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「マトベイ・カニコフスキー」の版間の差分

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==経歴==
==経歴==
2018年のヨーロッパカデ90kg級と団体戦で優勝した<ref name="judoinside"/>。その後階級を100㎏級に上げると、2019年の[[2019年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では5位だった<ref name="judoinside"/>。2021年の[[ヨーロッパジュニア柔道選手権大会|ヨーロッパジュニア]]で優勝するも、[[2021年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]は3位だった<ref name="judoinside"/>。2022年の[[グランドスラム・ウランバートル2022|グランドスラム・ウランバートル]]は[[IJF]]名義で出場すると、決勝で世界チャンピオンであるポルトガルの[[ジョルジ・フォンセカ]]を破って[[IJFワールド柔道ツアー]]初優勝を飾った<ref name="judobase"/>。2023年には中立選手(AIN)名義で国際大会に出場すると、[[グランプリ・ドゥシャンベ]]と[[グランドスラム・アスタナ2023|グランドスラム・アスタナ]]で優勝、さらに[[グランドスラム・東京2023|グランドスラム・東京]]でも決勝で世界ジュニアチャンピオンである[[新井道大]]を破って優勝した<ref name="judobase"/><ref>[https://www.judoinside.com/news/6318/Matvey_Kanikovskiy_more_and_more_Olympic_candidate Matvey Kanikovskiy more and more Olympic candidate]</ref>。2024年4月の[[ヨーロッパ柔道選手権大会|ヨーロッパ選手権]]では優勝した<ref>[https://www.ijf.org/competition/2673 European Judo Championships Seniors Individuals 2024]</ref>。なお、カニコフスキーは世界チャンピオンの[[アルマン・アダミアン]]を抑えて7月の[[2024年パリオリンピック|パリオリンピック]]出場権を得ていたものの、6月に[[IOC]]がロシアによるウクライナへの[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|軍事侵攻]]を積極的に支持する選手や軍関係者を除外する審査基準に該当するとして、カニコフスキーの[[2024年パリオリンピックの柔道競技|パリオリンピック]]出場を拒否することとなった<ref>[https://www.judoinside.com/news/6727/Russian_Judo_Team_withdraws_from_Paris_Olympics_amid_controversy_over_IOC_athlete_selection Russian Judo Team withdraws from Paris Olympics amid controversy over IOC athlete selection]</ref>。
2018年のヨーロッパカデ90kg級と団体戦で優勝した<ref name="judoinside"/>。その後階級を100㎏級に上げると、2019年の[[2019年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では5位だった<ref name="judoinside"/>。2021年の[[ヨーロッパジュニア柔道選手権大会|ヨーロッパジュニア]]で優勝するも、[[2021年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]は3位だった<ref name="judoinside"/>。2022年の[[グランドスラム・ウランバートル2022|グランドスラム・ウランバートル]]は[[IJF]]名義で出場すると、決勝で世界チャンピオンであるポルトガルの[[ジョルジ・フォンセカ]]を破って[[IJFワールド柔道ツアー]]初優勝を飾った<ref name="judobase"/>。2023年には中立選手(AIN)名義で国際大会に出場すると、[[グランプリ・ドゥシャンベ]]と[[グランドスラム・アスタナ2023|グランドスラム・アスタナ]]で優勝、さらに[[グランドスラム・東京2023|グランドスラム・東京]]でも決勝で世界ジュニアチャンピオンである[[新井道大]]を破って優勝した<ref name="judobase"/><ref>[https://www.judoinside.com/news/6318/Matvey_Kanikovskiy_more_and_more_Olympic_candidate Matvey Kanikovskiy more and more Olympic candidate]</ref>。2024年4月の[[ヨーロッパ柔道選手権大会|ヨーロッパ選手権]]では優勝した<ref>[https://www.ijf.org/competition/2673 European Judo Championships Seniors Individuals 2024]</ref>。なお、カニコフスキーは世界チャンピオンの[[アルマン・アダミアン]]を抑えて7月の[[2024年パリオリンピック|パリオリンピック]]出場権を得ていたものの、6月に[[IOC]]がロシアによるウクライナへの[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|軍事侵攻]]を積極的に支持する選手や軍関係者を除外する審査基準に該当するとして、カニコフスキーの[[2024年パリオリンピックの柔道競技|パリオリンピック]]出場を拒否することとなった<ref>[https://www.judoinside.com/news/6727/Russian_Judo_Team_withdraws_from_Paris_Olympics_amid_controversy_over_IOC_athlete_selection Russian Judo Team withdraws from Paris Olympics amid controversy over IOC athlete selection]</ref>。[[グランドスラム・東京2024|グランドスラム・東京]]では2連覇した<ref>[https://www.ijf.org/competition/2857 Tokyo Grand Slam 2024]</ref>。


[[IJF]]世界ランキングは3600ポイント獲得で11位(24/6/25現在)<ref>[http://www.intjudo.eu/fo-Rankingir World ranking list]</ref>。
[[IJF]]世界ランキングは3600ポイント獲得で11位(24/12/9現在)<ref>[http://www.intjudo.eu/fo-Rankingir World ranking list]</ref>。


==主な戦績==
==主な戦績==
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*[[2024年]] - [[グランドスラム・タシケント2024|グランドスラム・タシケント]] 2位
*[[2024年]] - [[グランドスラム・タシケント2024|グランドスラム・タシケント]] 2位
*[[2024年]] - [[ヨーロッパ柔道選手権大会|ヨーロッパ選手権]] 優勝
*[[2024年]] - [[ヨーロッパ柔道選手権大会|ヨーロッパ選手権]] 優勝
*[[2024年]] - [[グランドスラム・東京2024|グランドスラム・東京]] 優勝
(出典<ref name="judobase"/>、<ref name="judoinside"/>)
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2024年12月8日 (日) 13:17時点における版

獲得メダル
ロシアの旗 ロシア
柔道
世界ジュニア
2021 オルビア 100kg級

マトベイ・カニコフスキー( Matvey Kanikovskiy 2001年11月11日- )はロシア出身の柔道選手。階級は100kg級[1][2]

経歴

2018年のヨーロッパカデ90kg級と団体戦で優勝した[2]。その後階級を100㎏級に上げると、2019年の世界ジュニアでは5位だった[2]。2021年のヨーロッパジュニアで優勝するも、世界ジュニアは3位だった[2]。2022年のグランドスラム・ウランバートルIJF名義で出場すると、決勝で世界チャンピオンであるポルトガルのジョルジ・フォンセカを破ってIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[1]。2023年には中立選手(AIN)名義で国際大会に出場すると、グランプリ・ドゥシャンベグランドスラム・アスタナで優勝、さらにグランドスラム・東京でも決勝で世界ジュニアチャンピオンである新井道大を破って優勝した[1][3]。2024年4月のヨーロッパ選手権では優勝した[4]。なお、カニコフスキーは世界チャンピオンのアルマン・アダミアンを抑えて7月のパリオリンピック出場権を得ていたものの、6月にIOCがロシアによるウクライナへの軍事侵攻を積極的に支持する選手や軍関係者を除外する審査基準に該当するとして、カニコフスキーのパリオリンピック出場を拒否することとなった[5]グランドスラム・東京では2連覇した[6]

IJF世界ランキングは3600ポイント獲得で11位(24/12/9現在)[7]

主な戦績

(出典[1][2])

脚注

外部リンク