「七対子」の版間の差分
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上の例の場合は三元牌をすべて対子として使用しているため三元七対子となり、ロンあがりの場合、親だったら4800点、子だったら3200点になる(ドラがなかった場合)。 |
上の例の場合は三元牌をすべて対子として使用しているため三元七対子となり、ロンあがりの場合、親だったら4800点、子だったら3200点になる(ドラがなかった場合)。 |
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上の例の場合は風牌をすべて対子として使用しているため四喜七対子となり、ロンあがりの場合、親だったら4800点、子だったら3200点になる(ドラがなかった場合)。 |
上の例の場合は風牌をすべて対子として使用しているため四喜七対子となり、ロンあがりの場合、親だったら4800点、子だったら3200点になる(ドラがなかった場合)。 |
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上は七福星。(ローカルルールのためにわざわざ牌姿を挙げるのは紙面の割き過ぎのように感じられ、記事全体のバランスを崩すように思われますので、コメントアウトとしました)--> |
上は七福星。(ローカルルールのためにわざわざ牌姿を挙げるのは紙面の割き過ぎのように感じられ、記事全体のバランスを崩すように思われますので、コメントアウトとしました)--> |
2008年3月10日 (月) 14:27時点における版
七対子(チートイツ)とは、麻雀における役のひとつ。その名の通り、対子を7組そろえることで成立する。2飜。門前役。通称は「チートイ」「ニコニコ」など。英語では「Seven Pairs」と呼ばれる。緑一色とともにアメリカ人によって考案された役の一つである。中国麻雀の「七対」にあたる。
概要
通常、麻雀の和了形は4面子1雀頭によって構成されるが、例外となるのが国士無双とこの七対子である。
テンパイ形が必ず単騎待ちになり、かつ門前役であるため、2飜役の中では比較的作りづらい。しかし、テンパイすれば立直をかけることが多く、裏ドラが乗る時は一気に2枚乗るため、得点的な爆発力がある。タンヤオ、混一色、清一色、混老頭などと複合する。ただし、223344といった連続した3対子が含まれる場合でも、一盃口とは複合しない。また、二盃口は和了形が七対子と同様対子7つの牌姿になるが、高点法により必ず二盃口を優先する。
同じ牌4枚を用いて対子2組とみなすことはできないとするのが一般的である。しかし、関西式のルールでは七対子の4枚使いを認めている場合が多く、フリーなどで打つ場合は事前に確認しておくのが望ましい。また、逆に4枚使いがあることで上級役となるルールもある(中国麻雀では4枚使いがあった場合「四帰一」とし、4枚使いの組数だけ複合する)。
歴史
戦後進駐軍によってもたらされた役であり、比較的新しい役であると言える。日本に入ってきた当初は100符0飜として計算されていたが、一飜縛りのルールが普及するとともに50符1飜となり、現在では25符2飜として扱われている。ただし、ローカルルールによっては50符1飜のままになっていたり、30符2飜として扱うこともあり、その場合は二飜縛りの適用条件や点数計算に差が出る。つまり、通常の25符2飜計算では子1600点のところ、30符2飜計算では2000点になり、50符1飜の取り決めの場合は七対子のみの手を二飜縛りの局であがることができない。しかし、関東式ルールの広がりやオンライン麻雀の隆盛によって、現在ではほぼ完全に25符2飜で統一されつつある。
牌姿の例
(例)一般的には七対子とは認められないケース
七対子に関するローカルルール
ローカルルールとして、以下のような上位役がある。
- 三元牌全3種(白・發・中)の対子が1つずつある場合、「三元七対子」(サンゲンチートイツ)として1飜上乗せする。
- 風牌全4種(東・南・西・北)の対子が1つずつある場合、「四喜七対子」(スーシーチートイツ)として1飜上乗せする。
- 東南西北白發中を一組ずつ使って七対子を作った場合、ただの字一色七対子ではなく「七福星」あるいは「大七星」としてダブル役満とする。
- 筒子の2~8を一組ずつ使って七対子を作った場合、大車輪として役満とする。