キングレコードのソースを表示

{{Otheruses|日本のレコード会社|アメリカのレコード会社|キング・レコード (米国)}}
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{{出典の明記|date=2014年2月27日 (木) 14:35 (UTC)}}
{{画像提供依頼|社章あるいは会社のロゴマーク（左を向いたライオンのシンボルマーク）|date=2022年3月|cat=音楽}}
{{特殊文字|説明=[[Microsoftコードページ932]]（[[はしご高]]）}}
{{基礎情報 会社
| 社名 = キングレコード株式会社
| 英文社名 = KING RECORD CO., LTD.<ref>ホームページの著作権表記より。</ref>
| ロゴ = King Records logo.svg
| ロゴサイズ = 250px
| 画像 = Kingrecords Company.jpg
| 画像サイズ = 250px
| 画像説明 = 旧本社社屋（1993年 - 2023年11月）
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
| 市場情報 = 
| 略称 = キング
| 国籍 = {{JPN}}
| 本社郵便番号 = 112-0013
| 本社所在地 = [[東京都]][[文京区]][[音羽]]1丁目22番12号
| 設立 = [[1951年]]11月
| 業種 = 情報・通信業
| 統一金融機関コード = 
| SWIFTコード = 
| 事業内容 = ⾳楽・映像ソフト及びデジタルコンテンツ等の企画、制作、販売
| 代表者 = * 代表取締役会長 古川公平
* 代表取締役社長 村上潔
| 資本金 = 13億円
| 売上高 = 159億4000万円（2021年3月実績）
| 従業員数 = 309名（2023年3月現在）
| 決算期 = 
| 主要株主 = 株式会社[[講談社]]
| 主要子会社 = [[#子会社]]参照
| 関係する人物 = * [[三嶋章夫]]（取締役）
* [[宮本純乃介]]（取締役）
* [[松下卓也]]（取締役）
* [[中西豪]]（執行役員）
* [[大月俊倫]]（元取締役）
| 外部リンク = https://company.kingrecords.co.jp/
| 特記事項 = 
}}
'''キングレコード株式会社'''（{{Lang-en-short|KING RECORD CO., LTD.}}）は、[[日本]]の[[レコード会社]]。

[[出版社]]である[[講談社]]（当時・大日本雄辯會講談社）の[[音楽]]部門として1931年に発足した。ロゴ表記は主に「'''KING RECORDS'''」が使用されているが、[[戦前]]から使われているライオンマークも存在する<ref group="注釈">創業当時に技術供与を受けた[[テレフンケン]]のロゴマークの外側に倣い、"TELEFUNKEN"の文字の代わりにライオンのシルエットと"KING"の文字を配する。</ref>。キングの名称は講談社の雑誌『[[キング (雑誌)|キング]]』に由来する。

== 概要 ==
1931年に大日本雄辯會[[講談社]]系列として創業。社名は同社が発行していた大衆向け雑誌『[[キング (雑誌)|キング]]』に因む。[[戦前]]は主に「キング」「キングレコード」のレーベル名で、[[日本コロムビア]]・[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|日本ビクター（現：JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント）]]・[[ユニバーサルミュージック (日本)|日本ポリドール（現：ユニバーサル ミュージックLLC）]]・[[テイチクエンタテインメント|テイチク（現：テイチクエンタテインメント）]]といった大手レーベルと並び、[[流行歌]]や[[軍歌]]（戦時歌謡）を製作・発表。『[[愛馬進軍歌]]』『[[出征兵士を送る歌]]』などがヒットする。戦時中、[[敵性語]]排斥により『キング』が『富士』に改名したことを受けて「'''富士音盤'''（ふじおんばん）」とレーベル名を変更したが、戦後になってもとの『キング』に戻したことからレーベル名も「キングレコード」に戻す。1951年にキングレコード株式会社として独立（設立）。

ノンプロ歌手のレーベルとしても有名で、ここからデビューしたノンプロ歌手を俗に「キング歌手」とも呼ぶ{{要出典|date=2016年10月}}。

音楽業界のCD不況が続く中でも黒字経営であり、2000年3月決算期より23期連続で黒字を達成している<ref>{{Cite web|和書|date=2017-06-27|url=https://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=132275|title=キング、売上高23％減収／17期連続黒字維持|work=[[文化通信ドットコム]]|author=|publisher=文化通信社|accessdate=2017-12-22}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2020-07-04|url=https://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=178493|title=キング決算／売上高8・7％増で20期連続黒字 - 文化通信.com|work=文化通信ドットコム|author=|publisher=文化通信社|accessdate=2024-05-14}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://doda.jp/DodaFront/View/JobSearchDetail/j_jid__3009757772/|title=キングレコード 株式会社／宣伝プロモーター ◇人気コンテンツに携われる／業界異例の23期連続黒字経営／勤務地：文京区の求人情報 － 転職ならdoda（デューダ）|work=[[パーソルキャリア]]|author=|publisher=パーソルキャリア|accessdate=2024-05-14}}</ref>。

== レーベル ==
{{For2|レーベル・所属アーティスト|キングレコード在籍アーティスト一覧}}
メインレーベルである「キングレコード」（KING RECORDS）は、従前は主な制作部署として、[[演歌]]・[[歌謡曲]]部門「第一クリエイティブ本部」、[[J-POP]]部門「第二クリエイティブ本部」の2本部が制作を担ってきたが、2022年・2023年の組織改定で両本部を統合した「キングレーベルクリエイティブ本部」（2024年に「アーティストデベロップメント本部」に改称）が発足、その下にそれぞれの本部の業務を継承した第一制作グループと第二制作グループが置かれている<ref>[https://biz-m.oricon.co.jp/article/2633/ キングレコード、3月1日付組織改定・人事異動（1）],ORICON BiZ online,2022年2月18日</ref><ref name="oricon20230222">[https://biz-m.oricon.co.jp/article/3904/ キングレコード、3月1日付け組織改定・人事異動①],ORICON BiZ online,2023年2月22日</ref><ref name="musicman20230221">[https://www.musicman.co.jp/business/534507 キングレコード、3/1付組織改定と人事異動を発表],Musicman,2023年2月21日</ref><ref>[https://www.musicman.co.jp/business/600340 キングレコード、3/1付組織改定および人事異動を発表],Musicman,2024年2月21日</ref>。

[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]・[[声優]]部門においては[[キングレコード第三クリエイティブ本部|第三クリエイティブ本部]]と[[スターチャイルド]]を統合して発足したレーベル「[[KING AMUSEMENT CREATIVE]]」（キング・アミューズメント・クリエイティブ、KAC）がある。発足当初は「キング・アミューズメント・クリエイティブ本部」が部署として存在したが、2023年の組織改定で「KACコンテンツプロデュース本部」と「KACアーティストプロデュース本部」に分割<ref name="oricon20230222" /><ref name="musicman20230221" />、名称自体は両部署のレーベルとして存続している。KACには派生レーベルとして当時の第二クリエイティブ本部の一部アーティストを合流させたJ-POP寄りの「SONIC BLADE」（ソニックブレード）がある。

また、旧スターチャイルドから派生する形で発足し、[[宮本純乃介]]がレーベルヘッドを務める[[ももいろクローバーZ]]やアニメ・実写関連の「[[EVIL LINE RECORDS]]」（イーブルラインレコード）、その兄弟レーベルとして新人発掘を主眼に置いた「HEROIC LINE」（ヒロイックライン）<ref name="BARKS">{{Cite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000232036 |title=小林私、キングレコード新レーベル「HEROIC LINE」第1弾所属アーティストに |publisher=[[BARKS]] |accessdate=2023-04-02}}</ref>も持つ。

その他のサブレーベルとして、[[STU48]]のプライベートレーベル{{efn|レーベル発足当初から所属していた[[AKB48]]は2023年に[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサルミュージック]]/EMI Recordsへ移籍。}}の「[[You, Be Cool!]]」（ユー・ビー・クール）や、[[ヘヴィメタル]]・[[プログレッシブ・ロック]]専門の「[[王様ロック]]」<ref group="注釈">時期によっては「NEXUS」（ネクサス）や「CRIME」（クライム）となっていた。</ref>、[[童謡]]などキッズ向け楽曲の「[[すく♪いく]]」などがある。

[[ジャズ]]・[[クラシック音楽|クラシック]]・[[民族音楽]]系では、「[[KING JAZZ&CLASSICS]]」を展開している。このうちジャズ・[[フュージョン (音楽)|フュージョン]]系では、[[1970年代]]後半に、フュージョンの「ELECTRIC BIRD」（エレクトリックバード）と、アコースティックを中心とした「パドル・ホイール」（Paddle Wheel）が立ち上げられ、特に後者は日本企画によるオリジナル作品を多く扱った<ref>{{Cite web|和書|url=https://tower.jp/article/feature_item/2015/11/18/0102|title=キングレコードが誇るジャズレーベル〈パドル・ホイール〉名作厳選50タイトル復刻|date=2015-11-17|author=熊谷美広|authorlink=熊谷美広|publisher=タワーレコード|accessdate=2020-03-19}}</ref>。また、クラシック専門レーベルとしてで[[ドイツ民主共和国|旧東ドイツ]]の「[[ドイツ・シャルプラッテン]]」も扱っている。

かつては[[ゲームミュージック]]を扱っていて、[[ドラゴンクエストシリーズ]]を関連の「[[SUGIレーベル]]」を持ち、また「[[ファルコムレーベル]]」・「[[コナミレーベル]]」を持っていたことがあるほか、1980年代から2005年頃まではゲームソフトの販売にも携わっていた。

上記各部門やサブレーベルに属さない映像単体作品に関しては、独立した部署として映像制作部が制作を担当していた<ref group="注釈">この部署は以前、旧第三クリエイティブ本部に属していたが、アニメ・声優関連作品担当の同本部MM制作部を新しい第三クリエイティブ本部へと昇格させることになった為に分離され、本部に属さない独立部署となった。</ref>。現在はキングレーベルクリエイティブ本部第二制作部映像制作グループがその業務を担っている。

[[1960年代]]に、[[根本進]]の漫画『[[クリちゃん]]』をイメージキャラクターとした[[童謡]]レーベル「クリちゃんレコード」を持っていた<ref>『[[朝日新聞]]』1964年11月23日付東京朝刊6面に広告が掲載されているのを確認できる。</ref>。

キングレコードの子会社でニューミュージック系レーベルの「[[ベルウッド・レコード]]」もあり、当社のサブレーベルとして[[ロック (音楽)|ロック]]専門の「ROCKBELL records」（ロックベル・レコーズ）がある。

== 沿革 ==
* 1931年（昭和6年）1月：大日本雄辯會講談社にレコード部が設置される（創業）。
* 1942年（昭和17年）：太平レコード買収<ref name=bb>[https://books.google.co.jp/books?id=mSkEAAAAMBAJ&lpg=PA44&vq=machijiri&pg=PA44#v=onepage&q=machijiri&f=false　A Guide to Japanese Record Manufacturers] Billboard、1970.12.19</ref>。
* 1946年（昭和21年）：日本録音工業株式会社を設立し、講談社から独立、キング音響に社名変更<ref name=bb/>。
* 1951年（昭和26年）：キングレコード株式会社を設立。米[[キャピトル・レコード]]と配給契約。
* 1953年（昭和28年）：録音・原盤制作に[[テープレコーダー]]（米[[アンペックス]]製）を導入。第一弾は[[江利チエミ]]のシングル盤『[[思い出のワルツ]]／[[サイド・バイ・サイド (1927年の曲)|サイド・バイ・サイド]]』（1953年6月発売）。
* 1954年（昭和29年）1月：[[デッカ・レコード|英デッカ]]原盤の[[ロンドンレコード|ロンドンレーベル]]による、[[ffrr]]の第1回LP発売<ref group="注釈">同第1号は、[[エドゥアルト・ファン・ベイヌム]]指揮の[[ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団|アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団]]の演奏による、[[ヨハネス・ブラームス|ブラームス]]作曲の「[[交響曲第1番 (ブラームス)|交響曲第1番]]」だった(LP[[規格品番]]：LLA-10001、[[レコード芸術]]誌推薦)。</ref>。
* 1955年（昭和30年）：キャピトル・レコードが英[[EMI]]の傘下に入ったことにより、キャピトル・レコードの発売権が[[EMIミュージック・ジャパン|東京芝浦電気レコード事業部（後の東芝EMI → EMIミュージック・ジャパン]][[ユニバーサルミュージック (日本)| → ユニバーサル ミュージック ジャパン）]]に移行。
* 1956年（昭和31年）：初の純国産ジャズLPレコード『ハイカラー・クラブ・サンデイ・ジャズ・コンサート』を発売。<ref group="注釈">2012年に初CD化。2018年12月には<KING LEGENDARY JAZZ COLLECTION 50>シリーズの1つとしてリマスタリングされ再発売。[https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICJ-2657/ ハイカラー・クラブ“サンデイ・ジャズ・コンサート"(昭和三十一年四月十五日、東京産経ホールにおける実況録音)]</ref>翌1957年には『キング・ジャズシリーズ』に発展する。
* 1959年（昭和34年）：自社による[[ステレオ]]録音をスタートさせる。
** 2月28日：ステレオ・レコードを発売開始（英デッカ原盤によるロンドンレーベルによる[[ffss]]レコードなど）。特に第1号である[[カール・ミュンヒンガー]]指揮、[[シュトゥットガルト室内管弦楽団]]による[[アントニオ・ヴィヴァルディ|ヴィヴァルディ]]「[[四季 (ヴィヴァルディ)|四季]]」(SLB-1<ref group="注釈">[[デッカ・レコード]]原盤、ロンドンレーベル。1958年5月、スイス・ジュネーブのヴィクトリア・ホールにて録音された。[[レコード芸術]]推薦盤。</ref>) は、初版で当時のステレオ・クラシックLPとしては異例の2万枚の大ヒットとなる。
* 1961年（昭和36年）：「SDS（スーパー・ダイナミック・サウンド）シリーズ」発売開始。第一弾は[[東京キューバン・ボーイズ]]『キューバン・スペクタクルズ』。
* 1966年（昭和41年）：4トラック・ステレオ・テープ販売<ref name=bb/>
* 1967年（昭和42年）：音楽[[コンパクトカセット|カセット]]と[[8トラック|8トラック・ステレオ・カートリッジ]]販売<ref name=bb/>
* 1981年（昭和56年）10月：英デッカがポリグラムの傘下に入ったことから、同社原盤による新譜やポピュラーの旧譜などのほとんどの発売が[[ロンドンレコード]]（後に[[ポリドール・レコード]]に吸収合併）に移行されるが、英デッカの強い要請により、ステレオ初期を中心とするクラシックの旧譜の発売については引き続き行うこととなり（ロンドンレコード→ポリドール→ポリグラムからのサブライセンス扱いのため、レコードジャケット裏面の解説書やCDケース裏面の曲目の下部には『Manufactured under license of London Records K.K.→Polydor K.K.→Polygram K.K.』と表記）、作品によっては再発売の度にキングとポリドールで販売を往復したものや、CD・アナログレコード・カセットテープで発売元が異なる物もあった。
* 1983年（昭和58年）：[[CD-DA|CD]]の発売を行う。（[[朝比奈隆]]指揮による[[リヒャルト・シュトラウス]]「[[ツァラトゥストラはこう語った (交響詩)|ツァラトゥストラはかく語りき]]」ほか）
* 1985年（昭和60年）：[[三洋電機]]の資本参加と業務提携を実施。CDプレスの中心拠点を同社に置く。
* 1986年（昭和61年）12月：同社プロデューサーの[[高和元彦|髙和元彦]]が中心となり、高品質のアナログLPである「[[レコード|ザ・スーパー・アナログ・ディスク]]」を発売し、英デッカを初め国内外から絶賛を浴び、後の高品質アナログ・ディスクのパイオニア的存在となる（当初は[[日本ビクター]]〈現・[[JVCケンウッド|JVCケンウッド・クリエイティブメディア]]〉にてプレスを行った）<ref group="注釈">同レコード第1号は、[[ズービン・メータ]]指揮、[[ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団]]ほかの演奏による、[[グスタフ・マーラー|マーラー]]作曲、[[交響曲第2番 (マーラー)|交響曲第2番「復活」]]だった(規格品番：K33C-70001 - 2(2枚組)、レコード芸術誌推薦)。</ref> 。
* 1990年（平成2年）：創業時から提携関係にあった、独テレフンケンを所有する独テルデック社が[[ワーナー・ミュージック・グループ|ワーナーミュージック]]の傘下に入ったため、同原盤による発売が中止される<ref group="注釈">同原盤は、日本では[[ワーナーミュージック・ジャパン]]に発売が移行する。</ref>。
* 1993年（平成5年）：東京都文京区音羽1-2-3に旧本社社屋完成
* 1996年（平成8年）：関口台スタジオ完成
* 1998年（平成10年）：江戸川橋スタジオ完成（倒産した[[六興出版]]のスタジオを改装）
* 2000年（平成12年）：英デッカが[[ユニバーサル ミュージック グループ|ユニバーサルミュージック]]の傘下に入ったため、同原盤によるロンドンレコードの発売が全て中止となる。
* 2005年（平成17年）：[[TBSホールディングス|東京放送（TBS、現・TBSホールディングス）]]<!--特に必要ないと思います。（現在は、TBSホールディングスとして完全[[持株会社]]化）。-->による資本参加と業務提携を実施(その後、2019年〈[[令和]]元年〉6月24日をもって東京放送ホールディングス〈現・TBSホールディングス〉との業務提携が終了した。)
* 2011年（平成23年）12月30日：[[AKB48]]「[[フライングゲット (曲)|フライングゲット]]」が[[第53回日本レコード大賞]]を受賞 。同社所属歌手のレコ大受賞は[[梓みちよ]]（1963年・[[第5回日本レコード大賞|第5回]]）、[[布施明]]（1975年・[[第17回日本レコード大賞|第17回]]）、[[大月みやこ]]（1992年・[[第34回日本レコード大賞|第34回]]、歌謡曲・演歌部門）に続き史上4組目。
* 2012年（平成24年）
** 3月10日：創業80周年を記念し、同じく創業120周年となった[[山野楽器]]と共同で、キングレコード所属アーティストによる演歌・歌謡曲のコンサート「キングオールスター歌謡パレード」を[[ゆうぽうと|ゆうぽうとホール]]にて初開催<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/87817/full/ キングレコード＆山野楽器、“200周年”記念コンサート開催へ],ORICON NEWS,2011年5月18日</ref><ref>[https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/10/kiji/K20120310002801260.html キングオールスター歌謡パレードでペギー葉山ら44人が競演],スポーツニッポン,2012年3月10日</ref>。
** 12月30日：AKB48「[[真夏のSounds good !]]」が[[第54回日本レコード大賞]]を2年連続受賞。同社所属歌手のレコ大連続受賞としては史上初。
* 2015年（平成27年）6月20日・6月21日：キングレコード所属アーティストによるアニメソングの大型[[音楽祭|フェス]]「[[KING SUPER LIVE 2015]]」を[[さいたまスーパーアリーナ]]にて初開催。
* 2016年（平成28年）2月1日：アニメ・声優部門の[[キングレコード第三クリエイティブ本部|第三クリエイティブ本部]]と[[スターチャイルド|スターチャイルドレコード]]を統合し、「[[KING AMUSEMENT CREATIVE|キング・アミューズメント・クリエイティブ本部]]」を設立<ref>[https://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=111211 キング、2月組変で三クリとスタチャ統合等 - 文化通信.com]（有料記事）</ref>。
* 2020年（令和2年）6月、東京都豊島区のイベント複合施設[[Mixalive TOKYO]]地下2階に撮影スタジオClub Mixaを開設。
* 2022年（令和4年）3月、自社商品やアーティストのニュースを発信する[[オウンドメディア]]「KING RECORDS TODAY」を開始<ref>[https://www.musicman.co.jp/business/459379 キングレコード、自社商品やアーティストのニュースを発信するメディア「KING RECORDS TODAY」をオープン],Musicman,2022年3月1日</ref>。
* 2023年（令和5年）4月、次世代アーティストの発掘と育成に主眼を置いた新レーベル「HEROIC LINE」（ヒロイック・ライン）を設立。第1弾アーティストとして[[小林私]]の所属、レーベルヘッドにEVIL LINE RECORDSの宮本純乃介の就任を発表<ref name="BARKS"/>。
* 2023年（令和5年）11月：東京都文京区音羽1-22-12に新本社社屋が完成、同月27日より本社移転<ref>[https://company.kingrecords.co.jp/news/20231101/ 本社移転のお知らせ],キングレコード,2023年11月1日</ref>。

== ロゴマーク ==
* ロゴマークは、'''{{Color|Red|赤}}'''・'''{{Color|Blue|青}}'''・'''{{Color|Green|緑}}'''のアンダーラインの上に横文字の「'''KING RECORDS'''」と、左向きの[[ライオン]]の下に「'''KING'''」と書かれた2種類が存在する。

== 子会社 ==
* 株式会社セブンシーズミュージック
* [[ベルウッド・レコード]]株式会社
* 株式会社キングインターナショナル
* 株式会社キング関口台スタジオ
* 株式会社[[ポリゴン・ピクチュアズ]]
* 株式会社Dazed

== 「…のすべて」、「…の謎」シリーズ ==
「[[軍艦マーチ]]のすべて」を1998年に発売して以降、キングレコードは「…のすべて」、「…の謎」シリーズを展開してきた。2003年度には、「[[むすんでひらいて]]の謎」が第58回[[芸術祭 (文化庁)|文化庁芸術祭]]優秀賞を受賞した。

=== 「…のすべて」シリーズ一覧 ===
{| border="1" cellpadding="3" class="wikitable" style="font-size:smaller"
|-
! 発売日 !!タイトル !! [[規格品番]]
|-
| 1998年4月24日 || rowspan="2"|'''[[軍艦行進曲|軍艦マーチ]]のすべて''' || KICG-3073
|-
| 2018年4月4日 || KICG-3073
|-
| rowspan="2"|2000年6月7日 || '''[[軍歌]]のすべて''' || KICW-8021/2
|-
| rowspan="5"|'''[[行進曲|マーチ]]のすべて''' || KICW-8035/6
|-
| 2002年5月1日 || KICW-8153/4
|-
| 2004年5月8日 || KICW-8313/4
|-
| 2006年6月22日 || KICW-8447/8
|-
| 2008年5月9日 || KICW-9117/8
|-
| 2000年12月6日 || '''[[君が代]]のすべて''' || KICG-3074
|-
| 2002年3月6日 || '''[[螢の光]]のすべて''' || KICG-3075
|-
| 2014年3月5日 || '''螢の光のすべて (改定版)''' || KICG-3263
|-
| 2003年6月25日 || '''[[荒城の月]]のすべて''' || KICG-3133
|-
| 2003年11月6日 || '''[[ラジオ体操]]のすべて''' || KICG-3079
|-
| 2004年3月3日 || '''四国民謡のすべて''' || KICH-2408
|-
| 2005年6月22日 || '''[[海ゆかば]]のすべて''' || KICG-3228
|-
| 2006年7月28日 || '''[[リパブリック賛歌|お玉じゃくしと権兵衛さん]]のすべて''' || KICG-3238
|}

=== 「…の謎」シリーズ一覧 ===
{| border="1" cellpadding="3" class="wikitable" style="font-size:smaller"
|-
! 発売日 !!タイトル !! [[規格品番]]
|-
| 2003年3月5日 || '''[[むすんでひらいて]]の謎''' || KICG-3077
|-
| 2003年9月26日 || '''[[五木の子守唄]]の謎''' || KICG-3078
|-
| 2004年9月1日 || '''[[赤とんぼ (童謡)|赤とんぼ]]の謎''' || KICG-3080
|-
| 2005年8月3日 || '''[[アリラン]]の謎''' || KICG-3230
|}

== ゲームソフト ==
* ※は[[スターチャイルド]]から発売。
{| border="1" cellpadding="3" class="wikitable" style="font-size:smaller"
|-
! 発売日 !!タイトル !! ゲームハード
|-
| 1987年8月7日 || '''ミラクルロピット 2100年の大冒険''' || rowspan="2"|[[ファミリーコンピュータ]]
|-
| 1989年3月17日 || '''[[ジーザス (ゲーム)|ジーザス 恐怖のバイオモンスター]]'''
|-
| 1990年11月21日 || '''コロダイス''' || [[ゲームボーイ]]
|-
| 1991年2月8日 || '''赤川次郎の幽霊列車''' || ファミリーコンピュータ
|-
| 1991年5月17日 || '''ラブルセイバー''' || rowspan="2"|[[ゲームボーイ]]
|-
| 1992年2月27日 || '''ラブルセイバー2'''
|-
| 1992年6月26日 || '''総合格闘技 アストラルバウト''' || rowspan="2"|[[スーパーファミコン]]
|-
| 1993年10月8日 || '''[[スーパー競走馬 風のシルフィード]]'''
|-
| 1993年8月27日 || '''勝馬予想 競馬貴族''' || ゲームボーイ
|-
| 1994年2月28日 || '''総合格闘技 アストラルバウト2''' || スーパーファミコン
|-
| 1994年7月29日 || '''勝馬予想 競馬貴族EX'94''' || ゲームボーイ
|-
| 1994年9月23日 || '''ラリーニクソン スーパーバスフィッシング''' || スーパーファミコン
|-
| 1995年4月14日 || '''勝馬予想 競馬貴族EX'95''' || ゲームボーイ
|-
| 1995年10月20日 || '''RINGS 〜アストラルバウト3〜''' || スーパーファミコン
|-
| 1996年3月15日 || rowspan="2"|'''フィッシング甲子園''' || [[セガサターン]]
|-
| 1996年5月31日 || スーパーファミコン
|-
| 1996年8月23日 || rowspan="2"|'''出世麻雀大接待''' || [[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]
|-
| 1996年12月27日 || セガサターン
|-
| 1997年3月14日 || rowspan="2"|'''フィッシング甲子園2''' || PlayStation
|-
| 1997年5月30日 || セガサターン
|-
| 1996年3月15日 || '''[[爆れつハンター|爆れつハンターR]]''' ※ || セガサターン
|-
| 1997年10月23日 || rowspan="2"|'''[[武者野勝巳|マリオ武者野]]の超将棋塾''' || PlayStation
|-
| 1998年1月15日 || セガサターン
|-
| 1998年8月6日 || '''[[3×3EYES 〜転輪王幻夢〜]]''' || rowspan="2"|PlayStation
|-
| 1998年9月10日 || '''[[どきどきポヤッチオ]]'''
|-
| 1998年10月16日 || '''新競馬貴族ポケットジョッキー''' || ゲームボーイ
|-
| 1999年1月28日 || '''[[:en:Duke Nukem 3D|DUKE NUKEM TOTAL MELT DOWN]]''' || rowspan="2"|PlayStation
|-
| 1999年3月11日 || '''[[ソウ楽都市OSAKA|奏（騒）楽都市OSAKA]]'''
|-
| 1999年7月23日 || '''ポケットルアーボーイ''' || ゲームボーイ
|-
| 2000年9月29日 || '''[[新世紀エヴァンゲリオン エヴァと愉快な仲間たち#『新世紀エヴァンゲリオン 麻雀補完計画』|新世紀エヴァンゲリオン 麻雀補完計画]]''' ※ || rowspan="2"|[[ゲームボーイカラー]]
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| 2001年12月21日 || '''[[超・占事略決|シャーマンキング 超・占事略決]] ふんばり編/メラメラ編''' ※
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| 2002年7月26日 || '''[[超・占事略決|シャーマンキング 超・占事略決2]]''' ※ || rowspan="4"|[[ゲームボーイアドバンス]]
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| 2002年12月13日 || '''[[超・占事略決|シャーマンキング 超・占事略決3]]''' ※
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| 2003年4月25日 || '''[[あずまんが大王#ゲームソフト|あずまんが大王アドバンス]]''' ※
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| 2004年4月23日 || '''[[宇宙のステルヴィア]]''' ※
|-
| 2005年9月9日 || '''[[瓶詰妖精|瓶詰妖精 〜はる・なつ・あき・ふゆ せんせいさんと一緒〜]]''' ※ || [[Microsoft Windows 98|Windows 98]] / [[Microsoft Windows 2000|2000]] / [[Microsoft Windows Millennium Edition|Me]] / [[Microsoft Windows XP|XP]]
|}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}

=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}

=== 出典 ===
{{Reflist}}

== 参考文献 ==
* [[レコード芸術]]（1954年1月、1958年2月など）

== 関連人物 ==
* [[林伊佐緒]]
* [[阿羅健一]]
* [[大月俊倫]]
* [[Johnny]]（浅沼正人）
* [[三嶋章夫]]
* [[森山敦]]

== 関連項目 ==
* [[Oh!sama TV]]
* [[TCエンタテインメント]] - 株主である[[TBSホールディングス]]傘下の映像ソフト会社
* [[怪談新耳袋]]
* [[西尾久]] - 東京都[[荒川区]]の町名。かつて当社のレコードプレス工場が所在した。

== 外部リンク ==
* [https://www.kingrecords.co.jp/ KING RECORDS OFFICIAL SITE]
* [https://news.kingrecords.co.jp/ KING RECORDS TODAY]
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* {{Mediaarts-db}}

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{{日本レコード協会}}
{{日本映像ソフト協会}}
{{日本の音楽}}
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[[Category:キングレコード|*]]
[[Category:日本の音楽・映像ソフト会社]]
[[Category:かつて存在した日本のコンピュータゲームメーカー]]
[[Category:音羽グループ]]
[[Category:TBSの歴史]]
[[Category:文京区の企業]]
[[Category:1951年設立の企業]]
[[Category:荒川区の歴史]]