SCRAMBLES
SCRAMBLES(スクランブルズ)は、日本の音楽制作プロダクション(サウンドクリエイターチーム)。代表取締役は松隈ケンタ。多様な音楽ジャンルを全て混ぜ合わせ、爆裂にカッコいいサウンドを作る集団であることから「SCRAMBLES」と命名。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-2-14 |
設立 | 2014年4月3日 |
業種 | 映像・音声・文字情報制作業 |
法人番号 | 5020001105320 |
事業内容 | 音楽制作 |
代表者 | 代表取締役 松隈ケンタ |
外部リンク |
scrambles |
概要
編集BiSH、BiSなどの音楽プロデューサー松隈ケンタが立ち上げたサウンドクリエイターチーム。スローガンに「爆裂」を掲げ、様々なサウンドや各々の得意分野の技術を駆使しながら、圧倒的スピード感と圧倒的な音のこだわりを常に追求している。
音楽業界では成立しないと言われているチーム体制での制作スタイルはテレビでも特集[1]され、音楽業界にインパクトを与えている。
これまでに手がけたアーティストはメジャー・インディーズ問わず、J-POPに本格的なロックを取り入れたサウンドに定評があり、BiSH、BiS、EMPiRE、GANG PARADE、中川翔子、Kis-My-Ft2、柴咲コウ等、様々なジャンルやサウンドを手がける。
アイドルミュージックの根底を覆すエモーショナルなロックナンバー、ダンサブルなエレクトロニック・ダンス・ミュージック楽曲を日々制作し、近年のアイドルがロックを歌うムーヴメントに大きな影響を与えたパイオニアでもある。2018年編曲家年間ランキング27位。
沿革
編集- 2011年
- 3月 - 松隈ケンタを中心に、サウンドクリエイターチーム「スクランブルズ」発足。
- 2012年
- 2月 - PINBALL.LAB スタジオ設立。
自主企画「ラボフェス」を月一で開催。
- 2013年
- 4月 - インディーズレーベル、「スクランブルレコーズ」を発足。
- 5月 - ラボフェスに続く自主企画イベント「サウンドスクランブル vol.1」渋谷Club Asiaで開催[2]。
- 6月 - 2回目の「サウンドスクランブル vol2」渋谷CHELSEA HOTELで開催[3]。
- 8月 - 「サウンドスクランブル vol.3」渋谷CHELSEA HOTELで開催[4]。
- 10月 - 「サウンドスクランブル vol.4」渋谷CHELSEA HOTELで開催。
- 2014年
- 4月 - 株式会社スクランブルズ設立。
- 5月 - 「サウンドスクランブル vol.5」渋谷CHELSEA HOTELで開催[5]。
- 9月 - 株式会社WACKとの共同企画「SCRAMBLES & WACK FES」渋谷Club Asiaで開催。
- 2015年
- 6月 - 東京・大岡山に「スクランブルスタジオ」を設立。
- 新人アーティスト、クリエイターの育成にも積極的に取り組む為、音楽スクール「スクランブルズミュージックカレッジ(SMC)」を開校。
- 2016年
- 5月 - 下北沢スタジオ・スクランブルズミュージックカレッジ下北沢校を開校。
- 2017年
- 9月 - 2回目となる株式会社WACKとの共同企画「SCRAMBLES & WACK FES」渋谷WWW Xで開催[6]。
- 12月 - 3回目となる株式会社WACKとの共同企画SCRAMBLES & WACK FES」Zepp DiverCity TOKYOで開催[7]。
- 2018年
- 4月 - 東京の東北沢にオフィスを設立。
- 10月 - 松隈の地元福岡県にスクランブル福岡スタジオを新たに設立。
リハーサルスタジオ利用やレコーディングブースを完備し、東京のスクールで培った技術を福岡でも教え、福岡の音楽シーンを盛り上げる一翼を担っている。
- 2019年
- 1月 - 九州・沖縄在住限定レーベル「scramble edge」を発足。2019年1月に第一弾アーティストにイカズチの髪をリリース以降、毎月1アーティストの配信リリースを続けている。
- 10月 - 松隈の故郷福岡にて自社企画「親不孝スクランブル Episode1」を天神DRUM SONにて開催。scramble edgeレーベルからPORFIDIO、空狐3000、SEAGULL、FOXEYES、FREE WALK FREEが出演し、会場を盛り上げた。
- 11月 - 福岡天神にオフィスを設立。東京と福岡合わせて5箇所に拠点をおくまでに成長。
株式会社WACKとの会社設立5周年記念イベント「SCRAMBLES and WACK 5th ANNiVERSARY PARTY」を開催。
BiSHやBiS、EMPiREなどWACK所属アーティストが出演し、業界関係者約600人が集まるイベントとなった。 - 12月 - 下北沢に新スタジオ「スクランブル代沢スタジオ」を設立[8]。
「親不孝スクランブル Episode2」を天神DRUM SONにて開催。scramble edgeレーベルからイカズチの髪、Seethrus、SEAGULLが参加。また、追加として福岡の若手バンド、アースピ-auspice-、THEコットンクラブが出演し、会場を盛り上げた。
- 2020年
- 2月 - 「親不孝スクランブル Episode3」を天神DRUM SONにて開催。scramble edgeのアーティストや、アースピ-auspice-などが出演予定。
所属ミュージシャン
編集- クリエイター
- 松隈ケンタ (Buzz72+)
- JxSxK (渡辺淳之介)
- 楠瀬拓哉 (ex.Hysteric Blue)
- 井口イチロウ(T.S.I)
- 田仲圭太
- 佐藤カズキ(T.S.I)
- 若山トシユキ
- 平野眞二郎(平シンジ)
- some
- 轟タカシ (Buzz72+)
- oni
- 豊住サトシ(T.S.I)
- 吉岡紘希(ex.plenty)
- エンジニア
- クリエイターユニット
- T.S.I(豊住サトシ、佐藤カズキ、井口イチロウ)
- TOPICS.LAB
- scramble edge
- イカズチの髪[9]
- 空狐3000[10]
- jam'[11]
- YUNOSY[12]
- PORFIDIO[13]
- 姫と家来。[14]
- Seethrus[15]
- SEAGULL[16]
- RELGUL[17]
- ペトリコール[18]
- The コットンクラブ[19]
- SCRAMBLE RECORDS
- JOVO
- THE INTEGRAL POULTRY(愛称INPO)
- タケブチアヤネとイグチ
- the milky tangerine
- convenience
- HORIZONS(松隈ケンタソロプロジェクト)
主な音楽プロデュース・アーティスト
編集- WACK関連
- その他
- 柏木由紀
- 中川翔子
- Kis-My-Ft2
- 柴咲コウ
- 夢みるアドレセンス
- 私立恵比寿中学
- halca
- Especia
- 井上苑子
- Aell.
- つばさFly
- 蟲ふるう夜に
- Tifan
- PiiiiiiiN
- POPPING EMO
- AZKi
- 江戸レナ
- 宮本佳林
- DISH//
- 香取慎吾
- HaSH
- MELiSSA
- Symdolick
ほか
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “#338 BiSHのヒットソングを手がけてきた松隈ケンタ氏の仕事場に潜入”. 2018年10月22日閲覧。
- ^ “松隈ケンタ×BiS 新レーベル立ち上げ公演でステージ初共演”. 2013年5月28日閲覧。
- ^ “「スクランブルレコーズ」JOVO、密矢ら総出演のイベント〈サウンドスクランブル2〉に観客熱狂”. 2013年6月22日閲覧。
- ^ “松隈ケンタ主催イベに個性派集結 インポーは新曲20曲付ライブ発表”. 2013年8月16日閲覧。
- ^ “松隈ケンタ主催〈サウンドスクランブル5“激HARD PARTY”〉にINPO、Conveniennceほか登場”. 2014年5月13日閲覧。
- ^ “SCRAMBLESとWACK、設立3周年ライブ開催”. 2017年7月10日閲覧。
- ^ “BiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiRE集結!衝撃発表にざわついた「WACKのフェス。」”. 2017年12月9日閲覧。
- ^ “BiSHサウンドを作り出すSCRAMBLESが新スタジオ開設、松隈ケンタの狙いとは?”. 2019年12月6日閲覧。
- ^ “第1弾アーティストリリース決定!”. 2019年1月27日閲覧。
- ^ “第2弾アーティスト 空狐3000 リリース!”. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “第3弾アーティスト jam' (ジャムダッシュ)リリース!”. 2019年3月29日閲覧。
- ^ “第4弾アーティスト YUNOSY(ユノシー)リリース!”. 2019年4月30日閲覧。
- ^ “第5弾アーティストPORFIDIO(ポルフィディオ)リリース!”. 2019年5月31日閲覧。
- ^ “第6弾アーティスト、姫と家来。リリース!”. 2019年6月30日閲覧。
- ^ “第7弾アーティスト、Seethrusリリース!”. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “第8弾アーティスト、SEAGULLリリース!”. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “第9弾アーティスト、RILGULリリース!”. 2019年9月30日閲覧。
- ^ “2019.10月度アーティストリリース情報”. 2019年10月31日閲覧。
- ^ “2019.11月度アーティストリリース情報”. 2019年11月27日閲覧。