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「帰郷 (さだまさしのアルバム)」の版間の差分

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『'''帰郷'''』(ききょう)は、[[シンガーソングライター]][[さだまさし]]の[[1986年]]発表の全曲新録音によるベスト・アルバムである。
『'''帰郷'''』(ききょう)は、[[シンガーソングライター]][[さだまさし]]の[[1986年]][[10月19日]]発表の全曲新録音によるベスト・アルバムである。


== 概要 ==
== 概要 ==
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== 収録曲 ==
== 収録曲 ==
#[[精霊流し (曲)|精霊流し]]
#'''[[精霊流し (曲)|精霊流し]]'''
#:グレープ時代の代表曲。オリジナル・キーの[[嬰ハ短調]]→[[嬰ニ短調]]から[[ニ短調]]→[[ホ短調]]へと[[短二度]]上げて移調されている。
#:グレープ時代の代表曲。オリジナル・キーの[[嬰ハ短調]]→[[嬰ニ短調]]から[[ニ短調]]→[[ホ短調]]へと[[短二度]]上げて移調されている。
#交響楽(シンフォニー) 
#'''交響楽(シンフォニー)'''
#:グレープのアルバム『[[せせらぎ (アルバム)|せせらぎ]]』収録曲。
#:グレープのアルバム『[[せせらぎ (アルバム)|せせらぎ]]』収録曲。
#[[無縁坂 (曲)|無縁坂]] 
#'''[[無縁坂 (曲)|無縁坂]]'''
#:同上。ここではアレンジが変更され、ライヴ・アルバム『[[のちのおもひに]]』ではオリジナル・アレンジと本作のアレンジがそれぞれ第3夜と第4夜で演奏された。
#:同上。ここではアレンジが変更され、ライヴ・アルバム『[[のちのおもひに]]』ではオリジナル・アレンジと本作のアレンジがそれぞれ第3夜と第4夜で演奏された。
#縁切寺 
#'''縁切寺'''
#:さだは「精霊流し」と「無縁坂」とこの曲を「グレープ悲惨三部作」と自嘲気味に述べている。
#:さだは「精霊流し」と「無縁坂」とこの曲を「グレープ悲惨三部作」と自嘲気味に述べている。
#掌
#''''''
#:グレープのアルバム『せせらぎ』収録曲。
#:グレープのアルバム『せせらぎ』収録曲。
#フレディもしくは三教街 ─ロシア租界にて─
#'''フレディもしくは三教街 ─ロシア租界にて─'''
#:グレープのアルバム『[[コミュニケーション (グレープのアルバム)|コミュニケーション]]』収録曲。デビュー35周年記念コンサートではこの曲がソロ時代の曲と誤解されるとさだは語る。
#:グレープのアルバム『[[コミュニケーション (グレープのアルバム)|コミュニケーション]]』収録曲。デビュー35周年記念コンサートではこの曲がソロ時代の曲と誤解されるとさだは語る。
#僕にまかせてください 
#'''[[僕にまかせてください]]'''
#:[[クラフト (フォークグループ)|クラフト]]に提供した曲。ライヴでのセルフ・カヴァーはあったがスタジオ録音は初めて。
#:[[クラフト (フォークグループ)|クラフト]]に提供した曲。ライヴでのセルフ・カヴァーはあったがスタジオ録音は初めて。
#[[関白宣言]]
#'''[[関白宣言]]'''
#:さだの最大ヒット曲。
#:さだの最大ヒット曲。
#[[案山子 (さだまさしの曲)|案山子]]
#'''[[案山子 (さだまさしの曲)|案山子]]'''
#:さだ自身が大変気に入っている楽曲で、コンサートでも頻繁に採り上げている。
#:さだ自身が大変気に入っている楽曲で、コンサートでも頻繁に採り上げている。
#[[秋桜 (山口百恵の曲)|秋桜]]
#'''[[秋桜 (山口百恵の曲)|秋桜]]'''
#:[[山口百恵]]に提供した曲。さだ自身もアルバム『[[私花集 (さだまさしのアルバム)|私花集]]』で既にセルフ・カヴァーしていた。
#:[[山口百恵]]に提供した曲。さだ自身もアルバム『[[私花集 (さだまさしのアルバム)|私花集]]』で既にセルフ・カヴァーしていた。
#転宅
#'''転宅'''
#:アルバム『[[帰去来 (アルバム)|帰去来]]』収録曲。
#:アルバム『[[帰去来 (アルバム)|帰去来]]』収録曲。
#主人公
#'''主人公'''
#:アルバム『私花集』収録曲。さだの人気曲ファン投票では常に第1位である。
#:アルバム『私花集』収録曲。さだの人気曲ファン投票では常に第1位である。

===作詩・作曲・編曲===
* すべて作詩<ref>さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。</ref>・作曲:さだまさし
*下記以外は編曲:[[渡辺俊幸]]
**「精霊流し」編曲:[[さだまさし]]
**「交響楽(シンフォニー)」「フレディもしくは三教街 ─ロシア租界にて─」編曲:[[服部克久]]
**「無縁坂」「縁切寺」編曲:[[信田かずお]]

===主な参加ミュージシャン===
*ギター:[[吉川忠英]]
*ピアノ:[[倉田信雄]]
*コーラス:[[EVE (歌手グループ)|EVE]]
他多数

== 脚注 ==
<references />


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2013年9月3日 (火) 12:05時点における版

『帰郷』
さだまさしベスト・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージック
レーベル フリーフライトレコード
プロデュース さだまさし
チャート最高順位
さだまさし アルバム 年表
自分症候群
(1985年)
帰郷
(1986年)
夢回帰線
(1987年)
テンプレートを表示

帰郷』(ききょう)は、シンガーソングライターさだまさし1986年10月19日発表の全曲新録音によるベスト・アルバムである。

概要

さだまさしのソロデビュー10周年記念に制作されたアルバム。さだは『帰去来』から『自分症候群』に至るまで、毎年オリジナルアルバムを発表しているが、1986年はこのアルバム制作に専念し、それを行わなかった。

収録曲

  1. 精霊流し
    グレープ時代の代表曲。オリジナル・キーの嬰ハ短調嬰ニ短調からニ短調ホ短調へと短二度上げて移調されている。
  2. 交響楽(シンフォニー)
    グレープのアルバム『せせらぎ』収録曲。
  3. 無縁坂
    同上。ここではアレンジが変更され、ライヴ・アルバム『のちのおもひに』ではオリジナル・アレンジと本作のアレンジがそれぞれ第3夜と第4夜で演奏された。
  4. 縁切寺
    さだは「精霊流し」と「無縁坂」とこの曲を「グレープ悲惨三部作」と自嘲気味に述べている。
  5. グレープのアルバム『せせらぎ』収録曲。
  6. フレディもしくは三教街 ─ロシア租界にて─
    グレープのアルバム『コミュニケーション』収録曲。デビュー35周年記念コンサートではこの曲がソロ時代の曲と誤解されるとさだは語る。
  7. 僕にまかせてください
    クラフトに提供した曲。ライヴでのセルフ・カヴァーはあったがスタジオ録音は初めて。
  8. 関白宣言
    さだの最大ヒット曲。
  9. 案山子
    さだ自身が大変気に入っている楽曲で、コンサートでも頻繁に採り上げている。
  10. 秋桜
    山口百恵に提供した曲。さだ自身もアルバム『私花集』で既にセルフ・カヴァーしていた。
  11. 転宅
    アルバム『帰去来』収録曲。
  12. 主人公
    アルバム『私花集』収録曲。さだの人気曲ファン投票では常に第1位である。

作詩・作曲・編曲

  • すべて作詩[1]・作曲:さだまさし
  • 下記以外は編曲:渡辺俊幸
    • 「精霊流し」編曲:さだまさし
    • 「交響楽(シンフォニー)」「フレディもしくは三教街 ─ロシア租界にて─」編曲:服部克久
    • 「無縁坂」「縁切寺」編曲:信田かずお

主な参加ミュージシャン

他多数

脚注

  1. ^ さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。