧史要』明治書院 1973
*『川柳・雑俳からみた江戸庶民風俗』雄山閣出版 1978 風俗文化史選書
*『川柳・雑俳からみた江戸庶民風俗』雄山閣出版 風俗文化史選書 1978
*『川柳と雑俳』千人社 1979 歴史選書
*『川柳と雑俳』千人社 歴史選書 1979
*『岐阜落城軍記と慶長記』中川書房 1981
*『岐阜落城軍記と慶長記』中川書房 1981
*『[[柄井川柳]] 無作の指導者』新典社 1982 日本の作家
*『[[柄井川柳]] 無作の指導者』新典社 日本の作家 1982
*『近世俳諧史の基層 蕉風周辺と雑俳』名古屋大学出版会 1992
*『近世俳諧史の基層 蕉風周辺と雑俳』名古屋大学出版会 1992
*『江戸上方『艶句』の世界』三樹書房 1996
*『江戸上方『艶句』の世界』三樹書房 1996
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*『江戸雑俳上方娘の世界』三樹書房 1997 
*『江戸雑俳上方娘の世界』三樹書房 1997 


==編著==
===編著===
*『未刊江戸座俳論集と研究』編著 未刊国文資料刊行会 1959
*『未刊江戸座俳論集と研究』編著 未刊国文資料刊行会 1959
*『江戸座俳諧集』第1-4  校 古典文庫 1967-69 
*『江戸座俳諧集』第1-4 校 古典文庫 1967-69 
*『雑俳語辞典』編 東京堂出版、1968
*『雑俳語辞典』編 東京堂出版、1968
*「川柳」『日本古典文学全集』小学館 1971
*「川柳」『日本古典文学全集』小学館 1971
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*『日本古典文学全集』月報 
*『日本古典文学全集』月報 
*読売新聞記事 
*読売新聞記事 

==脚注==
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2015年9月7日 (月) 11:12時点における版

鈴木 勝忠(すずき かつただ、1923年9月15日[1]- 2012年6月3日)は、日本の日本近世文学研究者、岐阜大学名誉教授。

愛知県岡崎市生まれ。1952年東京大学文学部国文科卒。愛知学芸大学講師、岐阜大学助教授、教授。1987年定年退官、名誉教授、中京大学教授。1993年芭蕉祭奨励賞受賞。2000年勲三等旭日中綬章叙勲。没後正四位

川柳雑俳研究の第一人者で、『雑俳集成』を24巻のほか多く私家版を刊行した。

著書

  • 『東海の言葉辞典』泰文堂 1969
  • 『俳諧史要』明治書院 1973
  • 『川柳・雑俳からみた江戸庶民風俗』雄山閣出版 風俗文化史選書 1978
  • 『川柳と雑俳』千人社 歴史選書 1979
  • 『岐阜落城軍記と慶長記』中川書房 1981
  • 柄井川柳 無作の指導者』新典社 日本の作家 1982
  • 『近世俳諧史の基層 蕉風周辺と雑俳』名古屋大学出版会 1992
  • 『江戸上方『艶句』の世界』三樹書房 1996
  • 『川柳雑俳江戸庶民の世界』三樹書房 1996
  • 『江戸雑俳上方娘の世界』三樹書房 1997 

編著

  • 『未刊江戸座俳論集と研究』編著 未刊国文資料刊行会 1959
  • 『江戸座俳諧集』第1-4 校 古典文庫 1967-69 
  • 『雑俳語辞典』編 東京堂出版、1968
  • 「川柳」『日本古典文学全集』小学館 1971
  • 『続雑俳語辞典』明治書院 1982
  • 『雑俳集成』第1期 全12巻 校訂 東洋書院 1984-87 
  • 『新日本古典文学大系 72 江戸座点取俳諧集』校注 岩波書店 1993
  • 宝井其角全集』全4巻 石川八朗,今泉準一,波平八郎,古相正美共編 勉誠社 1994
  • 『雑俳集成』第2期 全12巻 私家版、1990-93 
  • 『雑俳集成』第3期 全12巻 私家版、1995-99 

参考

  • 『日本古典文学全集』月報 
  • 読売新聞記事 

脚注

  1. ^ 『現代日本人名録』