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「湯野川温泉」の版間の差分

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'''湯野川温泉'''(ゆのかわおんせん)は、[[青森県]][[むつ市]][[川内町 (青森県)|川内町]](旧国[[陸奥国]])にある[[温泉]]である。'''湯の川温泉'''と表記されることもある。
'''湯野川温泉'''(ゆのかわおんせん)は、[[青森県]][[むつ市]][[川内町 (青森県)|川内町]]湯野川(旧国[[陸奥国]])にある[[温泉]]である。'''湯の川温泉'''と表記されることもある。

== アクセス ==
* 鉄道 : [[東日本旅客鉄道|JR]][[大湊線]][[大湊駅]]より[[ジェイアールバス東北|JRバス東北]][[下北線]]脇野沢行に乗り、約45分で[[川内町バスストップ|川内町]]バス停へ。同バス停より[[川内交通]]湯野川温泉行バスに乗り換え約30分。


== 泉質 ==
== 泉質 ==
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== 温泉街 ==
== 温泉街 ==
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[[下北半島]]の奥地、湯野川渓流沿いに温泉地が広がる。[[ホテル]]は1軒、[[旅館]]は3軒存在する。


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[[日帰り入浴施設]]は1軒、濃々園(じょうじょうえん)が存在する。また地元の人用の[[共同浴場]]も存在する。


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[[河口慧海]]が、[[チベット]]から持ち帰った[[大蔵経]]などの教典を訳すためこの地の小さな寺に籠もり、大志半ばに死去した地でもある。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
開湯は約300年前、泉竜寺の開祖である大英門突によって発見されたという。
開湯は{{和暦|1674}}、泉竜寺の開祖である大英門突によって発見されたという。


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[[下風呂温泉]]同様に、[[1964年]]には[[水上勉]]の[[飢餓海峡]]の撮影が行われた場所である。
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飢餓海峡にも登場する[[森林鉄道]]が川内方面と結んでいた。2008年現在も森林鉄道の痕跡が残る。
飢餓海峡にも登場する[[森林鉄道]]が川内方面と結んでいた。2008年現在も森林鉄道の痕跡が残る。


== 関連項目 ==
== アクセス ==
* 鉄道 : [[東日本旅客鉄道|JR]][[大湊線]][[大湊駅]]より[[ジェイアールバス東北|JRバス東北]][[下北線]]脇野沢行に乗り、約45分で[[川内町バスストップ|川内町]]バス停へ。同バス停より[[川内交通]]湯野川温泉行バスに乗り換え約30分
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* 車:むつ市街地より45km。
* [[温泉]]、[[温泉街]]、[[外湯]]、[[温泉番付]]

* [[日本の温泉地一覧]] - [[日本の温泉画像一覧]]
== 脚注 ==
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[[Category:青森県の温泉]]
[[Category:青森県の温泉]]

2012年1月20日 (金) 13:39時点における版

湯野川温泉
濃々園 浴室
温泉情報
所在地 青森県むつ市川内町湯野川
座標 北緯41度19分01秒 東経140度57分40秒 / 北緯41.31694度 東経140.96111度 / 41.31694; 140.96111座標: 北緯41度19分01秒 東経140度57分40秒 / 北緯41.31694度 東経140.96111度 / 41.31694; 140.96111
交通 #アクセス参照
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温(摂氏 54 °C
液性の分類 アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
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旅館街

湯野川温泉(ゆのかわおんせん)は、青森県むつ市川内町湯野川(旧国陸奥国)にある温泉である。湯の川温泉と表記されることもある。

泉質

温泉街

下北半島の奥地、湯野川渓流沿いに温泉地が広がる。ホテルは1軒、旅館は3軒存在する。

日帰り入浴施設は1軒、濃々園(じょうじょうえん)が存在する。また地元の人用の共同浴場も存在する。

河口慧海が、チベットから持ち帰った大蔵経などの教典を訳すためこの地の小さな寺に籠もり、大志半ばに死去した地でもある。

歴史

開湯は1674年(延宝2年)、泉竜寺の開祖である大英門突によって発見されたという。

下風呂温泉同様に、1964年には水上勉飢餓海峡の撮影が行われた場所である。

飢餓海峡にも登場する森林鉄道が川内方面と結んでいた。2008年現在も森林鉄道の痕跡が残る。

アクセス

脚注

  1. ^ 泉質は濃々園内に掲示の温泉分析書(平成17年付)による