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「あまくさ号」の版間の差分

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* [http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/other/fukuoka_amakusa.php 福岡天草きっぷ]
* [http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/other/fukuoka_amakusa.php 福岡天草きっぷ]
* [http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/ticket/keikyu/index.html 羽田京急きっぷ]
* [http://www.kyusanko.co.jp/sankobus/ticket/keikyu/index.html 羽田京急きっぷ]



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2009年9月20日 (日) 16:02時点における版

あまくさ号と沿線風景

あまくさ号九州産交バスが運行する、阿蘇くまもと空港(熊本空港)・熊本交通センター熊本市)~天草を結ぶ、熊本県内の快速バスである。

沿革

  • 1966年9月24日 天草五橋開通 翌日から運行開始 快速の他に熊本~本渡間準急、三角~本渡間急行が新設された
    • ヘッドマークあり(天草5号橋をモチーフに松島の島々をイメージしたもの)
    • 当初の停留所 辛島町~熊本駅前~宇土~登立~合津九商前~合津~赤崎~亀川~○浄南~○浜の丁~○市役所~○城下~本渡(○は降車のみ)
  • 1968年7月10日 超快速3往復運行開始 19往復のうち3往復超快速、
    • 超快速停留所:辛島町~熊本駅前~合津九商前~合津~本渡~天草国際ホテル(現:ホテルアレグリアガーデンズ天草
    • 快速のうち1往復阿蘇山西駅まで運行 他に季節運行熊本~松島間4往復
  • 1969年5月頃 熊本~松島間普通バス1往復廃止
  • 1969年7月 快速路線としては高森快速に次いで整理券方式のバスに(当時ワンツーマンバスと言った)
  • 1970年春 ワンマン化
  • 1970年5月 24往復(うち超快速3便) 1往復阿蘇山西駅まで運行 他に季節運行熊本~松島間4往復
  • 1975年9月 阿蘇~本渡間1便のうち阿蘇~熊本間廃止
  • 1977年1月 32往復(うち超快速8往復) 超快速2時間26分 快速2時間32分 季節運行便廃止
  • 1977年12月 28往復(うち超快速8往復)
  • 1978年3月 本渡バスセンター開設 超快速2時間23分に
  • 1981年10月頃 熊本~本渡間準急4往復廃止
    • 三角~本渡間急行7往復廃止、新たに三角~本渡間普通バス9往復運行開始
  • 1986年5月 熊本駅~交通センター~県庁~本渡行き5往復開設 県庁経由交通センター~本渡間2時間39分
  • 1987年11月 県庁経由2往復に
  • 1989年1月 28往復のうち10往復熊本空港まで延長 熊本空港~本渡間3時間6分 
  • 1989年5月 県庁経由 上りの1便のみに
  • 1993年11月 県庁経由廃止
  • 1997年7月 熊本フェリーの熊本港~本渡港高速艇「マリンビュー」開設4往復
    • (当時、熊本フェリーは九州産交が51%、江崎汽船が30%の株を所有)
  • 1998年12月 22往復に減 超快速廃止
  • 1999年8月 22往復のうち空港線(空港行10)(本渡行12)
  • 2000年3月 天草空港開港 天草エアライン熊本空港~天草空港2往復
  • 2001年4月 22往復のうち空港線(空港行7)(本渡行9)
  • 2008年3月 一部、三角駅・三角産交経由便設定(上り8本、下り9本)、今津小学校前に停車
  • 2008年8月 22往復のうち3往復が「大矢野バイパス」「松島有料道路」「松島有明道路」を経由(該当便は前島~上津浦漁港前間無停車に)
  • 2008年11月 天草四郎公園前に代えて、さんぱーるに停留所を変更(高規格道路経由は従来通り天草四郎公園前に停車)。前月改編された大矢野島内の一般路線やSUNまりんバスとの連絡を考慮

運行会社

  • 九州産交バス 
    • 担当営業所:熊本営業所(運行業務の一部を産交バス天草営業所に委託)
      運行車両は全車九州産交バス熊本営業所の所有であるが、半数は産交バス天草営業所の乗務員が乗務し、一部車両においては天草常駐という形になっている。

所要時間

  • 阿蘇くまもと空港~天草アレグリアガーデンズ - 3時間3分
  • 熊本交通センター~天草アレグリアガーデンズ - 2時間24分(高規格道路経由便は2時間14分)
  • 熊本交通センター~本渡バスセンター - 2時間18分(同上2時間6分)
  • 熊本交通センター~松島 - 1時間25分
  • 松島~本渡バスセンター - 48分

運賃

  • 阿蘇くまもと空港~天草アレグリアガーデンズ - 2,610円
  • 熊本交通センター~天草アレグリアガーデンズ - 2,230円
  • 熊本交通センター~本渡バスセンター - 2,180円
  • 熊本交通センター~松島 - 1,480円
  • 松島~本渡バスセンター - 980円

熊本交通センターでひのくに号と乗り継ぐ場合、「福岡天草きっぷ」を購入した時の運賃は以下のようになる。

  • 本渡バスセンター~福岡 - 3,500円
  • 松島~福岡 - 3,000円
  • 五橋入口~福岡 - 2,700円

なお、当路線においては下記の乗車券等が使用できる。

  • TO熊カード(バスカード)
  • 産交バス専用回数券(TO熊カードが使用できない地域において発売されている)
  • SUNQパス全九州版ならびに北部九州版
  • 羽田京急きっぷ(熊本市内(熊本駅前より)~阿蘇くまもと空港までの往復運賃 + 羽田空港からの京急線連絡乗車券)
※2名で使用する場合はペア乗車券としても使用可
  • 天草回遊乗車券(天草島内4日間乗り放題フリーパス券)
※但し、当路線における熊本交通センター~三角西港(三角駅・三角産交)区間からの利用は1回のみ(往復での利用はできない)

停車箇所

阿蘇くまもと空港 - 国際線ターミナル - テクノリサーチパーク入口 - グランメッセ前 - 益城インター口 - 東町中央 - 自衛隊前 - 県庁前 - 水前寺公園前 - 味噌天神前 - 通町筋 - 熊本交通センター - 河原町 - 商工会議所前 - ニュースカイホテル前 - 北岡神社前 - 熊本駅前 - 熊本農業高校前 - 緑川橋 - 南田尻 - 宇土 - 住吉駅前 - 網田駅前 - 太田尾 - 三角西港前 - 五橋入口 - 【(三角駅経由)三角駅前 - 三角産交】 - 岩谷入口 -【(松島経由) 登立】 - 大矢野庁舎前 - 【(高規格道路経由)天草四郎公園前】 - さんぱーる(高規格道路経由は非経由) -江後 - 樋合入口 - 前島 -【(松島経由) 遊覧船のりば前 - 松島 - 松島庁舎前 - 今津小学校前 - 今泉三差路 - 知十 - 小畦橋 - 天草東高校前 - 須子 - 赤崎 - 下津江四郎ヶ浜ビーチ】 - 上津浦漁協前 - 有明町民グラウンド前 - 小島子 - 島子 - 志柿 - 瀬戸大橋 - 天草中央総合病院前 - 本渡バスセンター - 天草市役所前 - 天草警察署・総合庁舎前 - 産交車庫前 - 天草アレグリアガーデンズ

  • 熊本交通センター発着便は、河原町から北岡神社前まで通過
  • 商工会議所前は、熊本空港発・天草行きのみ停車
  • 天草発・熊本空港行きは、熊本空港→国際線ターミナルの順に停車
  • 三角駅、三角産交は一部便が経由。列車連絡も行う
  • 松島でトイレ休憩を行う(高規格道路経由は途中休憩は無し。このため、全便トイレ付きの車両が使用される)

車両ならびに車内設備

車内設備

  • ハイデッカーまたはミドルデッカー(一般標準床車)
  • 3列シートまたは4列シート
  • トイレ(一部車両のみ)
※尚、1989年以降に導入された車両においては、車内サービスとしてテレビ放送(時としてビデオ映画も放映していたこともあった)をおこなっていたが、2005年頃よりおこなわれなくなり、現在では転用車両を含む全車においてテレビならびにビデオデッキは撤去された。

車両について

  • 車両は元来においては一般観光仕様のミドルデッカー車両が専ら新車において購入されていたが、1990年の購入を最後に暫くは新車での購入を差し控え、その後1995年よりこれまで九州島内高速バスとして活躍したトイレ付きのハイデッカー車両が車両代替により当路線へ転用され使用されるようになる。また、近年においては九州産交グループの貸切専業事業者統合により余剰となった元貸切車のハイデッカー車両が塗装変更ならびにワンマン改造の上で当路線に転用されたのち活躍している。因みに2003年には約13年ぶりにおいて当路線専用のミドルデッカー車両が新車で購入されたが、のちに他路線に転用されている。また、余談ではあるが一時期においては本州向け夜行高速車として使用されていた28人乗りのスーパーハイデッカー車両も使用されていたこともあった(但し、多客時期等においては夜行路線の続行車として使用するため、この場合は全便通常のミドルデッカー車両が使用されていた)。
  • 車両のカラーリングは、元々一般路線バス用のカラーリングが用いられていたが、1989年の一部便の熊本空港延伸により熊本市内~熊本空港間リムジンバスと同様のカラーリングならびに前方には荷物置き場を設置したリムジンバスさながらの仕様を施した車両が登場した。以後は転用車を含め大半の車両にリムジンカラーが用いられているが、一部に高速車からの転用車においては塗装変更がなされていない(サンライズカラー(高速車専用共通カラー)・青十字カラー(かつてのひのくに号専用カラー) など)車両もあるため、カラーリングにおいては大変バラエティに富んでいると言ってもよい。また、一時期においては1台のみ天草観光協会とタイアップして天草のイルカウォッチングをPRした『イルカ号』と命名されたカラーリングを纏った車両も存在した。
  • 多客時期においては、九州産交観光天草営業所)の車両が続行車として運用に入ることもある(この際は同営業所所属のバスガイドも添乗している)。

外部リンク