「ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット」の版間の差分
m 「脚注・関連商品」の節をそれぞれに分ける |
|||
20行目: | 20行目: | ||
本作では、ゲーム中でジョゼットのステータス(内部パラメーター)は、ジョゼットに話し掛けることでおおまかに確認することはできるが、数値として確認することができない。これは前作においてコミュニケーションアドベンチャーゲームという新たなジャンルを追求したが、ユーザからは育成シミュレーションゲームの一種として扱われてしまったことに対する調整の一つらしい。現実に人と接する場合には相手のステータスは見えないからという意味もあるという。 |
本作では、ゲーム中でジョゼットのステータス(内部パラメーター)は、ジョゼットに話し掛けることでおおまかに確認することはできるが、数値として確認することができない。これは前作においてコミュニケーションアドベンチャーゲームという新たなジャンルを追求したが、ユーザからは育成シミュレーションゲームの一種として扱われてしまったことに対する調整の一つらしい。現実に人と接する場合には相手のステータスは見えないからという意味もあるという。 |
||
前作が一本道で自由度の低い作りだったのに対し、本策ではやり込み要素が深く自由度が高い。例えば映画館に行って映画を見たり、バイトをして小遣いを稼いだり、ドルフィン号の操縦をマスターする為に勉強したりするなどブルーランドでの生活をジョセットと一緒に体感できるのが本作の特徴である。 |
|||
== ストーリー == |
== ストーリー == |
2009年4月10日 (金) 02:17時点における版
ジャンル | シミュレーションゲーム |
---|---|
対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | ギブロ |
発売元 | エニックス |
人数 | 1人 |
メディア | 64Mbitロムカセット |
発売日 | 1996年11月22日 |
その他 | コントローラーパック同梱(セーブに必須)。公式のジャンル表記は「コミュニケーションアドベンチャー」 |
『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』(ワンダープロジェクトジェイツー コルロのもりのジョゼット)は、1996年11月22日、エニックス(現スクウェア・エニックス)から発売されたNINTENDO64用育成シミュレーションゲーム[1]。
前作の『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』と併せて「ワンダープロジェクトJシリーズ」と呼ばれている。
システム
基本的には前作と同様に、プレイヤーは鳥型インターフェイスロボ・バードを操作し、世間知らずのギジン「ジョゼット」に何かの道具を提示し、行動を見てその使い方が正しい・正しくないと指示することで育成していく。
本作では、ゲーム中でジョゼットのステータス(内部パラメーター)は、ジョゼットに話し掛けることでおおまかに確認することはできるが、数値として確認することができない。これは前作においてコミュニケーションアドベンチャーゲームという新たなジャンルを追求したが、ユーザからは育成シミュレーションゲームの一種として扱われてしまったことに対する調整の一つらしい。現実に人と接する場合には相手のステータスは見えないからという意味もあるという。
前作が一本道で自由度の低い作りだったのに対し、本策ではやり込み要素が深く自由度が高い。例えば映画館に行って映画を見たり、バイトをして小遣いを稼いだり、ドルフィン号の操縦をマスターする為に勉強したりするなどブルーランドでの生活をジョセットと一緒に体感できるのが本作の特徴である。
ストーリー
ジェペット博士によって作られた最新型のギジン、「ジョゼット」は、ある日突然生みの親であるジェペット博士に呼び出され、そこでジョゼットの教育係となる鳥型ギジン、「バード」と共にブルーランドへ行き、博士の古い知り合いである「プレイヤーさん」という方の世話になりなさい、と告げられる。間も無く息絶えた博士の遺言に従い、何も分からぬジョゼットはバードと共にブルーランドへと渡り、そこで暮らすことになる。
作中用語
- 回路J
- 搭載したギジンの願いを叶える力を持つ回路。
- ギジン
- 人型のロボット全般を指す。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
登場人物
- ジョゼット
- 声:日高のり子
- 名前は変更可。
- 純粋で明るくてちょっとわがままなギジンの女の子。正式名称はギジン5984号。14~15歳ぐらいの少女をイメージして作られた。いつも青いオカリナを持っている。食べられないものはない。前作のティンカー(ギジン4648号)の人工頭脳をベースに作られた。
- バード
- ジョゼットに直接命令する鳥型インターフェイスロボで、ギジン5980号。プレイヤーはこのバードを操作する。
- ジェペット
- ギジンを創りだした博士。前作にも出演。
- ポッコ
- コルロ島からやってきた少年。ジョゼットの友人となる。前作の主人公・ピーノに容姿が似ている。
- ドロ&ボー
- ジョゼットとポッコをブルーランドに送ってきた、コルロ島の2人組の深海漁師。前作(15年前)ではヤマネコ団の一員として義賊をしていた。尚、元リーダーのヤマネコも本作での登場予定があったのだが、カットされてしまったのでヤマネコとしての登場は無くなった。
- アーノルド
- ブルーランドに住むハンサムな少年。ジョゼットの恋人となる。
- パール
- ブルーランド市長の娘。アーノルドに片思いしている。
- クララ
- 盲目の少女。ジョゼットの友人となる。
- ガロン
- シリコニアン帝国の圧制に反抗する革命団のリーダー。
- カレン
- 居酒屋を営む女性。ガロンの妻。
- サファイア
- ガロンとカレンの娘。
- シリコニアン13世
- シリコニアン帝国の皇帝。メッサラと組んでコルロ島を侵略する。
- メッサラ
- 前作でのピーノとの戦いで完全に破壊されたと思われたが、首だけで生き残ったギジン。シリコニアン13世をそそのかし、コルロ島侵略を決行する。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
脚注
関連商品
- 攻略本
- ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット 公式ガイドブック(ISBN:4870259311、エニックス)
- ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット ファンブック(ISBN:4796611673、宝島社)
- コミックス
- ギャグ王コミックス ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット(作:正木らか、ISBN:487025655X、エニックス)
- ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット 4コママンガ劇場(ISBN:4870259508、エニックス)
- スーパーコミック劇場Vol.3 ワンダープロジェクトJ(ISBN:4870259281、エニックス)
- サウンドトラック
- ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット オリジナル・サウンドトラック(TOCT-9798、東芝EMI)
- その他
- ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット デスクトップユーティリティ(Windows 95、TORM-6002、東芝EMI)
外部リンク
- 平野文鳥堂 - 製作者のサイト