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| リングネーム = '''クリス・ヒーロー'''<br />カシアス・オーノ<br />ワイフ・ビーター |
| リングネーム = '''クリス・ヒーロー'''<br />カシアス・オーノ<br />ワイフ・ビーター |
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| 本名 = クリス・スプラドリン |
| 本名 = クリス・スプラドリン |
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| ニックネーム = ザット・ヤングノックアウト・キッド |
| ニックネーム = ノックアウト・アーティスト<br />レスリング・ジーニアス<br />ザット・ヤングノックアウト・キッド |
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| 身長 = |
| 身長 = 193cm |
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| 体重 = |
| 体重 = 120kg |
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| 誕生日 = {{生年月日と年齢|1979|12|24}} |
| 誕生日 = {{生年月日と年齢|1979|12|24}} |
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| 死亡日 = |
| 死亡日 = |
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| 出身地 = {{USA}}<br />[[オハイオ州]] |
| 出身地 = {{USA}}<br />[[ファイル:Flag of Ohio.svg|25px]] [[オハイオ州]]<br />[[デイトン (オハイオ州)|デイトン]] |
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| 所属 = |
| 所属 = |
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| スポーツ歴 = |
| スポーツ歴 = [[アメリカンフットボール]] |
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| トレーナー = [[ドリー・ファンク・ジュニア]]<br />[[イアン・ロッテン]]<br />[[デビッド・テイラー (プロレスラー)|デイブ・テイラー]]<br />[[レス・サッチャー]]<br />[[マーシャル・カウフマン]]<br />[[トレイシー・スマザーズ]]<br />[[デイブ・フィンレー|フィット・フィンレー]]<br />[[ダレン・マシューズ|ロード・スティーブン・リーガル]]<br />[[プロレスリング・ノア|ノア道場]] |
| トレーナー = [[ドリー・ファンク・ジュニア]]<br />[[イアン・ロッテン]]<br />[[デビッド・テイラー (プロレスラー)|デイブ・テイラー]]<br />[[レス・サッチャー]]<br />[[マーシャル・カウフマン]]<br />[[トレイシー・スマザーズ]]<br />[[デイブ・フィンレー|フィット・フィンレー]]<br />[[ダレン・マシューズ|ロード・スティーブン・リーガル]]<br />[[プロレスリング・ノア|ノア道場]]<br />[[三沢光晴]] |
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| デビュー = [[1998年]]9月12日 |
| デビュー = [[1998年]]9月12日 |
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| 引退 = |
| 引退 = |
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'''クリス・ヒーロー'''(''Chris Hero'')の[[リングネーム]]で知られる'''クリス・スプラドリン'''(''Chris Spradlin''、[[1979年]][[12月24日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[プロレスラー]]。[[オハイオ州]][[デイトン (オハイオ州)|デイトン]]出身。 |
'''クリス・ヒーロー'''(''Chris Hero'')の[[リングネーム]]で知られる'''クリス・スプラドリン'''(''Chris Spradlin''、[[1979年]][[12月24日]] - )は、[[アメリカ合衆国]]の[[プロレスラー]]。[[オハイオ州]][[デイトン (オハイオ州)|デイトン]]出身<ref name="oww">{{cite web|url=http://www.onlineworldofwrestling.com/bios/k/kassius-ohno/|title=Chris Hero|accessdate=2015-06-04|publisher=Online World of Wrestling}}</ref>。[[WWE]]傘下の[[WWE・NXT|NXT]]では'''カシアス・オーノ'''(''Kassius Ohno'')の[[リングネーム]]で活動していた。 |
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[[1998年]]、UCW(Ultimate Championship Wrestling)にて、'''ワイフ・ビーター'''(''Wife Beater'')の[[リングネーム]]でデビューしている<ref>なお、本名を'''マット・プリンス'''と名乗り、デスマッチで活躍したレスラーである[[ワイフビーター]]とは別人である。</ref><ref name="oww">[http://www.onlineworldofwrestling.com/profiles/c/chris-hero.html オンライン・ワールド・オブ・レスリング:クリス・ヒーロー] {{En icon}}</ref>。 |
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== 来歴 == |
== 来歴 == |
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=== インディー団体 === |
=== インディー団体 === |
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[[ドリー・ファンク・ジュニア]]や[[イアン・ロッテン]] |
[[ドリー・ファンク・ジュニア]]や[[イアン・ロッテン]]に師事。[[1998年]]9月12日、UCWにおいて地元オハイオ州ゼニアの興行にて'''ワイフ・ビーター'''のリングネームでプロレスラーデビューを果たす。 この団体で活動中、興行ポスターのワイフ・ビーターの名を見た女性解放グループによりバッシングを受け、[[1999年]]にリングネームを'''クリス・ヒーロー'''へと改名。 |
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その後、リングネームを'''クリス・ヒーロー'''に改名。 |
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2001年、[[IWAミッドサウス]]に参戦。[[キング・オブ・ザ・デスマッチ]]に出場。1回戦目で[[コーポラル・ロビンソン]]を相手に[[画鋲]]を用いた[[デスマッチ]]を戦うも敗退。 |
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2000年には、[[サブゥー]]の保持する[[NWA世界ヘビー級王座]]に挑戦し、敗北する<ref name="oww"/>。 |
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[[2002年]]、KOTDMにも参戦するに至り、1回戦で[[コルト・カバナ]]を下すと同時にIWAミッドサウスの世界王座を獲得。2回戦目でカバナと[[トレイシー・スマザーズ]]とを相手にこの王座を防衛。さらに2003年のKOTDMでは、1回戦で[[ネルソン・エラーゾ|ホミサイド]]からこの王座を防衛するも、2回戦での[[ダニー・ダニエルズ]]とのテキサスデスマッチに破れたことで、この王座を失するに至った。 |
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[[2003年]]、[[ドイツ]]の[[ウエストサイド・エクストリーム・レスリング|wXw]]に参戦。[[wXw世界ヘビー級王座|wXwヘビー級王座]]を獲得。ベルトをアメリカへと持ち帰り、流出した事をきっかけに[[wXw世界ヘビー級王座]]へと名称を変更した。9月、[[コンバット・ゾーン・レスリング|CZW]]に参戦。[[2004年]]、[[フィラデルフィア]]を舞台に[[CZWアイアンマン王座]]を獲得。 |
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[[2005年]]、[[チカラ|CHIKARA]]に参戦。 |
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2003年に[[ドイツ]]で[[ウエストサイド・エクストリーム・レスリング|wXw]]の[[wXw世界ヘビー級王座|ヘビー級王座]]を獲得し、これをそのまま米国の地へと持ち帰った。この王座はこの年のうちにその名を『世界ヘビー級王座』へと変じているが、これはヒーローが国外―すなわち米国の地へと流出させたことが原因であった<ref name="cm">[http://www.cagematch.de/hauptseite/?id=5&nr=65 ケージマッチ:wXw世界ヘビー級王座] {{De icon}}</ref> 9月になると[[コンバット・ゾーン・レスリング]] (CZW) のマットに参戦し始め<ref name="oww" />、翌2004年には[[フィラデルフィア]]を舞台に[[CZWアイアンマン王座]]を獲得<ref name="tithis">[[コンバット・ゾーン・レスリング]]:[http://www.czwrestling.com/titlehistory/ タイトルの歴史] {{En icon}}</ref>。 |
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[[2006年]]、[[CZW世界ヘビー級王座]]を獲得。同年9月、[[クラウディオ・カスタニョーリ]]と'''キング・オブ・レスリング'''(Kings Of Wrestling)なる[[タッグチーム]]を結成。[[CZW世界タッグ王座]]を2回獲得。 |
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2005年には[[チカラ]]のマットに初参戦。さらにはCZWの[[ベスト・オブ・ザ・ベスト|ベスト・オブ・ザ・ベスト選手権]]に出場し、[[ブランドン・トーマセリー]]を破って2回戦まで進むも、やがて[[ケビン・スティーン]]に下され敗退した<ref name="oww" />。 |
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=== ROH / プロレスリング・ノア === |
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2006年にあっては、[[CZW世界ヘビー級王座]]を[[ラッカス]]から奪取したうえ、9月から10月に掛けて、[[クラウディオ・カスタニョーリ]]と組んだ'''キング・オブ・レスリング'''(Kings Of Wrestling)という[[タッグチーム]]で[[CZW世界タッグ王座]]を2度にわたって獲得<ref name="tithis" /> この年からは更に[[ROH|リング・オブ・オーナー]] (ROH) のマットに参戦するようになり、キング・オブ・レスリングでさっそく[[ROH世界タッグ王座|ROHのタッグ王座]]を獲得している<ref name="oww" />。 |
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2006年、クラウディオ・カスタニョーリとともに[[ROH]]に参戦。カスタニョーリとのタッグで、[[ROH世界タッグ王座|ROHのタッグ王座]]を獲得。 |
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[[2007年]] |
[[2007年]]、初来日し[[プロレスリング・ノア]]に参戦。[[2008年]]、[[プロレスラー|女子プロレスラー]]の[[サラ・デル・レイ]]と組んでROHの男女混合タッグ王座を獲得。[[2009年]]にはROHで活躍して大いなる脚光を浴びた。 |
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[[2010年]]12月5日、カスタニョーリと組んでGHCタッグ王座を保持する[[佐野巧真]] & [[高山善廣]]に挑戦。 |
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[[2010年]]12月5日にはクラウディオ・カスタニョーリと組んで、佐野巧真 & 高山善廣の持つ[[プロレスリング・ノア]]のGHCタッグ王座に挑戦。後一歩まで追い込むも、惜しくも敗れている。 |
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=== WWE === |
=== WWE === |
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==== NXT ==== |
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[[2011年]]6月、盟友であるカスタニョーリと[[WWE]]のトライアウトに挑み、カスタニョーリは合格となったがヒーローは見送られる形となった。カスタニョーリに遅れること[[2012年]]2月にWWEとディベロップメント契約で入団。'''カシアス・オーノ'''(''Kassius Ohno'')のリングネームで傘下団体である[[FCW (プロレス)|FCW]]にてロスター入り。インディー団体で盟友であったカスタニョーリと一騎打ちを行うも反則という結果で終わっている。FCWが新人発掘番組であった[[WWE NXT|NXT]]と統合し、[[NXTレスリング|新生NXT]]へと移行してからは[[リッチー・スティムボート]]と抗争を展開し、対戦するたびに反則を繰り返し、9月26日の決着戦においても反則を犯し敗戦。リッチーとの抗争は未消化のまま終了という形になり、11月からは[[タイソン・キッド]]と抗争を展開している[[レオ・クルーガー]]に加勢し、タッグを組んで活動している。 |
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[[2012年]]2月、WWEとディベロップメント契約を交わし入団<ref name="wwe-signed">{{cite web|url=http://pwtorch.com/artman2/publish/Other_News_4/article_70877.shtml|title=More Details Behind The Delay of Chris Hero’s WWE Signing|accessdate=2012-02-09|publisher=WrestleZone.com}}</ref>。傘下団体である[[FCW (プロレス)|FCW]]にて'''カシアス・オーノ'''(''Kassius Ohno'')のリングネームでトレーニングを開始。5月13日、FCW TVにて盟友である[[クラウディオ・カスタニョーリ|アントニオ・セザーロ]]と対戦。終盤にセザーロのニュートラライザーを切り返し、[[エルボー・バット#ローリング・エルボー|ローリング・エルボー]]を決めようするがレフェリーへと誤爆すると両者共に静止する事ができなくなり、レフェリーとレスラー達の介入して無効試合となった<ref name="fcw-20120513">{{cite web|url=http://411mania.com/wrestling/fcw-tv-taping-results-spoilers-4/|title=FCW TV Taping Results (SPOILERS)|accessdate=2012-04-27|publisher=411mania.com}}</ref>。FCWが新人発掘番組であった[[WWE NXT|NXT]]と統合し、[[NXTレスリング|新生NXT]]へと移行してからは[[リッチー・スティムボート]]と抗争を展開。対戦するたびに反則を繰り返し、9月26日の決着戦においても反則を犯し敗戦。11月、[[タイソン・キッド]]と抗争を展開している[[レオ・クルーガー]]に加勢。タッグを組んで活動を開始。 |
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[[2013年]]1月、 |
[[2013年]]1月、開設した[[NXTタッグチーム王座|NXTタッグ王座]]を懸けた初代王者組を決めるトーナメントにクルーガーと出場するが準決勝にて[[ブリティッシュ・アンビション]]と対戦し敗戦。以降、クルーガーとのタッグは解消。シングルに戻り故障中のタイソン・キッドに対して執拗に暴行を繰り返すが、カラーコメンテーターであった[[ウィリアム・リーガル]]に阻止されたことにより標的をリーガルに変更。自身の思い描くリーガルがヒールだったということもあり、失念したことと同時に直接対決を申し込む。4月11日、リーガルとの対決が実現するが敗戦。試合後、心を入れ替えるためにベビーフェイスへと転向。[[ワイアット・ファミリー]]と抗争を始めるようになり、[[エイドリアン・ネヴィル]] & [[コリー・グレイブス]]と結託。後にグレイブスと組んでNXTタッグ王座挑戦権を得るものの、負傷欠場によりネヴィルに権利を譲ることになった。7月、素行の問題と身体的に肥満であったために上層部から懲罰と減量を兼ねてトレーニングを命じられ、ロスターから外されることになった。トレーニングを経て11月6日、[[ルーク・ハーパー]]とのシングルマッチで復帰するが敗戦。同月13日、ビート・ザ・クロック・チャレンジマッチで[[タイラー・ブリーズ]]と対戦して久々に勝利を飾る。しかし、同月にWWEから素行不良などの理由から解雇となった<ref name="wwe-released">{{cite web|url=http://www.pwinsider.com/article/81449/surprising-wwe-nxt-release.html?p=1|title=Surprising WWE NXT Release|accessdate=2013-11-09|publisher=PWinsider.com}}</ref>。 |
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同年7月、素行の問題と身体的に肥満であったために上層部から懲罰と減量を兼ねてトレーニングを命じられ、ロスターから外されることになった。約2ヶ月間のトレーニングを経て11月6日、[[ルーク・ハーパー]]とのシングルマッチで復帰するが敗戦した。13日にはビート・ザ・クロック・チャレンジマッチで[[タイラー・ブリーズ]]と対戦し、久々に勝利した。しかし、20日にはブリーズとの再戦でリベンジされ、27日には[[アレクサンダー・ルセフ]]に敗戦。同月9日にはWWEから素行不良などの理由から解雇となった<ref name="WWERe">[http://www.pwinsider.com/article/81449/surprising-wwe-nxt-release.html?p=1 "SURPRISING WWE NXT RELEASE"] PWInsider、2013年11月9日閲覧。</ref>。 |
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WWE解雇後、2013年11月16日、PWS(Pro Wrestling Syndicate)のWrestle Bowlにて[[グレゴリー・ヘルムズ|シェーン・ヘルムズ]]と対戦してインディー復帰後の勝利を飾った<ref name="pws-20131116">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2013/11/16/pws-111613-wrestle-bowl-results/|title=PWS 11/16/13 Wrestle Bowl results|accessdate=2013-11-16|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。同月17日、[[DRAGON GATE USA]]のFreedom Fight 2013にて[[オープン・ザ・フリーダムゲート王座]]を保持する[[ジョニー・ガルガノ]]に挑戦。序盤にガルガノは「今から俺は[[トリプルH]]に成りきって戦う」と宣言するとガルガノが使用した事のない[[ペディグリー]]を喰らいフォールされるが即座にカウント1で返し、WWEへのアンチテーゼを込めた皮肉を見せる。終盤に[[トラースキック|スーパーキック]]を喰らいフォールされるがなんとか免れるも[[クリップラー・クロスフェイス|ガルガノ・エスケープ]]へと繋げられ敗戦した<ref name="dgusa-20131117">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2013/11/17/dragon-gate-usa-freedom-fight-2013-live-coverage-review/|title=Dragon Gate USA Freedom Fight 2013 Review and Results|accessdate=2013-11-17|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。12月14日、CZWのCage Of Death XVに凱旋。CZW世界ヘビー級王座を保持する[[ドリュー・グラック]]に挑戦。最後に[[アンクルホールド|アンクルロック]]を決められギブアップした<ref name="czw-20131214">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2013/12/14/czw-cage-death-12-14-13-ippv-results-analysis/|title=CZW Cage of Death XV 12/14/13 iPPV Results|accessdate=2013-12-14|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。 |
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[[ファイル:Chris Hero at Smash Wrestling.jpg|thumb|180px|left|2013年]] |
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WWE解雇後、11月16日にPWS(Pro Wrestling Syndicate)のイベントであるWrestle Bowlにて'''クリス・ヒーロー'''として再出発。相手には元WWEに所属した[[グレゴリー・ヘルムズ|シェーン・ヘルムズ]]と対戦してインディーでの復帰戦を勝利で飾った。翌17日には[[DRAGON GATE USA]]のPPVであるFreedom Fight 2013に出場。[[オープン・ザ・フリーダムゲート王座]]を保持する[[ジョニー・ガルガノ]]に挑戦するも敗戦し、ベルトを奪取するに至らなかった。12月14日、CZWにてCZWヘビー級王座を保持する[[ドリュー・グラック]]に挑戦し、20日にはPWGにて[[PWG世界王座]]を保持する[[アダム・コール]]に挑戦するもいずれも奪取するに至らなかった。 |
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[[2014年]]1月11日、ROHのROH on Sinclairに凱旋。[[ケビン・スティーン]]と対戦。試合開始早々に場外での攻防を行い、中盤にはお互いの得意技の応酬となり観客より "This is awesome" のチャントを受ける。終盤に[[エルボー・バット|ハングマンズエルボー]]で止めを刺そうとしたところへディケードの介入に遭い、最後にスティーンからスリーパー・スープレックスを決められ敗戦した<ref name="roh-20140111">{{cite web|url=http://www.wrestleview.com/roh-wrestling-results/46247-roh-on-sinclair-results-1-11-14-steen-vs-hero|title=ROH on Sinclair Results - 1/11/14 (Steen vs. Hero)|accessdate=2014-01-11|publisher=Wrestleview.com}}</ref>。同月26日、[[カナダ]]・[[オンタリオ州]]を拠点とするSMASHのAny Given Sunday 2に参戦。[[AJスタイルズ]]と対戦して勝利<ref name="smash-20140126">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2014/01/26/smash-wrestling-012614-given-sunday-2-results-hero-vs-styles/|title=Smash Wrestling 01/26/14 Any Given Sunday 2 Results Hero vs Styles|accessdate=2014-01-26|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。2月23日、DRAGON GATE USA Way Of The Ronin 2014にてEVOLVE王座を保持するARフォックスに挑戦。最後に[[裸絞#派生技、関連技|ドラゴンスリーパー]]を決めて勝利。ベルトを奪取<ref name="dgusa-20140223">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2014/02/23/dgusa-022314-way-ronin-2014-ippv-results/|title=DGUSA 02/23/14 Way of the Ronin 2014 iPPV Results|accessdate=2014-02-23|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。3月、wXwに凱旋。トーナメントであるwXw 16 Carat Gold 2014にエントリー。同月16日の決勝まで勝ち進み、[[アクセル・ティスチャー]]と対戦。最後にハングマンズエルボーを決めて勝利。優勝を飾った<ref name="wxw-20140316">{{cite web|url=http://www.wxw-wrestling.com/pages/posts/wxw-16-carat-gold-2014-tag-3-1043.php|title=wXw 16 CARAT GOLD 2014 TAG 3|accessdate=2014-03-16|publisher=wxw-wrestling.com}}</ref>。4月4日、DRAGON GATE USA Open The Ultimate Gate 2014にて[[田中将斗]]と対戦。両者が得意とするエルボー合戦となり、最後は田中の[[エルボー・バット|スライディングD]]の前に屈した<ref name="dgusa-20140316">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2014/04/04/dgusa-open-the-ultimate-gate-live-ippv-coverage/|title=DGUSA Open the Ultimate Gate 04/04/14 iPPV Review|accessdate=2014-04-04|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。 |
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[[2014年]]1月4日、ROHにて[[ケビン・スティーン]]を相手に復帰戦を行うも敗戦した。 |
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=== プロレスリング・ノア / インディー団体 === |
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2014年4月、プロレスリング・ノアにクリス・ヒーローとして凱旋。[[グローバル・タッグ・リーグ戦|グローバル・タッグ・リーグ]]に[[スコット・コルトン|コルト・カバナ]]とアメリカ代表タッグ、'''BIG IN USA'''を結成してエントリー。2勝4敗、勝ち点4という結果で予選落ちするが技能賞を獲得<ref name="noah-201404">{{cite web|url=http://www.noah.co.jp/league20140412.php|title=「グローバル・タッグリーグ戦 2014」出場選手|accessdate=2014-04-28|publisher=NOAH}}</ref>。6月7日、[[トミー・ドリーマー]]が主宰するHOHのHOH 5にて[[アダム・ピアース]]と対戦。打撃の打ち合いから最後にローリングエルボーを決めて勝利<ref name="hoh5">{{cite web|url=http://www.houseofhardcore.net/060714results.html|title=House of Hardcore V 6/7/14 Philadelphia, PA results|accessdate=2014-06-07|publisher=House of Hardcore}}</ref>。10月、プロレスリング・ノアの[[グローバル・リーグ戦#2014年大会|グローバル・リーグ]]にてBブロックにエントリー。4勝3敗、勝ち点8で予選落ちとなるがプロレス/格闘技DX賞を獲得<ref name="noah-201410">{{cite web|url=http://www.noah.co.jp/league20141018.php|title=「グローバル・リーグ戦 2014」出場選手|accessdate=2014-11-10|publisher=NOAH}}</ref>。 |
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[[2015年]]4月、プロレスリング・ノアのグローバル・タッグ・リーグにコルト・カバナとのBIG IN USAで2年連続出場。Bブロックにエントリー。3勝2敗、勝ち点6という結果に終わるが同月19日の開幕戦での[[K.E.S.|KES]]([[ランス・アーチャー]] & [[ハリー・スミス (プロレスラー)|デイビーボーイ・スミス・ジュニア]])から勝利した事などが考慮され技能賞を獲得した<ref name="noah-201504">{{cite web|url=http://www.noah.co.jp/league20150413.php|title=「グローバル・タッグリーグ戦 2015」出場選手|accessdate=2015-05-02|publisher=NOAH}}</ref>。6月7日、SMASHと提携して自主興行兼チャリティーマッチであるChris Hero's ALS Challengeを開催。SMASH所属のレスラー達と3時間、17試合に及ぶガントレットマッチを行った<ref name="smash-20150607">{{cite web|url=http://www.wrestlinginc.com/wi/news/2015/0609/596101/chris-hero-wrestles-over-three-hours-for-charity/|title=Chris Hero Wrestles Over Three Hours For Charity, Competes In 17 Matches|accessdate=2015-06-09|publisher=WrestlingInc.com}}</ref>。同月、プロレスリング・ノアの三沢光晴メモリアルツアー2015に参戦。同月19日、カバナとのタッグで[[GHCヘビー級タッグ王座]]を保持するKESに挑戦。最後にアーチャーから[[パワーボム|キラーボム]]を喰らい敗戦。ベルトを奪取するに至らなかった<ref name="noah-20150619">{{cite web|url=http://www.noah.co.jp/result.php?tour_id=1443|title=三沢光晴メモリアルツアー2015|accessdate=2015-06-19|publisher=NOAH}}</ref>。7月18日、HOH 9にてトミー・ドリーマーと対戦。最後にローリングエルボーを決めて勝利<ref name="hoh9">{{cite web|url=http://www.sescoops.com/house-of-hardcore-9-results-7182015-toronto-ontario-canada/|title=House Of Hardcore 9 Results (7/18/2015): Toronto, Ontario Canada|accessdate=2015-07-19|publisher=Sescoops.com}}</ref>。10月、プロレスリング・ノアのグローバル・リーグに2年連続で出場。Aブロックにエントリー。4勝3敗、勝ち点8で予選落ちという結果に終わる<ref name="noah-201510">{{cite web|url=http://www.noah.co.jp/league20151016.php|title=「グローバル・リーグ戦 2015」出場選手|accessdate=2015-11-09|publisher=NOAH}}</ref>。11月13日、HOH 10にてプロレスリング・ノアで因縁のあるランス・アーチャーと対戦。最後にローリングエルボーを決めて勝利<ref name="hoh10">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2015/11/13/house-of-hardcore-111315-hoh-x-ippv-results/|title=House of Hardcore 11/13/15 HoH X iPPV Results|accessdate=2015-11-13|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。同月14日、HOH 11にて[[TAJIRI|田尻義博]]と対戦。最後に[[毒霧|グリーンミスト]]を浴びて敗戦<ref name="hoh11">{{cite web|url=http://www.wrestlinginc.com/wi/news/2015/1114/603813/house-of-hardcore-11-results/|title=House Of Hardcore 11 Results From NYC (11/14): The Wolves Retain, Monster's Ball, Dreamer, More|accessdate=2015-11-14|publisher=Wrestlinginc.com}}</ref>。同月28日、[[イリノイ州]]のAAW Professional Wrestling RedefinedのWindy City Classic XIにて[[AAA (プロレス)|AAA]]所属のペンタゴン・ジュニアと対戦。最後にハングマンズ・エルボーを決めて勝利<ref name="aaw-20151128">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2015/11/29/aaw-112815-windy-city-classic-xi-results/|title=AAW 11/28/15 Windy City Classic XI Results|accessdate=2015-11-29|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。12月23日、プロレスリング・ノアの旗揚げ15周年記念大会であるDestiny 2015にてカバナとのタッグでGHCヘビー級タッグ王座を保持するKESに再び挑戦。最後にダブルインパクト式キラーボムを喰らい敗戦。リベンジ出来ずに終わった<ref name="noah-20151223">{{cite web|url=http://www.noah.co.jp/result.php?tour_id=1510|title=プロレスリング・ノア旗揚げ15周年記念大会 Destiny 2015|accessdate=2015-12-23|publisher=NOAH}}</ref>。 |
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[[2016年]]2月12日、PWG Bowieにて[[グレッグ・マラシウロ|トレント]]と対戦。最後に[[パイルドライバー#ツームストーン・パイルドライバー|ツームストーン・パイルドライバー]]を決めて勝利<ref name="pwg-20160212">{{cite web|url=http://www.pwponderings.com/2016/02/13/pwg-021216-bowie-results/|title=PWG 02/12/16 Bowie Results|accessdate=2016-02-13|publisher=PWPonderings.com}}</ref>。 |
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=== WWE === |
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==== NXT ==== |
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2016年12月、WWEと契約を交わし再入団が決定<ref name="wwe-return-01">{{cite web|url=http://www.inquisitr.com/3833727/wwe-news-latest-on-chris-heros-return-to-wwe/|title=WWE News: Latest On Chris Hero’s Return To WWE|accessdate=2016-12-30|publisher=Inquisitr.com}}</ref><ref name="wwe-return-02">{{cite web|url=http://www.wrestlinginc.com/wi/news/2016/1222/620605/chris-hero-gives-pro-wrestling-guerrilla-farewell/|title=Chris Hero Talks WWE Return And News Getting Out, Gives Pro Wrestling Guerrilla Farewell?, More|accessdate=2016-12-22|publisher=WrestlingInc.com}}</ref>。 |
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[[2017年]]1月6日、NXT Liveにてリングネームを'''カシアス・オーノ'''へと戻して[[ラ・ソンブラ|アンドラーデ・アルマス]]と対戦。最後にハングマンズ・エルボーを決めて勝利<ref name="nxtlive-20170106">{{cite web|url=http://www.dailywrestlingnews.com/wwe-nxt-live-event-results-largo-fl-162017/|title=WWE NXT Live Event Results – Largo, FL 1/6/2017|accessdate=2017-01-07|publisher=DailyWrestlingNews.com}}</ref>。2月15日、NXTにて復帰を告知するプロモーションを行った<ref name="nxt-20170215">{{cite web|url=http://www.wrestleview.com/wwe-wrestling-results/wwe-nxt-results/73288-wwe-nxt-results-21517-bate-defends-wwe-uk-title/|title=WWE NXT Results – 2/15/17 (Bate defends WWE UK Title)|accessdate=2017-02-15|publisher=Wrestleview.com}}</ref>。同月28日、NXTにて[[ボビー・ルード]] vs [[リーバイス・バレンズエラ・ジュニア|ノー・ウェイ・ホセ]]の試合でルードの勝利後、バックステージより登場。ルードに挑戦状を叩きつけると襲撃されるもののラリアットを決めてリングから追い出した<ref name="nxt-20170222">{{cite web|url=http://www.wrestleview.com/wwe-wrestling-results/wwe-nxt-results/73515-wwe-nxt-results-22216-bobby-roode-vs-no-way-jose/|title=WWE NXT Results – 2/22/16 (Bobby Roode vs. No Way Jose)|accessdate=2017-02-23|publisher=Wrestleview.com}}</ref>。3月15日、[[NXT王座]]を保持するボビー・ルードに挑戦。終盤にローリング・エルボーで場外に追い出し、リング内へと戻してセントーンを見舞いハングマンズ・エルボーで止めを刺そうとするも切り返されると[[DDT (プロレス技)|グロリアスDDT]]を決められ敗戦した<ref name="nxt-20170315">{{cite web|url=http://www.wrestleview.com/wwe-wrestling-results/wwe-nxt-results/74505-wwe-nxt-results-31517-roode-vs-ohno-nxt-title/|title=WWE NXT Results – 3/15/17 (Roode vs. Ohno for NXT Title)|accessdate=2017-03-16|publisher=Wrestleview.com}}</ref>。 |
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[[2020年]]4月、WWEから解雇された。 |
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== ファイトスタイル == |
== ファイトスタイル == |
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[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のプロレス、[[ヨーロッパ]]のプロレス、[[メキシコ]]のプロレス、および[[日本]]のプロレスの様式群の本格的な融合と評されている。指導者として挙げられるのは、[[レス・サッチャー]]、[[ドリー・ファンク・ジュニア]]、[[デビッド・テイラー (プロレスラー)|デイブ・テイラー]]、[[トレイシー・スマザーズ]]、[[プロレスリング・ノア|ノア道場]]など数多くのトレーナーに師事し、鍛え上げられた。また、[[ボクサー (スポーツ)|ボクサー]]である[[マーシャル・カウフマン]]から[[ボクシング]]のテクニックを学んでいる。 |
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巨体からは想像も付かない身軽で華麗な動きに加え、何をするのか予測がつかない独特のムーブメントで観客を湧かせる。対戦相手の試合スタイルに合わせて様々なムーブを使い分ける器用さを持つ。 |
巨体からは想像も付かない身軽で華麗な動きに加え、何をするのか予測がつかない独特のムーブメントで観客を湧かせる。対戦相手の試合スタイルに合わせて様々なムーブを使い分ける器用さを持つ。 |
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日本では[[プロレスリング・ノア]]を主戦場とし、[[三沢光晴]]の影響を受け[[エルボー・バット]]を得意としている。 |
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== その他 == |
== その他 == |
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* 弟子の一人に[[ミッキー・ナックルズ]]がいる。彼女の育成には[[イアン・ロッテン]]も関わっている |
* 弟子の一人に[[ミッキー・ナックルズ]]がいる。彼女の育成には[[イアン・ロッテン]]も関わっている。 |
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* 2009年6月13日の広島大会において[[三沢光晴]]がリング上の事故で亡くなったが、この時、ヒーローは[[ボビー・フィッシュ]]とともにノア参戦中であったためにセコンドとしてその場に居合わせていた。 |
* 2009年6月13日の広島大会において[[三沢光晴]]がリング上の事故で亡くなったが、この時、ヒーローは[[ボビー・フィッシュ]]とともにノア参戦中であったためにセコンドとしてその場に居合わせていた。 |
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* WWEで使われている'''カシアス・オーノ'''というリングネームは[[モハメド・アリ]]が改宗する前の本名である'''カシアス・クレイ'''の'''カシアス'''と、自身のフィニッシャーであるローリングエルボーを相手に決めた瞬間の観客の反応(oh!no! = オー!ノー!)という意味合いと[[日系アメリカ人]]二世の[[ショートトラックスピードスケート|スピードスケーター]]である[[アポロ・アントン・オーノ]]の'''オーノ'''、また愛する日本と縁のある名前にしようと名字の'''大野'''から由来している<ref> |
* WWEで使われている'''カシアス・オーノ'''というリングネームは[[モハメド・アリ]]が改宗する前の本名である'''カシアス・クレイ'''の'''カシアス'''と、自身のフィニッシャーであるローリングエルボーを相手に決めた瞬間の観客の反応(oh!no! = オー!ノー!)という意味合いと[[日系アメリカ人]]二世の[[ショートトラックスピードスケート|スピードスケーター]]である[[アポロ・アントン・オーノ]]の'''オーノ'''、また愛する日本と縁のある名前にしようと名字の'''大野'''から由来している<ref name="wwe-ringname">{{cite web|url=https://thechrishero.blogspot.com/2012/06/blog-post.html|title=6月12日|accessdate=2012-06-12|publisher=クリス・ヒーローの日本語ブログ}}</ref>。 |
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== 得意技 == |
== 得意技 == |
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=== シングル === |
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[[ファイル:Chris Hero elbow smash.jpg|thumb|180px|right|'''ヒーローズ・エルボー''']] |
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: [[ネックブリーカー]]の体勢から繰り出すローリング・エルボー。[[ヘッドロック|フロント・ヘッドロック]]の状態から後ろ向きになり、相手と背中合わせの状態で相手の頭部を肩の上で固定。そこから相手を離すと同時に相手の頭部にローリング・エルボーを放つ。 |
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: 過去に'''セレブラル・コーテックス・ローリングエルボー'''、'''デスブロー・エルボー'''、'''ヒーローズ・エルボー'''、'''オーノ・ブレイド'''の技名でも使用。 |
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; [[エルボー・バット#ローリング・エルボー|ローリング・エルボー]] |
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:その場で後方へ旋回しながら繰り出すエルボー・バット。三沢光晴の影響を受けて得意技としている。ロープに振ってリバウンドした瞬間に決めるなどバリエーションは多彩である。 |
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; [[ヘッドロック#類似技|カシアス・クランチ]] |
; [[ヘッドロック#類似技|カシアス・クランチ]] |
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: 変形チンロック |
: 変形のチン・ロック。 |
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: ネックブリーカーの体勢から相手の頭部にローリングエルボー。ロープに振ってリバウンドした瞬間にローリング・エルボーなどバリエーションは多彩である。 |
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; [[膝蹴り#ニー・リフト|サイクロン・クラッシュ]] |
; [[膝蹴り#ニー・リフト|サイクロン・クラッシュ]] |
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: ローリング |
: ローリング式ニー・リフト。 |
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; [[十六文キック#ビッグ・ブーツ|サイクロン・キル]] |
; [[十六文キック#ビッグ・ブーツ|サイクロン・キル]] |
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: 顔面めがけての二段蹴り。 |
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: ディスカス・ビッグブート |
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; [[パイルドライバー#ツームストーン・パイルドライバー|ツームストーン・パイルドライバー]] |
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=== ツープラトン === |
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: 長身ながらムーンサルトプレス、トップロープからのライオンサルトなども得意技としている。リング上から場外へのノータッチ・ムーンサルトプレス(ハイジャンプ・ダイビング・ムーンサルト)も過去に使用したことがある。 |
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==== キング・オブ・レスリング ==== |
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; KRS1 |
; KRS1 |
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: クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが相手の正面から相手の両脇をつかんでリフトアップし、ヒーローの両肩に相手の両足を乗せる。2人同時に相手をリフトアップし放り投げ、落下してくる相手をヒーローが[[みちのくドライバーII]]の格好にキャッチしマットに叩きつける。 |
: クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが相手の正面から相手の両脇をつかんでリフトアップし、ヒーローの両肩に相手の両足を乗せる。2人同時に相手をリフトアップし放り投げ、落下してくる相手をヒーローが[[みちのくドライバーII]]の格好にキャッチしマットに叩きつける。 |
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; ヒーローズ・ウェルカム・キング・オブ・レスリング・エディション |
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; ヘリコプター・クラッシュ |
; ヘリコプター・クラッシュ |
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: クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが対戦相手をジャイアント・スイングで回して、ヒーローが回ってる相手の腹部にドロップキックを当てる技。 |
: クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが対戦相手をジャイアント・スイングで回して、ヒーローが回ってる相手の腹部にドロップキックを当てる技。 |
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==== ビッグ・イン・USA ==== |
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; ツープラトン・エルボー |
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: コルト・カバナとの連携技。ヒーローが相手をヒーローズ・ブレイド体勢で待ち、二人同時にヒーローのローリング・エルボーとカバナのエルボー・スタンプを決める。相手を固定せずに決める場合もある。 |
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== タイトル歴 == |
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; [[チカラ|Chikara]] |
; [[チカラ|Chikara]] |
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* カンペオナトス・デ・パレージャス : 1回 |
* カンペオナトス・デ・パレージャス : 1回 |
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* [[wXw世界タッグ王座]] : 1回 |
* [[wXw世界タッグ王座]] : 1回 |
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: w / [[マーク・ルーディン]]<ref name="cmt" /> |
: w / [[マーク・ルーディン]]<ref name="cmt" /> |
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* 16 カラット・ゴールド・トーナメント 優勝 : 2回(2007年、2014年) |
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; [[エクストリーム・インテンス・チャンピオンシップ・レスリング|XICW]] |
; [[エクストリーム・インテンス・チャンピオンシップ・レスリング|XICW]] |
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* XICWヘビー級王座 : 1回<ref name="cmt" /> |
* XICWヘビー級王座 : 1回<ref name="cmt" /> |
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他、インディー団体を中心に多数のタイトルを獲得。 |
他、インディー団体を中心に多数のタイトルを獲得。 |
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== 入場曲 == |
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* [[ホールディング・アウト・フォー・ア・ヒーロー]]([[ボニー・タイラー]]) |
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* Hero's Welcome |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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{{Commonscat|Chris Hero}} |
{{Commonscat|Chris Hero}} |
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* {{twitter|ChrisHero}} |
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* [http://www.thechrishero.blogspot.com/ クリス・ヒーローの日本語ブログ] |
* [http://www.thechrishero.blogspot.com/ クリス・ヒーローの日本語ブログ] |
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{{CZW}} |
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{{DEFAULTSORT:ひいろお くりす}} |
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[[Category:アメリカ合衆国のプロレスラー]] |
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[[Category:WWEに参戦したプロレスラー]] |
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[[Category:プロレスリング・ノアに参戦した外国人プロレスラー]] |
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[[Category:WLW]] |
[[Category:WLWに参戦したプロレスラー]] |
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[[Category:オハイオ州の人物]] |
[[Category:オハイオ州デイトン出身の人物]] |
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[[Category:1979年生]] |
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[[Category:存命人物]] |
[[Category:存命人物]] |
2024年12月29日 (日) 02:56時点における最新版
クリス・ヒーロー | |
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プロフィール | |
リングネーム |
クリス・ヒーロー カシアス・オーノ ワイフ・ビーター |
本名 | クリス・スプラドリン |
ニックネーム |
ノックアウト・アーティスト レスリング・ジーニアス ザット・ヤングノックアウト・キッド |
身長 | 193cm |
体重 | 120kg |
誕生日 | 1979年12月24日(45歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 オハイオ州 デイトン |
スポーツ歴 | アメリカンフットボール |
トレーナー |
ドリー・ファンク・ジュニア イアン・ロッテン デイブ・テイラー レス・サッチャー マーシャル・カウフマン トレイシー・スマザーズ フィット・フィンレー ロード・スティーブン・リーガル ノア道場 三沢光晴 |
デビュー | 1998年9月12日 |
クリス・ヒーロー(Chris Hero)のリングネームで知られるクリス・スプラドリン(Chris Spradlin、1979年12月24日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー。オハイオ州デイトン出身[1]。WWE傘下のNXTではカシアス・オーノ(Kassius Ohno)のリングネームで活動していた。
来歴
[編集]インディー団体
[編集]ドリー・ファンク・ジュニアやイアン・ロッテンに師事。1998年9月12日、UCWにおいて地元オハイオ州ゼニアの興行にてワイフ・ビーターのリングネームでプロレスラーデビューを果たす。 この団体で活動中、興行ポスターのワイフ・ビーターの名を見た女性解放グループによりバッシングを受け、1999年にリングネームをクリス・ヒーローへと改名。
2001年、IWAミッドサウスに参戦。キング・オブ・ザ・デスマッチに出場。1回戦目でコーポラル・ロビンソンを相手に画鋲を用いたデスマッチを戦うも敗退。
2002年、KOTDMにも参戦するに至り、1回戦でコルト・カバナを下すと同時にIWAミッドサウスの世界王座を獲得。2回戦目でカバナとトレイシー・スマザーズとを相手にこの王座を防衛。さらに2003年のKOTDMでは、1回戦でホミサイドからこの王座を防衛するも、2回戦でのダニー・ダニエルズとのテキサスデスマッチに破れたことで、この王座を失するに至った。
2003年、ドイツのwXwに参戦。wXwヘビー級王座を獲得。ベルトをアメリカへと持ち帰り、流出した事をきっかけにwXw世界ヘビー級王座へと名称を変更した。9月、CZWに参戦。2004年、フィラデルフィアを舞台にCZWアイアンマン王座を獲得。
2006年、CZW世界ヘビー級王座を獲得。同年9月、クラウディオ・カスタニョーリとキング・オブ・レスリング(Kings Of Wrestling)なるタッグチームを結成。CZW世界タッグ王座を2回獲得。
ROH / プロレスリング・ノア
[編集]2006年、クラウディオ・カスタニョーリとともにROHに参戦。カスタニョーリとのタッグで、ROHのタッグ王座を獲得。
2007年、初来日しプロレスリング・ノアに参戦。2008年、女子プロレスラーのサラ・デル・レイと組んでROHの男女混合タッグ王座を獲得。2009年にはROHで活躍して大いなる脚光を浴びた。
2010年12月5日、カスタニョーリと組んでGHCタッグ王座を保持する佐野巧真 & 高山善廣に挑戦。
WWE
[編集]NXT
[編集]2012年2月、WWEとディベロップメント契約を交わし入団[2]。傘下団体であるFCWにてカシアス・オーノ(Kassius Ohno)のリングネームでトレーニングを開始。5月13日、FCW TVにて盟友であるアントニオ・セザーロと対戦。終盤にセザーロのニュートラライザーを切り返し、ローリング・エルボーを決めようするがレフェリーへと誤爆すると両者共に静止する事ができなくなり、レフェリーとレスラー達の介入して無効試合となった[3]。FCWが新人発掘番組であったNXTと統合し、新生NXTへと移行してからはリッチー・スティムボートと抗争を展開。対戦するたびに反則を繰り返し、9月26日の決着戦においても反則を犯し敗戦。11月、タイソン・キッドと抗争を展開しているレオ・クルーガーに加勢。タッグを組んで活動を開始。
2013年1月、開設したNXTタッグ王座を懸けた初代王者組を決めるトーナメントにクルーガーと出場するが準決勝にてブリティッシュ・アンビションと対戦し敗戦。以降、クルーガーとのタッグは解消。シングルに戻り故障中のタイソン・キッドに対して執拗に暴行を繰り返すが、カラーコメンテーターであったウィリアム・リーガルに阻止されたことにより標的をリーガルに変更。自身の思い描くリーガルがヒールだったということもあり、失念したことと同時に直接対決を申し込む。4月11日、リーガルとの対決が実現するが敗戦。試合後、心を入れ替えるためにベビーフェイスへと転向。ワイアット・ファミリーと抗争を始めるようになり、エイドリアン・ネヴィル & コリー・グレイブスと結託。後にグレイブスと組んでNXTタッグ王座挑戦権を得るものの、負傷欠場によりネヴィルに権利を譲ることになった。7月、素行の問題と身体的に肥満であったために上層部から懲罰と減量を兼ねてトレーニングを命じられ、ロスターから外されることになった。トレーニングを経て11月6日、ルーク・ハーパーとのシングルマッチで復帰するが敗戦。同月13日、ビート・ザ・クロック・チャレンジマッチでタイラー・ブリーズと対戦して久々に勝利を飾る。しかし、同月にWWEから素行不良などの理由から解雇となった[4]。
インディー団体
[編集]WWE解雇後、2013年11月16日、PWS(Pro Wrestling Syndicate)のWrestle Bowlにてシェーン・ヘルムズと対戦してインディー復帰後の勝利を飾った[5]。同月17日、DRAGON GATE USAのFreedom Fight 2013にてオープン・ザ・フリーダムゲート王座を保持するジョニー・ガルガノに挑戦。序盤にガルガノは「今から俺はトリプルHに成りきって戦う」と宣言するとガルガノが使用した事のないペディグリーを喰らいフォールされるが即座にカウント1で返し、WWEへのアンチテーゼを込めた皮肉を見せる。終盤にスーパーキックを喰らいフォールされるがなんとか免れるもガルガノ・エスケープへと繋げられ敗戦した[6]。12月14日、CZWのCage Of Death XVに凱旋。CZW世界ヘビー級王座を保持するドリュー・グラックに挑戦。最後にアンクルロックを決められギブアップした[7]。
2014年1月11日、ROHのROH on Sinclairに凱旋。ケビン・スティーンと対戦。試合開始早々に場外での攻防を行い、中盤にはお互いの得意技の応酬となり観客より "This is awesome" のチャントを受ける。終盤にハングマンズエルボーで止めを刺そうとしたところへディケードの介入に遭い、最後にスティーンからスリーパー・スープレックスを決められ敗戦した[8]。同月26日、カナダ・オンタリオ州を拠点とするSMASHのAny Given Sunday 2に参戦。AJスタイルズと対戦して勝利[9]。2月23日、DRAGON GATE USA Way Of The Ronin 2014にてEVOLVE王座を保持するARフォックスに挑戦。最後にドラゴンスリーパーを決めて勝利。ベルトを奪取[10]。3月、wXwに凱旋。トーナメントであるwXw 16 Carat Gold 2014にエントリー。同月16日の決勝まで勝ち進み、アクセル・ティスチャーと対戦。最後にハングマンズエルボーを決めて勝利。優勝を飾った[11]。4月4日、DRAGON GATE USA Open The Ultimate Gate 2014にて田中将斗と対戦。両者が得意とするエルボー合戦となり、最後は田中のスライディングDの前に屈した[12]。
プロレスリング・ノア / インディー団体
[編集]2014年4月、プロレスリング・ノアにクリス・ヒーローとして凱旋。グローバル・タッグ・リーグにコルト・カバナとアメリカ代表タッグ、BIG IN USAを結成してエントリー。2勝4敗、勝ち点4という結果で予選落ちするが技能賞を獲得[13]。6月7日、トミー・ドリーマーが主宰するHOHのHOH 5にてアダム・ピアースと対戦。打撃の打ち合いから最後にローリングエルボーを決めて勝利[14]。10月、プロレスリング・ノアのグローバル・リーグにてBブロックにエントリー。4勝3敗、勝ち点8で予選落ちとなるがプロレス/格闘技DX賞を獲得[15]。
2015年4月、プロレスリング・ノアのグローバル・タッグ・リーグにコルト・カバナとのBIG IN USAで2年連続出場。Bブロックにエントリー。3勝2敗、勝ち点6という結果に終わるが同月19日の開幕戦でのKES(ランス・アーチャー & デイビーボーイ・スミス・ジュニア)から勝利した事などが考慮され技能賞を獲得した[16]。6月7日、SMASHと提携して自主興行兼チャリティーマッチであるChris Hero's ALS Challengeを開催。SMASH所属のレスラー達と3時間、17試合に及ぶガントレットマッチを行った[17]。同月、プロレスリング・ノアの三沢光晴メモリアルツアー2015に参戦。同月19日、カバナとのタッグでGHCヘビー級タッグ王座を保持するKESに挑戦。最後にアーチャーからキラーボムを喰らい敗戦。ベルトを奪取するに至らなかった[18]。7月18日、HOH 9にてトミー・ドリーマーと対戦。最後にローリングエルボーを決めて勝利[19]。10月、プロレスリング・ノアのグローバル・リーグに2年連続で出場。Aブロックにエントリー。4勝3敗、勝ち点8で予選落ちという結果に終わる[20]。11月13日、HOH 10にてプロレスリング・ノアで因縁のあるランス・アーチャーと対戦。最後にローリングエルボーを決めて勝利[21]。同月14日、HOH 11にて田尻義博と対戦。最後にグリーンミストを浴びて敗戦[22]。同月28日、イリノイ州のAAW Professional Wrestling RedefinedのWindy City Classic XIにてAAA所属のペンタゴン・ジュニアと対戦。最後にハングマンズ・エルボーを決めて勝利[23]。12月23日、プロレスリング・ノアの旗揚げ15周年記念大会であるDestiny 2015にてカバナとのタッグでGHCヘビー級タッグ王座を保持するKESに再び挑戦。最後にダブルインパクト式キラーボムを喰らい敗戦。リベンジ出来ずに終わった[24]。
2016年2月12日、PWG Bowieにてトレントと対戦。最後にツームストーン・パイルドライバーを決めて勝利[25]。
WWE
[編集]NXT
[編集]2016年12月、WWEと契約を交わし再入団が決定[26][27]。
2017年1月6日、NXT Liveにてリングネームをカシアス・オーノへと戻してアンドラーデ・アルマスと対戦。最後にハングマンズ・エルボーを決めて勝利[28]。2月15日、NXTにて復帰を告知するプロモーションを行った[29]。同月28日、NXTにてボビー・ルード vs ノー・ウェイ・ホセの試合でルードの勝利後、バックステージより登場。ルードに挑戦状を叩きつけると襲撃されるもののラリアットを決めてリングから追い出した[30]。3月15日、NXT王座を保持するボビー・ルードに挑戦。終盤にローリング・エルボーで場外に追い出し、リング内へと戻してセントーンを見舞いハングマンズ・エルボーで止めを刺そうとするも切り返されるとグロリアスDDTを決められ敗戦した[31]。
2020年4月、WWEから解雇された。
ファイトスタイル
[編集]アメリカのプロレス、ヨーロッパのプロレス、メキシコのプロレス、および日本のプロレスの様式群の本格的な融合と評されている。指導者として挙げられるのは、レス・サッチャー、ドリー・ファンク・ジュニア、デイブ・テイラー、トレイシー・スマザーズ、ノア道場など数多くのトレーナーに師事し、鍛え上げられた。また、ボクサーであるマーシャル・カウフマンからボクシングのテクニックを学んでいる。
巨体からは想像も付かない身軽で華麗な動きに加え、何をするのか予測がつかない独特のムーブメントで観客を湧かせる。対戦相手の試合スタイルに合わせて様々なムーブを使い分ける器用さを持つ。
日本ではプロレスリング・ノアを主戦場とし、三沢光晴の影響を受けエルボー・バットを得意としている。
その他
[編集]- 弟子の一人にミッキー・ナックルズがいる。彼女の育成にはイアン・ロッテンも関わっている。
- 2009年6月13日の広島大会において三沢光晴がリング上の事故で亡くなったが、この時、ヒーローはボビー・フィッシュとともにノア参戦中であったためにセコンドとしてその場に居合わせていた。
- WWEで使われているカシアス・オーノというリングネームはモハメド・アリが改宗する前の本名であるカシアス・クレイのカシアスと、自身のフィニッシャーであるローリングエルボーを相手に決めた瞬間の観客の反応(oh!no! = オー!ノー!)という意味合いと日系アメリカ人二世のスピードスケーターであるアポロ・アントン・オーノのオーノ、また愛する日本と縁のある名前にしようと名字の大野から由来している[32]。
得意技
[編集]シングル
[編集]- ハングマンズ・エルボー
- ネックブリーカーの体勢から繰り出すローリング・エルボー。フロント・ヘッドロックの状態から後ろ向きになり、相手と背中合わせの状態で相手の頭部を肩の上で固定。そこから相手を離すと同時に相手の頭部にローリング・エルボーを放つ。
- 過去にセレブラル・コーテックス・ローリングエルボー、デスブロー・エルボー、ヒーローズ・エルボー、オーノ・ブレイドの技名でも使用。
- ローリング・エルボー
- その場で後方へ旋回しながら繰り出すエルボー・バット。三沢光晴の影響を受けて得意技としている。ロープに振ってリバウンドした瞬間に決めるなどバリエーションは多彩である。
- ヒーローズ・ウェルカム
- 変形DDT。
- ハングマンズ・クラッチ
- 相手をSTFの体勢にしてから、相手と背中合わせになるように体を反転させ、相手の首を捕らえ、足と同時に相手の背中、首を反り上げる。
- カシアス・クランチ
- 変形のチン・ロック。
- サイクロン・クラッシュ
- ローリング式ニー・リフト。
- サイクロン・キル
- 顔面めがけての二段蹴り。
- ムーンサルト・プレス
- ツームストーン・パイルドライバー
ツープラトン
[編集]キング・オブ・レスリング
[編集]- KRS1
- クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが相手の正面から相手の両脇をつかんでリフトアップし、ヒーローの両肩に相手の両足を乗せる。2人同時に相手をリフトアップし放り投げ、落下してくる相手をヒーローがみちのくドライバーIIの格好にキャッチしマットに叩きつける。
- ヒーローズ・ウェルカム・キング・オブ・レスリング・エディション
- クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。ヒーローがリバースDDTに捕えた相手を、カスタニョーリがサイドバスターの形で左脇に抱え込む。その状態から、ヒーローが回転すると同時に、カスタニョーリが相手の足を払い、その勢いでうつ伏せになった相手の体をヒーローがエース・クラッシャーでマットに叩きつける。
- ヘリコプター・クラッシュ
- クラウディオ・カスタニョーリとの連携技。カスタニョーリが対戦相手をジャイアント・スイングで回して、ヒーローが回ってる相手の腹部にドロップキックを当てる技。
ビッグ・イン・USA
[編集]- ツープラトン・エルボー
- コルト・カバナとの連携技。ヒーローが相手をヒーローズ・ブレイド体勢で待ち、二人同時にヒーローのローリング・エルボーとカバナのエルボー・スタンプを決める。相手を固定せずに決める場合もある。
タイトル歴
[編集]- カンペオナトス・デ・パレージャス : 1回
- CZW世界ヘビー級王座 : 1回[33]
- CZWアイアンマン王座 : 1回[33]
- CZW世界タッグ王座 : 1回
- GPWヘビー級王座×1[33]
- IWAイーストコーストヘビー級王座 : 2回[33]
- IWAミッドサウスヘビー級王座 : 4回[33]
- PWG世界王座 : 1回[33]
- ROH世界タッグ王座 : 2回
- wXw世界ヘビー級王座 : 1回[33]
- wXw世界タッグ王座 : 1回
- 16 カラット・ゴールド・トーナメント 優勝 : 2回(2007年、2014年)
- XICWヘビー級王座 : 1回[33]
他、インディー団体を中心に多数のタイトルを獲得。
入場曲
[編集]- ホールディング・アウト・フォー・ア・ヒーロー(ボニー・タイラー)
- Hero's Welcome
脚注
[編集]- ^ “Chris Hero”. Online World of Wrestling. 2015年6月4日閲覧。
- ^ “More Details Behind The Delay of Chris Hero’s WWE Signing”. WrestleZone.com. 2012年2月9日閲覧。
- ^ “FCW TV Taping Results (SPOILERS)”. 411mania.com. 2012年4月27日閲覧。
- ^ “Surprising WWE NXT Release”. PWinsider.com. 2013年11月9日閲覧。
- ^ “PWS 11/16/13 Wrestle Bowl results”. PWPonderings.com. 2013年11月16日閲覧。
- ^ “Dragon Gate USA Freedom Fight 2013 Review and Results”. PWPonderings.com. 2013年11月17日閲覧。
- ^ “CZW Cage of Death XV 12/14/13 iPPV Results”. PWPonderings.com. 2013年12月14日閲覧。
- ^ “ROH on Sinclair Results - 1/11/14 (Steen vs. Hero)”. Wrestleview.com. 2014年1月11日閲覧。
- ^ “Smash Wrestling 01/26/14 Any Given Sunday 2 Results Hero vs Styles”. PWPonderings.com. 2014年1月26日閲覧。
- ^ “DGUSA 02/23/14 Way of the Ronin 2014 iPPV Results”. PWPonderings.com. 2014年2月23日閲覧。
- ^ “wXw 16 CARAT GOLD 2014 TAG 3”. wxw-wrestling.com. 2014年3月16日閲覧。
- ^ “DGUSA Open the Ultimate Gate 04/04/14 iPPV Review”. PWPonderings.com. 2014年4月4日閲覧。
- ^ “「グローバル・タッグリーグ戦 2014」出場選手”. NOAH. 2014年4月28日閲覧。
- ^ “House of Hardcore V 6/7/14 Philadelphia, PA results”. House of Hardcore. 2014年6月7日閲覧。
- ^ “「グローバル・リーグ戦 2014」出場選手”. NOAH. 2014年11月10日閲覧。
- ^ “「グローバル・タッグリーグ戦 2015」出場選手”. NOAH. 2015年5月2日閲覧。
- ^ “Chris Hero Wrestles Over Three Hours For Charity, Competes In 17 Matches”. WrestlingInc.com. 2015年6月9日閲覧。
- ^ “三沢光晴メモリアルツアー2015”. NOAH. 2015年6月19日閲覧。
- ^ “House Of Hardcore 9 Results (7/18/2015): Toronto, Ontario Canada”. Sescoops.com. 2015年7月19日閲覧。
- ^ “「グローバル・リーグ戦 2015」出場選手”. NOAH. 2015年11月9日閲覧。
- ^ “House of Hardcore 11/13/15 HoH X iPPV Results”. PWPonderings.com. 2015年11月13日閲覧。
- ^ “House Of Hardcore 11 Results From NYC (11/14): The Wolves Retain, Monster's Ball, Dreamer, More”. Wrestlinginc.com. 2015年11月14日閲覧。
- ^ “AAW 11/28/15 Windy City Classic XI Results”. PWPonderings.com. 2015年11月29日閲覧。
- ^ “プロレスリング・ノア旗揚げ15周年記念大会 Destiny 2015”. NOAH. 2015年12月23日閲覧。
- ^ “PWG 02/12/16 Bowie Results”. PWPonderings.com. 2016年2月13日閲覧。
- ^ “WWE News: Latest On Chris Hero’s Return To WWE”. Inquisitr.com. 2016年12月30日閲覧。
- ^ “Chris Hero Talks WWE Return And News Getting Out, Gives Pro Wrestling Guerrilla Farewell?, More”. WrestlingInc.com. 2016年12月22日閲覧。
- ^ “WWE NXT Live Event Results – Largo, FL 1/6/2017”. DailyWrestlingNews.com. 2017年1月7日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results – 2/15/17 (Bate defends WWE UK Title)”. Wrestleview.com. 2017年2月15日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results – 2/22/16 (Bobby Roode vs. No Way Jose)”. Wrestleview.com. 2017年2月23日閲覧。
- ^ “WWE NXT Results – 3/15/17 (Roode vs. Ohno for NXT Title)”. Wrestleview.com. 2017年3月16日閲覧。
- ^ “6月12日”. クリス・ヒーローの日本語ブログ. 2012年6月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l ケージマッチ:クリス・ヒーロー>戴冠歴
外部リンク
[編集]- クリス・ヒーロー (@ChrisHero) - X(旧Twitter)
- クリス・ヒーローの日本語ブログ