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1998年には当時のスポーツ報道センターのセンター長兼担当局長の要請で、立花孝志がNHK大阪放送局から経理担当者として抜擢された。立花によると、当時は職場には200人近い職員と外部の人間が数百人ほどおり、予算は制作費と放送権料だけで200億円。それ以外に[[オリンピック]]の放送権や[[ワールドカップ]]の放送権その他が別予算立てであったため500億円ほどの予算があった。当番組はNHKでも最も古い番組だが、当時年間予算が3000万円に対し6000万円の支出があり、200%の[[赤字]]であった。これを問題視した立花の調査の結果、[[多胡肇]]、[[岡本美佳]]などの歴代体操指導者がNHK専属(他局の出演ができない)となっており、彼らの出演料が1人年間1000万円近くに上ることが判明。また[[加藤由美子]]、[[幅しげみ]]、[[名川太郎]]などピアノ伴奏者らは[[ピアノ]]を[[即興]]で月に7回(1回あたり3-5時間拘束)弾くだけで年収が1000万円を軽く超えていた。その出演料の一部が体操のチーフプロデューサーに流れていたが、直接渡すと問題があるため、NHKではハワイ旅行などの[[接待]]として支出していた。この高額な出演料が赤字の原因と考えた立花は上司に報告したところ、改善の必要ありと判断されたため、立花は出演者らを呼び出し、3年間をかけて下げていくという交渉をした。チーフプロデューサーに対しては処罰も考えたが、NHKの組織としての信頼を落とすと考え踏みとどまった。これが立花にとって東京の報道局最初の大きな仕事になり、上司から評価され立花は当テレビ番組の責任者となった<ref name="you"/>。 |
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その後の2000年に、「巡回ラジオ体操」という夏休みに全国を回る企画中に、体操指導者の一人がアシスタント女性の部屋に押し入り[[セクシャルハラスメント]]をしたことがあり、その隠ぺい対策もしたなどと語っている<ref name="you">{{Cite web|date=|url=https://www.youtube.com/watch?v=zRfIdPCDwcE|title=立花孝志「NHKテレビラジオ体操の闇を暴露します」【レ●プ ハワイ旅行 たいそうのお兄さん】|publisher=立花孝志といっしょ【公認切り抜き】YouTube|accessdate=2024-11-22}}</ref>。 |
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== テレビ番組「みんなの体操」 == |
== テレビ番組「みんなの体操」 == |
2024年11月22日 (金) 08:37時点における版
みんなの体操(みんなのたいそう)とは、1999年(平成11年)9月にNHKと当時の郵政省簡易保険局(現在のかんぽ生命保険)が一般公募などから制定した一般向けの体操、およびそれを音楽に合わせて実演指導するNHKテレビの番組である(日本国内だけでなく海外でもNHKワールドで視聴できる)。
概要
1999年10月9日にはNHKホールにて発表記念式典が開催され小渕恵三内閣総理大臣、八代英太郵政大臣、海老沢勝二NHK会長をはじめ1000人が参加(役職は全て当時)[1]、その翌日の10月10日に放送が開始された。
毎年(原則)7月第4日曜日か、7月第5日曜日か、8月第1日曜日に行われている「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」でも、「みんなの体操」が行われる。
特徴
「みんなの体操」は年齢、性別、障害の有無に関わりなく体操ができるのを意識して作られた体操であり、以下の特徴を持っている。名前は、一般から公募した。
- 同じ音楽で立位(起立した状態)と座位(椅子に座ったままの状態)の2通りの方法がある。
- 高齢者に負担が少ないように、ラジオ体操に比べて運動量を低く抑えている。なお「みんなの体操」の制定に合わせて、従来からの「ラジオ体操第1」と「ラジオ体操第2」についても座位の体操が新たに作られた。
- 体操は以下の8科目からなる。
- 手と腕の運動
- 胸の運動
- 上体ゆすり運動
- 首の運動
- 突き出し運動
- 足・腰の運動
- 腕と脚の運動
- 深呼吸
楽曲
- 作曲:佐橋俊彦
- 指導:長野信一
- 監修:青山敏彦
- 演奏:フェイスミュージック・オーケストラ、もしくはピアノ伴奏者による演奏
事業実態
1998年には当時のスポーツ報道センターのセンター長兼担当局長の要請で、立花孝志がNHK大阪放送局から経理担当者として抜擢された。立花によると、当時は職場には200人近い職員と外部の人間が数百人ほどおり、予算は制作費と放送権料だけで200億円。それ以外にオリンピックの放送権やワールドカップの放送権その他が別予算立てであったため500億円ほどの予算があった。当番組はNHKでも最も古い番組だが、当時年間予算が3000万円に対し6000万円の支出があり、200%の赤字であった。これを問題視した立花の調査の結果、多胡肇、岡本美佳などの歴代体操指導者がNHK専属(他局の出演ができない)となっており、彼らの出演料が1人年間1000万円近くに上ることが判明。また加藤由美子、幅しげみ、名川太郎などピアノ伴奏者らはピアノを即興で月に7回(1回あたり3-5時間拘束)弾くだけで年収が1000万円を軽く超えていた。その出演料の一部が体操のチーフプロデューサーに流れていたが、直接渡すと問題があるため、NHKではハワイ旅行などの接待として支出していた。この高額な出演料が赤字の原因と考えた立花は上司に報告したところ、改善の必要ありと判断されたため、立花は出演者らを呼び出し、3年間をかけて下げていくという交渉をした。チーフプロデューサーに対しては処罰も考えたが、NHKの組織としての信頼を落とすと考え踏みとどまった。これが立花にとって東京の報道局最初の大きな仕事になり、上司から評価され立花は当テレビ番組の責任者となった[2]。
その後の2000年に、「巡回ラジオ体操」という夏休みに全国を回る企画中に、体操指導者の一人がアシスタント女性の部屋に押し入りセクシャルハラスメントをしたことがあり、その隠ぺい対策もしたなどと語っている[2]。
テレビ番組「みんなの体操」
みんなの体操 | |
---|---|
ジャンル | 体操番組 |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送チャンネル | NHK総合 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1999年10月10日 - 放送中 |
放送時間 | 月曜-金曜 9:55-10:00 |
放送分 | 5分 |
公式ウェブサイト |
テレビで放送される『テレビ体操』のうち、曜日を問わず「みんなの体操」のみを取り上げる放送時間帯(総合 毎週月曜~金曜 9:55-10:00)を『みんなの体操』の番組名で放送している。国際放送「NHKワールド・プレミアム」でも同時放送される。日本国内向けは解説放送付き。かつては衛星第2テレビでも土日のみ放送していた。
この他、『テレビ体操』として放送される時間のうち、Eテレ 6:25-6:35(火・土・日曜のみ)で「みんなの体操」を取り上げている。
番組の出演者
『テレビ体操』と同じ出演者が日替わりで出演する。各回の出演者は指導者1名とアシスタント2-3名。
「みんなの体操」は収録音源による伴奏が用いられることが多い。
脚注
- ^ 「ラジオ体操第一・第二につぐ、「みんなの体操」の制定 / 簡易 保険局 加入者 福祉 企画課」『保険展望』第46巻第9号、簡易保険加入者協会、1999年12月1日、32 - 39頁、NDLJP:2880367/18。
- ^ a b “立花孝志「NHKテレビラジオ体操の闇を暴露します」【レ●プ ハワイ旅行 たいそうのお兄さん】”. 立花孝志といっしょ【公認切り抜き】YouTube. 2024年11月22日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ラジオ体操・みんなの体操(かんぽ生命保険)
- みんなの体操 - NHK
- みんなの体操 - NHK放送史
- NHKテレビ・ラジオ体操 メイキングインタビュー(テレビコ) - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)