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「クランキーコンドル」の版間の差分

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2007年8月28日 (火) 08:25時点における版

Template:パチスロ クランキーコンドルはユニバーサル販売(現・アルゼ)から発売されたパチスロ機。通称「クランコ」。

概要

キャラクター図柄に小生意気な表情を浮かべたコンドルを採用。クランキー(cranky=気難しい、へその曲がった)コンドルという機種名の由来となった。

大量リーチ目

ファイル:05-05-10 20-30.jpg
伝説的リーチ目「青テン」

リール制御が秀逸で、左、中リール上段に青7がテンパイする「青テン」、各リールの中段にリプレイ、リプレイ、スイカと並ぶ、「リリス」、左、中リール中段にスイカがテンパイし、右リールでスイカが外れるリーチ目等は、後の多くの機種に受け継がれている。他にもボーナス図柄の一直線型・山型・V字型他大量のリーチ目が用意されており、山佐ニューパルサーで確立されたゲチェナも採用されている。

高い技術介入性

リプレイはずしはこの機種から一般的に広まった。

通常時には取りこぼしをなるべく少なくする小役回収打法を使いビッグボーナス時にはリプレイはずしを行うというパチスロの打ち方は今でこそ半ば常識となっているが、それはこの機種から一般的に広まったと言っても過言ではない。それまでもこのような打法は存在したが、それはメーカーも想定していないバグをねらったものが多く、発覚した場合はそこでその機種の命運はつきるものだった。しかし、クランキーコンドルはメーカーがそのような打ち方を想定して設計したもので、この技術介入により機械割が高くなって設定1でも完全に行えば機械割が100%を超えた。そのため末期にはホールには設定1のクランキーコンドルしか置かれなくなった。

その後のパチスロ機はほとんどがリプレイはずしの実行を前提として設計され、大量獲得機の出現などに繋がっていった。

ボーナス確率・機械割

設定 BIG REG 機械割
1 1/277 1/482 95%
2 1/264 1/443 98.2%
3 1/256 1/410 100.3%
4 1/241 1/390 102.5%
5 1/241 1/381 104.7%
6 1/241 1/381 107.1%

※メーカー発表の数値