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「ラッシュ (カナダのバンド)」の版間の差分

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'''Rush''' は、Geddy LEE(ゲディー・リー)、Alex LIFESON(アレックス・ライフソン)、Neil PEART(ニール・パート人で結成された[[カナダ]]のプログレッシブ・ロック・バンド。
'''ラッシュ'''(Rush) は、ゲディー・リー(Geddy Lee)、アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)、ニール・パート(Neil Peart)3人で結成された[[カナダ]]の[[プログレッシブ・ロック]][[バンド (音楽)|バンド]]


いずれもテクニシャンで、ゲディー・リーは曲中[[ベース (弦楽器)|ベース]]と[[キーボード]]を交互に弾き分け、ベースを弾きながらフットペダル([[キーボード]])を演奏しつつヴォーカルを担当するという役ぶり。
いずれもテクニシャンで、ゲディー・リーは曲中[[ベース (弦楽器)|ベース]]と[[キーボード]]を交互に弾き分け、ベースを弾きながらフットペダル([[キーボード]])を演奏しつつヴォーカルを担当するという13役ぶり。
ニール・パートは水平方向360度[[ドラムセット]]を縦横無尽にプレイする。細かくマリンバのように並んだドラムパッドから上下に並ぶカウベルまで寸分の違いなく叩き分け、ライブで見せる恒例のドラムソロは必見。
ニール・パートは水平方向360度[[ドラムセット]]を縦横無尽にプレイする。細かくマリンバのように並んだドラムパッドから上下に並ぶカウベルまで寸分の違いなく叩き分け、ライブで見せる恒例のドラムソロは必見。
リードギター担当のアレックス・ライフソンはコード音の積み重ねに特徴がある。Lerxst Soundと呼ばれる音の壁のような重厚な[[ギター|ギター]]を奏でる。曲中のアコースティック・ギターとの持ち替えも充分に計算されたものとなっている。
リードギター担当のアレックス・ライフソンはコード音の積み重ねに特徴がある。Lerxst Soundと呼ばれる音の壁のような重厚な[[ギター]]を奏でる。曲中のアコースティック・ギターとの持ち替えも充分に計算されたものとなっている。


アルバムでの楽曲がかなり高精度であるにも関わらず、一般に水物とされるライブ演奏においてもシーケンサーやテープとの同期を試み、完璧な演奏を実現する。また変拍子を自然に聞かせる点でも楽曲の完成度は高い。それでいてメロディアスと文句をいう者はもはやいないだろう。
アルバムでの楽曲がかなり高精度であるにも関わらず、一般に水物とされるライブ演奏においてもシーケンサーやテープとの同期を試み、完璧な演奏を実現する。また変拍子を自然に聞かせる点でも楽曲の完成度は高い。それでいてメロディアスと文句をいう者はもはやいないだろう。


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2005年9月9日 (金) 09:14時点における版

ラッシュ(Rush) は、ゲディー・リー(Geddy Lee)、アレックス・ライフソン(Alex Lifeson)、ニール・パート(Neil Peart)の3人で結成されたカナダプログレッシブ・ロックバンド

いずれもテクニシャンで、ゲディー・リーは曲中ベースキーボードを交互に弾き分け、ベースを弾きながらフットペダル(キーボード)を演奏しつつヴォーカルを担当するという1人3役ぶり。 ニール・パートは水平方向360度ドラムセットを縦横無尽にプレイする。細かくマリンバのように並んだドラムパッドから上下に並ぶカウベルまで寸分の違いなく叩き分け、ライブで見せる恒例のドラムソロは必見。 リードギター担当のアレックス・ライフソンはコード音の積み重ねに特徴がある。Lerxst Soundと呼ばれる音の壁のような重厚なギターを奏でる。曲中のアコースティック・ギターとの持ち替えも充分に計算されたものとなっている。

アルバムでの楽曲がかなり高精度であるにも関わらず、一般に水物とされるライブ演奏においてもシーケンサーやテープとの同期を試み、完璧な演奏を実現する。また変拍子を自然に聞かせる点でも楽曲の完成度は高い。それでいてメロディアスと文句をいう者はもはやいないだろう。