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「莒光号」の版間の差分

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2007年10月27日 (土) 11:00時点における版

二水に到着した台北方面行き「莒光號」

莒光號(きょこうごう、ジューグァンハオ、注音: ㄐㄩˇ ㄍㄨㄤ ㄏㄠˋ拼音: Jǔguāng Háu)は、台湾鉄路管理局で運行されている列車種別の一つ。日本の鉄道では、準特急急行に相当する。

名前の由来は、蒋介石の訓示である「毋忘在莒」「光復大陸」による。自強号より停車駅が多い。


概略

1970年世界銀行からの借款により導入された車両であり、日本車両日立が共同生産した35SP32850型客車27輌を中心に構成されている。

1970年2月3日、27輌の莒光号はR100ディーゼル機関車により牽引されて運用が開始された。当日の運行は台北台中間の1011~1014次列車であり、運賃は当時の普通列車の3倍に相当する117元であった。同年2月20日には台北~高雄間の西部幹線全線での運用が開始されている。

上記で紹介した莒光号以外にも、1970年代から80年代中期にかけて多くの車輌が投入された。型式は異なれど、車体が白地に青線という塗装と、内装に絨毯やソファーを使用している点では共通していた。縦貫線の電化が完成した後は、車体はオレンジ色塗装に変更された。1986年には10200型車輌が投入され、空調設備を上部に設置し、ステンレスを採用したことで軽量化を実現している。

1995年には各型莒光号のドアが自動化に変更となり、LEDサボを採用すると同時に障害者設備を整備した。この改造を施した莒光号を通称新莒光と称している。2005年末現在441輌が運用されている。

車輌の改造であるが、2003年台湾鉄路管理局高雄隆成発車輌廠間で契約上の問題が発生し、FPK10600型車輌の改造が完了していない。

営業

現在運用されている莒光号は合計441輌、総座席は22,000席を越える。2004年の年間延べ乗客数は20,374,404人である(台鉄全体では168,473,029人)。

車輌

  • 客車(旧莒光)
    • 35SP32600
    • 35SP32720
    • 35SP32750
    • 35SP32800
    • 35SP32850
    • 35SP32950
    • 40FP10000(FP10001-FP10064)
    • 40FPK10000(FPK10001-FPK10008)
    • 40FPK11000
    • 35FP1000
    • 35FPK1000
    • 35FPK1100
    • 40FP10100
    • 40FPK10100
    • 40FPK11100
    • 35FPK10200
    • 35FPK11200
    • 35FPK11300
  • 客車(新莒光)
    • 35FPK10400
    • 35FPK11400
    • 35FPK10500
    • 35FPK11500
    • 40FPK10600
    • 40FPK11600

関連項目