弘治帝

弘治帝 朱祐樘
明
第10皇帝
王朝	明
在位期間	1487年 - 1505年
都城	北京
姓・諱	朱祐樘
諡号	建天明道誠純中正聖文神武至仁大徳敬皇帝
廟号	孝宗
生年	1470年（成化6年）
没年	1505年（弘治18年）
父	成化帝（第3子）
陵墓	泰陵
年号	弘治 : 1488年 - 1505年

弘治帝（こうちてい、1470年（成化6年） - 1505年（弘治18年）在位1487年 - 1505年）は中国明朝の第10代皇帝。諱は祐樘（ゆうとう）、廟号は孝宗（こうそう）。日本では使用した元号により一般に弘治帝と称される。

生涯

成化帝の第3子として生まれる。母は紀氏で、広西省の少数民族の反乱鎮圧で捕虜となり、宮人として献上された人物。成化帝の寵妃万貴妃は嫉妬深い女性であり、彼女以外の妃が産んだ子をことごとく暗殺していたが、弘治帝は宦官により密かに育てられ成人した。

即位した弘治帝が始めに行った事は、成化帝が重用し、朝政に何ら貢献することなく高禄を与えられていた道士、僧の追放である。その首魁であった李牧省、僧継暁は投獄、後に死罪とした。

弘治帝は賢臣を登用し専売法の見直し、宦官・道士・僧の綱紀粛正、北のダヤン・ハーンに対する防衛体制の強化などの政策を実施、弛緩していた明朝の国勢を立て直した。一時期不老長寿を説く宦官を信任した事もあったが、まもなくその害に気付き粛清し、再び政務に励み、後世の史家より明中興の祖と称されている。

1505年に崩御。泰陵（明の十三陵）に埋葬された。

宗室

后妃

• 孝康敬皇后

子

• 正徳帝朱厚照
• 蔚悼王朱厚煒

女

• 太康公主