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『'''それは私です'''』(それはわたしです)は、[[1960年]][[3月20日]]から[[1968年]][[3月]]まで[[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]で放送された[[クイズ番組]]である。
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『'''それは私です'''』(それはわたしです)は、[[1960年]][[3月20日]]から[[1968年]][[3月]]まで[[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]で放送された[[クイズ番組]]である。番組開始当初はモノクロ放送だったが、[[1961年]][[4月5日]]からカラー放送となった<ref name=asahi19610405/>


== 概要 ==
== 概要 ==
オープニングで「'''ここに3人の方がお見えになっていらっしゃいます。その中から、ある特別な経歴をお持ちの1人を見つけていただきたいと思います'''」と口上したように、特殊な技能や経験、趣味などを持つ人が、その人になりすました二人とともに登場し、司会者のお名前をどうぞという問いに対し、三人とも[[同姓同名]]の名を告げる。
オープニングで「'''ここに3人の方がお見えになっていらっしゃいます。その中から、ある特別な経歴をお持ちの1人を見つけていただきたいと思います'''」と口上したように、特殊な技能や経験、趣味などを持つ人が、その人になりすました二人とともに登場し、司会者のお名前をどうぞという問いに対し、三人とも[[同姓同名]]の名を告げる。


次に司会者が、文章の結びが必ず「〇〇の人〇〇(氏名)それは私です」となった紹介文を読む。そこから解答者が順次、三人に対して本人を特定させるための質問をぶつけ、本人を当てる番組である。なお、なりすました人物の職業や本当の氏名も本人の口から明かされるが、「当然1人は本物なので、その人は知っていることを知らないとか、嘘の答えを回答してはいけませんが、後の2人は当意即妙、何を答えていただいても結構です」ということで、それを聞いて笑いを誘うような人物が選定された。
次に司会者が、文章の結びが必ず「○○の人○○(氏名)それは私です」となった紹介文を読む。そこから解答者が順次、三人に対して本人を特定させるための質問をぶつけ、本人を当てる番組である。なお、なりすました人物の職業や本当の氏名も本人の口から明かされるが、「当然1人は本物なので、その人は知っていることを知らないとか、嘘の答えを回答してはいけませんが、後の2人は当意即妙、何を答えていただいても結構です」ということで、それを聞いて笑いを誘うような人物が選定された。


このようなコンセプトは、のちに[[日本テレビ放送網]]で放送された『[[ほんものは誰だ!]]』シリーズ(『ほんものは誰だ!』→『[[推理クイズ・私がほんもの!]]』→『[[エッ!うそーホント?]]』)にリメークされる。
このようなコンセプトは、のちに[[日本テレビ放送網]]で放送された『[[ほんものは誰だ!]]』シリーズ(『ほんものは誰だ!』→『[[推理クイズ・私がほんもの!]]』→『[[エッ!うそーホント?]]』)にリメークされる。


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== 放送時間 ==
== 放送時間 ==
*金曜 19時30分 - 20時00分(1960年7月 - 1961年3月)
*金曜 19時30分 - 20時00分(1960年7月 - 1961年3月、モノクロ放送
*水曜 20時00分 - 20時30分(1961年4月 - 1961年6月)
*水曜 20時00分 - 20時30分(1961年4月 - 1961年6月、ここからカラー放送
*水曜 19時30分 - 20時00分(1961年7月 - 1964年3月)
*水曜 19時30分 - 20時00分(1961年7月 - 1964年3月)
*水曜 20時00分 - 20時30分(1964年4月 - 1965年3月)
*水曜 20時00分 - 20時30分(1964年4月 - 1965年3月)
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
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* {{NHK放送史|D0009010077_00000|それは私です}}(1962年の放送。日本初の女性検事([[門上千恵子]])の本物を当てる回)


{{前後番組
{{前後番組

2024年9月29日 (日) 00:00時点における最新版

それは私です
ジャンル クイズ番組
司会者 野村泰治(1964年度まで)
初見弘(1965年度以降)[1]
出演者 池部良
安西愛子
曽野綾子
ほか
国・地域 日本の旗 日本
製作
製作 NHK
放送
放送チャンネルNHK総合テレビジョン
映像形式モノクロ放送(1961年3月31日まで[2]) → カラー放送(1961年4月5日から[3])
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1960年3月20日 - 1968年3月
放送時間放送時間を参照
テンプレートを表示

それは私です』(それはわたしです)は、1960年3月20日から1968年3月までNHK総合テレビで放送されたクイズ番組である。番組開始当初はモノクロ放送だったが、1961年4月5日からカラー放送となった[3]

概要

[編集]

オープニングで「ここに3人の方がお見えになっていらっしゃいます。その中から、ある特別な経歴をお持ちの1人を見つけていただきたいと思います」と口上したように、特殊な技能や経験、趣味などを持つ人が、その人になりすました二人とともに登場し、司会者のお名前をどうぞという問いに対し、三人とも同姓同名の名を告げる。

次に司会者が、文章の結びが必ず「○○の人○○(氏名)それは私です」となった紹介文を読む。そこから解答者が順次、三人に対して本人を特定させるための質問をぶつけ、本人を当てる番組である。なお、なりすました人物の職業や本当の氏名も本人の口から明かされるが、「当然1人は本物なので、その人は知っていることを知らないとか、嘘の答えを回答してはいけませんが、後の2人は当意即妙、何を答えていただいても結構です」ということで、それを聞いて笑いを誘うような人物が選定された。

このようなコンセプトは、のちに日本テレビ放送網で放送された『ほんものは誰だ!』シリーズ(『ほんものは誰だ!』→『推理クイズ・私がほんもの!』→『エッ!うそーホント?』)にリメークされる。

司会は当時NHKアナウンサーの野村泰治(1964年度まで)、初見弘(1965年度以降)[1]が担当。レギュラー解答者は池部良安西愛子曽野綾子であった。

放送時間

[編集]
  • 金曜 19時30分 - 20時00分(1960年7月 - 1961年3月、モノクロ放送)
  • 水曜 20時00分 - 20時30分(1961年4月 - 1961年6月、ここからカラー放送)
  • 水曜 19時30分 - 20時00分(1961年7月 - 1964年3月)
  • 水曜 20時00分 - 20時30分(1964年4月 - 1965年3月)
  • 土曜 19時30分 - 20時00分(1965年4月 - 1966年3月)
  • 土曜 20時00分 - 20時30分(1966年4月 - 1966年12月)
  • 土曜 21時00分 - 21時30分(1967年1月 - 1967年3月)
  • 土曜 20時45分 - 21時30分(1967年4月 - 1968年3月)

脚注

[編集]
  1. ^ a b 日本放送協会 編『NHK年鑑'66日本放送出版協会、1966年9月30日、126頁。NDLJP:2474363/85https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2474363 
  2. ^ 朝日新聞 1961年3月31日 朝刊 P.5 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)
  3. ^ a b 朝日新聞 1961年4月5日 朝刊 P.5 テレビ欄(朝日新聞クロスサーチにて閲覧)

外部リンク

[編集]
NHK総合テレビ 金曜19時台後半枠
前番組 番組名 次番組
それは私です
(1960年7月 - 1961年3月)
おとぎの国
(19:30 - 20:30)
NHK総合テレビ 水曜20時台前半枠
それは私です
(1961年4月 - 6月)
NHK総合テレビ 水曜19時台後半枠
それは私です
(1961年7月 - 1964年3月)
NHK総合テレビ 水曜20時台前半枠
ドラマ
(20:00 - 21:00)
それは私です
(1964年4月 - 1965年3月)
あしたの家族
(20:00 - 21:00)
NHK総合テレビ 土曜19時台後半枠
あなたのメロディー
※日曜10:00へ移動
それは私です
(1965年4月 - 1966年3月)
NHK総合テレビ 土曜20時台前半枠
それは私です
(1966年4月 - 1966年12月)
土曜劇場
(20:00 - 21:00)
NHK総合テレビ 土曜21時台前半枠
ドラマ
(20:30 - 21:30)
それは私です
(1967年1月 - 1967年3月)
それは私です
(20:45 - 21:30)
※15分拡大
NHK総合テレビ 土曜20:45 - 21:30枠
土曜劇場
(20:00 - 21:00)
それは私です
(21:00 - 21:30)
それは私です
(1967年4月 - 1968年3月)
劇映画
または
劇場中継
(20:00 - 21:30)