「ピース・オブ・ミー」の版間の差分
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2010年9月18日 (土) 09:51時点における版
「ピース・オブ・ミー」 | ||||
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ブリトニー・スピアーズ の シングル | ||||
リリース | ||||
ジャンル | テクノポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ジャイヴ・レコード | |||
プロデュース | Bloodshy & Avant | |||
ゴールドディスク | ||||
ブリトニー・スピアーズ シングル 年表 | ||||
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「ピース・オブ・ミー」は、ブリトニー・スピアーズが2007年に発売したシングルCD。5thアルバムの『ブラックアウト』に収録されており、2008MTVビデオ・ミュージック・アワードで三冠に輝いた。
「ピース・オブ・ミー」は『ブラックアウト』からの「ギミ・モア」に続く2ndシングルとして発売され、アイルランドでチャートトップを獲得、イギリスでも自身最高となる2位となったほか多くの国でトップ10に入り国際的な成功をおさめた。またクラブでもアメリカやオーストラリアを中心にDance Club Play chartsでトップを飾った。
制作
「ピース・オブ・ミー」は「トキシック」でもプロデューサーを務めたスウェーデン人のBloodshy & Avantとして知られるChristian KarlssonとPontus Winnbergの二人組、そして同じくスウェーデン人のKlas Åhlundによって書かれた。曲はブリトニーの私生活を追い続けるメディアやパパラッチに対するアンサーソングとして作られており、ブリトニーはライアン・シークレストとのラジオのインタビューで「あなたがどこに行っても、たくさんの人が質問を投げかけてくるとする。時にはまったく意味のわからないものもあるわ。そんな時、質問はおいといて『You want a piece of me?(私みたいになりたいんでしょ?)』って尋ね返してみるの。それってクールで賢い方法だと思わない?私はとってもかわいい曲だと思うの…好きよ。」と答えている。もともとはスウェーデン人歌手Robynがデモテープに録音したものが元となっており、彼女の声もブリトニーの楽曲に使用されている。
発売と反応
「ピース・オブ・ミー」は『ブラックアウト』が発売される以前からEntertainment Weekly誌やビルボード誌など有力雑誌からも非常に高い評価を受けており、CDが発売される前からラジオで頻繁に流されていた。またCDのジャケット写真をファンより公募し、ファンが作成したモンタージュ写真が実際に使われたことでも話題となった。
発売後も星形式のランク付けでは概ね星4つ以上を獲得しており、ローリング・ストーン誌は2007年度の100 Best Songsの15位にランキングしたほか「聞かなければならない曲」の一曲にあげている。またオールミュージックではプロデューサーのBloodshy & Avantに対して、「ゴシップクイーンのための巧妙かつ挑戦的な応援歌作りに挑んだ」と批評している。
プロモーション・ビデオ
「ピース・オブ・ミー」のプロモーション・ビデオは2007年11月27日と11月28日の2日間にわたりハリウッドのナイトクラブとレストランで行われ、監督はブリトニーの楽曲「ノット・ア・ガール」(I'm Not a Girl, Not Yet a Woman) や2002年に行われたペプシコーラの世界キャンペーンコマーシャルを手掛けたWayne Ishamが務めた。また11月30日にはブリトニーのファンが過去のブリトニーのレッドカーペットでのインタビューやライブ映像などを組み合わせた自主制作プロモーション・ビデオを公開し、ブリトニーサイドに選ばれた一作がMTVで放送されている。実際のプロモーション・ビデオのほうは12月14日にMTVで放送され、iTunesではブリトニーのPVの中でもっとも配信されたものとなった。
このビデオはパパラッチがテーマにされており、ビデオの冒頭も自宅近くで大勢のパパラッチがフラッシュを焚く映像から始まる。ブリトニーは彼らにたいしてわざと尻をみせて踊るなどパパラッチを挑発するような行動をしている。その後ブリトニーとまったく同じ恰好に扮した複数の女性とともにパーティー会場に向かい、トイレでかちあったパパラッチとひと悶着起こしたあとその様子を自宅に帰りゴシップニュースで見る、という構成になっている。また別のシーンでは七色の背景の前で茶色の毛皮のベストに黒いブラジャー、ダメージジーンズを履いて「ピース・オブ・ミー」を歌っている。
このビデオはYouTubeでも5000万回以上の再生回数を誇り彼女のPVの中ではもっとも再生されたビデオとなったほか、2008年にロサンゼルスで開催された2008MTVビデオ・ミュージック・アワードでは当夜の最優秀賞にあたる「Video Of The Year(最優秀ビデオ賞)」のほかに「Best Female Video(最優秀女性アーティスト賞」と「Best Pop Video(最優秀ポップビデオ賞)」の主要部門三冠を達成し去年の汚名を返上することに成功、このことはアメリカメディアも大きく伝えた。