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|従業員数 = 35人(2020年6月)<br />42人(2011年6月<ref>[https://web.archive.org/web/20130707212132/http://www.keian.co.jp/aboutus/index.html 恵安 会社概要 19 Jan 2007]</ref>)<br />46人(2007年1月<ref>[https://web.archive.org/web/20070513020120/http://www.keian.co.jp/aboutus/index.html 恵安 会社概要 19 Jan 2007]</ref>)<br />70人(2002年6月<ref>[https://web.archive.org/web/20021002081854/http://www.keian.co.jp/corp_guide.html KEIAN 会社案内 18 Oct 2000]</ref>)<br />64人(2000年4月<ref>[https://web.archive.org/web/20001018121827/http://www.keian.co.jp/corp_guide.html KEIAN 会社案内 OCT 18 2000]</ref>)<br />
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'''恵安'''(けいあん、{{lang-en|KEIAN}})は、[[日本]]の電子機器卸売企業である。主にパソコンの周辺機器の卸販売、輸入業、ソフトウェア開発などを行っている<ref>[https://www.keian.co.jp/aboutus/ 会社案内 - 会社概要 KEIAN]</ref><ref>[https://ascii.jp/elem/000/000/708/708639/ 80PLUS GOLD電源「Bull-MAX GOLD」シリーズが恵安から登場 - ASCII Research Laboratories,]</ref><ref>[https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1272899.html 恵安、銀イオンフィルタ採用不織布マスク PC Watch - Impress Corporation.]</ref>。
'''恵安株式会社'''(けいあん、{{lang-en|KEIAN}})は、[[日本]]の電子機器卸売企業である。主にパソコンの周辺機器の卸販売、輸入業、ソフトウェア開発などを行っている<ref>[https://www.keian.co.jp/aboutus/ 会社案内 - 会社概要 KEIAN]</ref><ref>[https://ascii.jp/elem/000/000/708/708639/ 80PLUS GOLD電源「Bull-MAX GOLD」シリーズが恵安から登場 - ASCII Research Laboratories,]</ref><ref>[https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1272899.html 恵安、銀イオンフィルタ採用不織布マスク PC Watch - Impress Corporation.]</ref>。


扱う輸入製品は主に中国製を取り扱っており、[[OEM]]として販売している。扱う製品は[[デジタルフォトフレーム]]、[[ノートパソコン]]、[[ディスプレイ (コンピュータ)|モニター]]、[[ATX電源]](販売終了)、スマートフォンアクセサリーなどがある。
扱う輸入製品は主に中国製を取り扱っており、[[OEM]]として販売している。扱う製品は[[デジタルフォトフレーム]]、[[ノートパソコン]]、[[ディスプレイ (コンピュータ)|モニター]]、[[ATX電源]](販売終了)、スマートフォンアクセサリーなどがある。
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== 不祥事 ==
== 不祥事 ==
=== 教育用タブレット端末不具合問題 ===
=== 教育用タブレット端末不具合問題 ===
{{See also|樋渡啓祐#初等公教育への介入問題}}
{{See also|樋渡啓祐#初等公教育への介入}}
[[2014年]]頃から[[佐賀県]][[武雄市]]が[[小学校|小]][[中学校]]を対象に[[教育|教育用]]の[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]搭載[[タブレット (コンピュータ)|タブレット端末]]の導入を進めてきた。ここに採用されたモデルは、恵安製の「M716-PS(7インチ、小学校用)」と、「M1049S-PS(10インチ、中学校用)」である。しかし小学校用モデルにおいて、導入直後から[[不具合]]によるトラブルが続出した。不具合の内容は[[液晶ディスプレイ]]の破損、[[電源]]が入らない、勝手に[[再起動]]を繰り返す、[[コンピュータネットワーク|ネットワーク]]の接続障害などの初期不良ロットが多数あった。導入された3153台中、287件に何らかの[[不良品|初期不良]]を抱えている事がわかった<ref>[https://dot.asahi.com/wa/2015061000079.html?page=2 ICT教育最先端 佐賀・武雄市のお寒い現実 トラブル287件、対処に悩む先生  Asahi Shimbun Publications Inc. ]</ref>。不具合率は9[[パーセント]]に登り、教育現場が混乱に陥った。一方で高めの性能で構成された中学校用モデルは、これほどの不具合は起きていない<ref>[https://web.archive.org/web/20190507112118/https://dot.asahi.com/apc/2015062800001.html?page=1 教育現場を混乱させた中国製タブレット 製造元は“ダンマリ” 1page Asahi Shimbun Publications Inc.]</ref>。
[[2014年]]頃から[[佐賀県]][[武雄市]]が[[小学校|小]][[中学校]]を対象に[[教育|教育用]]の[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]搭載[[タブレット (コンピュータ)|タブレット端末]]の導入を進めてきた。ここに採用されたモデルは、恵安製の「M716-PS(7インチ、小学校用)」と、「M1049S-PS(10インチ、中学校用)」である。しかし小学校用モデルにおいて、導入直後から[[不具合]]によるトラブルが続出した。不具合の内容は[[液晶ディスプレイ]]の破損、[[電源]]が入らない、勝手に[[再起動]]を繰り返す、[[コンピュータネットワーク|ネットワーク]]の接続障害などの初期不良ロットが多数あった。導入された3153台中、287件に何らかの[[不良品|初期不良]]を抱えている事がわかった<ref>[https://dot.asahi.com/wa/2015061000079.html?page=2 ICT教育最先端 佐賀・武雄市のお寒い現実 トラブル287件、対処に悩む先生  Asahi Shimbun Publications Inc. ]</ref>。不具合率は9[[パーセント]]に登り、教育現場が混乱に陥った。一方で高めの性能で構成された中学校用モデルは、これほどの不具合は起きていない<ref>[https://web.archive.org/web/20190507112118/https://dot.asahi.com/apc/2015062800001.html?page=1 教育現場を混乱させた中国製タブレット 製造元は“ダンマリ” 1page Asahi Shimbun Publications Inc.]</ref>。


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=== その他 ===
=== その他 ===
* [[2009年]]に発売された[[ソリッドステートドライブ|SSD]]に、[[コンピュータウイルス]]が感染している可能性がある事が明らかにされた<ref>[https://www.recall-plus.jp/info/9001 KEIAN 「SSD K-SSD30S-VSM、K-SSD60S-VSM」 点検]</ref>。
* [[不当景品類及び不当表示防止法|景品表示法違反]] - [[2010年]]8月から[[2011年]]4月にかけて販売した一般照明用電球形[[発光ダイオード|LEDランプ]]において、パッケージに記されていた明るさの数値が、実際のものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示をしていたとして、[[消費者庁]]から不当景品類および不当表示防止法(景品表示法)第6条に基づく措置命令を受けた<ref>[http://www.koutori-kyokai.or.jp/caapaper/2012/20120614-5.pdf 恵安株式会社 消 表 対 第 223号 公益財団法人公正取引委員会 PDF資料 平成24年6月14日]</ref>。
* [[不当景品類及び不当表示防止法|景品表示法違反]] - [[2010年]]8月から[[2011年]]4月にかけて販売した一般照明用電球形[[発光ダイオード|LEDランプ]]において、パッケージに記されていた明るさの数値が、実際のものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示をしていたとして、[[消費者庁]]から不当景品類および不当表示防止法(景品表示法)第6条に基づく措置命令を受けた<ref>[http://www.koutori-kyokai.or.jp/caapaper/2012/20120614-5.pdf 恵安株式会社 消 表 対 第 223号 公益財団法人公正取引委員会 PDF資料 平成24年6月14日]</ref>。
* [[2017年]]に発売された[[ノートパソコン|ノートPC]] (KBM14HD)に、[[マルウェア]](Win32/Virut.K)が混入している事が判明し、製品回収が行われた<ref>[https://www.recall-plus.jp/info/32243 KEIAN 「WiZシリーズ 14インチノートパソコン KBM14HD」 回収 リコールプラス]</ref>。後に修正ファームウェアが適用されたモデル(KBM14HD Rev.2)として販売再開した<ref>[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1056937.html マルウェアが混入していた恵安の14型IPS/フルHDノート「KBM14HD」が販売再開 Impress Corporation.]</ref>。
* [[2017年]]に発売された[[ノートパソコン|ノートPC]] (KBM14HD)に、[[マルウェア]](Win32/Virut.K)が混入している事が判明し、製品回収が行われた<ref>[https://www.recall-plus.jp/info/32243 KEIAN 「WiZシリーズ 14インチノートパソコン KBM14HD」 回収 リコールプラス]</ref>。後に修正ファームウェアが適用されたモデル(KBM14HD Rev.2)として販売再開した<ref>[https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1056937.html マルウェアが混入していた恵安の14型IPS/フルHDノート「KBM14HD」が販売再開 Impress Corporation.]</ref>。

== 脚注 ==
== 脚注 ==
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2023年10月21日 (土) 04:01時点における最新版

恵安株式会社
Keian Corporation
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
170-0013
東京都豊島区東池袋4-6-10 ルナ大住ビル4F
設立 1991年12月6日
業種 卸売業
法人番号 9013301002936
事業内容 PC周辺機器などの輸入販売
代表者 代表取締役 黄 安信
資本金 9,900万円(2020年)
1.63億円(2011年)
1.63億円(2006年)
1.51億円(2002年)
1.51億円(2000年)
売上高 12.5億円(2020年6月期)
33億円(2011年6月期)
52億円(2007年6月期)
94億円(2002年6月期)
81億円(1999年6月期)
従業員数 35人(2020年6月)
42人(2011年6月[1])
46人(2007年1月[2])
70人(2002年6月[3]
64人(2000年4月[4])
外部リンク https://www.keian.co.jp/
テンプレートを表示

恵安株式会社(けいあん、英語: KEIAN)は、日本の電子機器卸売企業である。主にパソコンの周辺機器の卸販売、輸入業、ソフトウェア開発などを行っている[5][6][7]

扱う輸入製品は主に中国製を取り扱っており、OEMとして販売している。扱う製品はデジタルフォトフレームノートパソコンモニターATX電源(販売終了)、スマートフォンアクセサリーなどがある。

不祥事

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教育用タブレット端末不具合問題

[編集]

2014年頃から佐賀県武雄市中学校を対象に教育用Android搭載タブレット端末の導入を進めてきた。ここに採用されたモデルは、恵安製の「M716-PS(7インチ、小学校用)」と、「M1049S-PS(10インチ、中学校用)」である。しかし小学校用モデルにおいて、導入直後から不具合によるトラブルが続出した。不具合の内容は液晶ディスプレイの破損、電源が入らない、勝手に再起動を繰り返す、ネットワークの接続障害などの初期不良ロットが多数あった。導入された3153台中、287件に何らかの初期不良を抱えている事がわかった[8]。不具合率は9パーセントに登り、教育現場が混乱に陥った。一方で高めの性能で構成された中学校用モデルは、これほどの不具合は起きていない[9]

反応

武雄市では、この事業に対して、小学校だけでも約1億2000万円の税金を投入している。この税金には、システムやサーバーの構築費が含まれている。上記で説明されたタブレット端末一台のコストは約1万8000円で、3153台が導入された。端末の費用は約5675万円であり、全体の31.5パーセントにしか満たない。この事態を受けて、「税金を投入しているのに、中国製の製品を購入して、その利益が国外に流れてしまうことに対してどう申し開きをするのか」や、「安物買いの銭失いともいえるタブレット端末を購入するより、よりスペックの高い製品を導入すべきではなかったのか」といった意見もある。この件に関して記者が恵安に今後の対応を質問したところ、「恐れ入りますが、ご質問にはお答えできません」という回答で終わった[10]

その他

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  • 2009年に発売されたSSDに、コンピュータウイルスが感染している可能性がある事が明らかにされた[11]
  • 景品表示法違反 - 2010年8月から2011年4月にかけて販売した一般照明用電球形LEDランプにおいて、パッケージに記されていた明るさの数値が、実際のものよりも著しく優良であると示すことにより、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示をしていたとして、消費者庁から不当景品類および不当表示防止法(景品表示法)第6条に基づく措置命令を受けた[12]
  • 2017年に発売されたノートPC (KBM14HD)に、マルウェア(Win32/Virut.K)が混入している事が判明し、製品回収が行われた[13]。後に修正ファームウェアが適用されたモデル(KBM14HD Rev.2)として販売再開した[14]

脚注

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外部リンク

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