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「リストバンド」の版間の差分

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{{otheruses|手首に着ける装飾品|施設利用者・イベント参加者の識別・整理のため手首に取り付ける製品|ビザバンド}}
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|独自研究=2016年7月20日
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[[画像:Wrist_band.jpg|thumb|綿製のリストバンド(左)と、シリコン製のリストバンド(右)]]
[[画像:Wrist_band.jpg|thumb|綿製のリストバンド(左)と、シリコン製のリストバンド(右)]]
'''リストバンド'''(wristband)とは、[[テニス]]や[[野球]]などの[[スポーツ]]の際や、[[ファッション]]として[[手首]]に着ける[[装飾品]]である。[[ブレスレット]]の一種である。
'''リストバンド'''(wristband)とは、[[テニス]]や[[野球]]などの[[スポーツ]]の際や、[[ファッション]]として[[手首]]に着ける[[装飾品]]である。[[ブレスレット]]の一種である。


== スポーツにおいてのリストバンド ==
== スポーツにおいてのリストバンド ==
[[File:Nadal Australian Open 2009 5.jpg|thumb|黄色のリストバンドを着けてテニスをする[[ラファエル・ナダル]]]]
スポーツにおけるリストバンドは、テニスプレイヤーが、試合中に[[汗]]が[[手]]に流れ、手がすべることを防ぐために作られたものである。また、とっさに[[額]]の汗を拭う際にも使われることが多い。そのため、スポーツ用のリストバンドは、普通は[[綿]]製である。また、野球ではテニスほどリストバンドが必要とされることはないが、選手の自己アピールとして、様々な[[色]]のリストバンドを装着している(日本[[プロ野球]]では、[[掛布雅之]]が初めて着けたとされる)。
スポーツにおけるリストバンドは、テニスプレイヤーが、試合中に[[汗]]が[[手]]に流れ、手がすべることを防ぐために作られたものである。また、とっさに[[額]]の汗を拭う際にも使われることが多い。そのため、スポーツ用のリストバンドは、普通は[[綿]]製である。また、野球ではテニスほどリストバンドが必要とされることはないが、選手の自己アピールとして、様々な[[色]]のリストバンドを装着している(日本[[プロ野球]]では、[[掛布雅之]]が初めて着けたとされる)。


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== ファッションにおけるリストバンド ==
== ファッションにおけるリストバンド ==
ファッションにおけるリストバンドの場合、スポーツ同様の綿製のものと、[[シリコン]]製のものがある。布製のものは、ファッション性豊かであり、様々な色、模様や文字をプリントすることができる。シリコン製のものは、綿製のものに比べて細い場合が多い。また、布製の物と比べ、複雑な柄をつけることはできないが、単色や2色のみというシンプルな[[デザイン]]や文字による[[メッセージ]]を彫ることで、近年[[若者]]を中心に人気である。
ファッションにおけるリストバンドの場合、スポーツ同様の綿製のものと、[[シリコン]]製のものがある。布製のものは、ファッション性豊かであり、様々な色、模様や文字をプリントすることができる。シリコン製のものは、綿製のものに比べて細い場合が多い。また、布製の物と比べ、複雑な柄をつけることはできないが、単色や2色のみというシンプルな[[デザイン]]や文字によるメッセージを彫ることで、近年[[若者]]を中心に人気である。


== リストバンドによるプロジェクト ==
== リストバンドによるプロジェクト ==
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[[画像:Livestrong wristband.jpg|thumb|LIVESTRONGプロジェクトのリストバンド]]
[[画像:Livestrong wristband.jpg|thumb|LIVESTRONGプロジェクトのリストバンド]]
この種のリストバンドの流行の火付け役となったプロジェクトとしては「[[LIVESTRONG]]」プロジェクトが有名である。同プロジェクトは、[[精巣腫瘍]]([[癌]])から復活し[[ツール・ド・フランス]]を7連覇した[[ランス・アームストロング]]率いる「ランス・アームストロング財団」が、癌撲滅運動のための資金集めを目的として、[[2003年]]に[[ナイキ]]とタイアップし始めた。[[小野伸二]]など、ナイキと契約を結ぶ多くのスポーツ選手がこの運動に賛同し、同プロジェクトの黄色のリストバンドを身につけたことから、同プロジェクトは一気に世界的に有名になった。
この種のリストバンドの流行の火付け役となったプロジェクトとしては「[[LIVESTRONG]]」プロジェクトが有名である。同プロジェクトは、[[精巣腫瘍]]([[癌]])から復活し[[ツール・ド・フランス]]を7連覇した(ただし[[ランス・アームストロングのドーピング問題|ドーピングが発覚]]して後に成績抹消された)[[ランス・アームストロング]]率いる「ランス・アームストロング財団」が、癌撲滅運動のための資金集めを目的として、[[2003年]]に[[ナイキ]]とタイアップし始めた。[[小野伸二]]など、ナイキと契約を結ぶ多くのスポーツ選手がこの運動に賛同し、同プロジェクトの黄色のリストバンドを身につけたことから、同プロジェクトは一気に世界的に有名になった。

しかし、マスコミの報道の中には同プロジェクトの存在を知らず、単に「強く生きろ」というメッセージを伝えるものと誤って紹介しているものも少なくない。小野伸二が、[[アテネオリンピック (2004年)|アテネ五輪]]の際に[[平山相太]]に同プロジェクトのリストバンドを贈った際の報道などが代表的である。これらの事例から、果たしてリストバンドが本当にプロジェクトの伝えたいメッセージの周知に役立っているかという点については、疑問視する声も少なくない。


最近では、この「LIVESTRONG」に追随して多くの類似プロジェクトが立ち上がっており、特に[[ホワイトバンドプロジェクト]]が有名である。以下は、リストバンドの色、訴える目的の例である。
最近では、この「LIVESTRONG」に追随して多くの類似プロジェクトが立ち上がっており、特に[[ホワイトバンドプロジェクト]]が有名である。以下は、リストバンドの色、訴える目的の例である。
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* [[アウェアネス・リボン]]
* [[アウェアネス・リボン]]
* [[ビザバンド]]
* [[ビザバンド]]
* [[医療識別票]] - 医療関係者へ持病や医療行為の注意点を伝えるための、首飾り・腕輪などの形状で身につける装飾具。


{{被服}}
{{被服}}
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[[de:Silikonarmband]]
[[de:Silikonarmband]]
[[fr:Les bracelets du sexe]]

2023年5月12日 (金) 10:46時点における最新版

綿製のリストバンド(左)と、シリコン製のリストバンド(右)

リストバンド(wristband)とは、テニス野球などのスポーツの際や、ファッションとして手首に着ける装飾品である。ブレスレットの一種である。

スポーツにおいてのリストバンド

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黄色のリストバンドを着けてテニスをするラファエル・ナダル

スポーツにおけるリストバンドは、テニスプレイヤーが、試合中にに流れ、手がすべることを防ぐために作られたものである。また、とっさにの汗を拭う際にも使われることが多い。そのため、スポーツ用のリストバンドは、普通は綿製である。また、野球ではテニスほどリストバンドが必要とされることはないが、選手の自己アピールとして、様々なのリストバンドを装着している(日本プロ野球では、掛布雅之が初めて着けたとされる)。

なお、トレーニング用にウエイトを装着できるようにしたリストバンドもあり、リストウエイトと呼ばれる。

ファッションにおけるリストバンド

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ファッションにおけるリストバンドの場合、スポーツ同様の綿製のものと、シリコン製のものがある。布製のものは、ファッション性豊かであり、様々な色、模様や文字をプリントすることができる。シリコン製のものは、綿製のものに比べて細い場合が多い。また、布製の物と比べ、複雑な柄をつけることはできないが、単色や2色のみというシンプルなデザインや文字によるメッセージを彫ることで、近年若者を中心に人気である。

リストバンドによるプロジェクト

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近年、シリコーン樹脂製のリストバンドに色、彫られたメッセージや記号を入れたものが販売されるようになった。 目的は様々である。売上金の一部を社会問題などの解決の為の寄付金とするものもあるが、全てのリストバンドが寄付を伴うわけではない。特定の社会問題などに対する関心や問題意識を高めることのみを目的としたものもある。これはリストバンドを通し、様々な人、特に社会問題への意識が希薄な若年層に、そうした問題について考えてもらうこと、意識してもらうことを目的としていると思われる。

LIVESTRONGプロジェクトのリストバンド

この種のリストバンドの流行の火付け役となったプロジェクトとしては「LIVESTRONG」プロジェクトが有名である。同プロジェクトは、精巣腫瘍)から復活しツール・ド・フランスを7連覇した(ただしドーピングが発覚して後に成績抹消された)ランス・アームストロング率いる「ランス・アームストロング財団」が、癌撲滅運動のための資金集めを目的として、2003年ナイキとタイアップし始めた。小野伸二など、ナイキと契約を結ぶ多くのスポーツ選手がこの運動に賛同し、同プロジェクトの黄色のリストバンドを身につけたことから、同プロジェクトは一気に世界的に有名になった。

最近では、この「LIVESTRONG」に追随して多くの類似プロジェクトが立ち上がっており、特にホワイトバンドプロジェクトが有名である。以下は、リストバンドの色、訴える目的の例である。

関連項目

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